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概要編集

藤本ひとみによるライトノベルのシリーズ。イラストは、いのまたむつみ

1992年から1993年にかけて、集英社コバルト文庫より『友愛クエスト』『親友アイテム』『初恋クエスト』の3冊が発行された。


2011年から、講談社青い鳥文庫より『探偵チームKZ事件ノート』として既刊の新装改定版続編が出版されている。こちらのシリーズでは、藤本ひとみは原作者としてクレジットされている。


あらすじ編集

小学6年生の立花彩は、中学受験を目指して進学塾・秀明ゼミに通っている。

あるとき彩は、塾の先生から勧められて秀明ゼミの特別クラスに入る事になる。特別クラスに赴くと、そこにいたのは塾の中でも偏差値70以上のエリート集団に属する男子生徒たちだった。

初めは個性的なメンバーに付いていけず戸惑っていた彩だったが、やがてさまざまな出来事を経て次第に彼らと絆を深め、成長していく。


主な登場人物編集

立花彩

主人公。初登場時小学6年生。中学受験を目指して秀明ゼミに通っている。5歳上の兄と、5歳年下の妹を持つ中間子。性格は、非常に周りの目を気にしやすく引っ込み思案。さらに、優秀なと可愛らしく素直なに挟まれている事にコンプレックスを抱いており、学校でも家庭でも孤独感を味わっている。秀明ゼミでの成績は下の方だが、国語だけは抜群に得意で、特別クラスのメンバーからは『国語のエキスパート』と評される。


若武和臣

秀明ゼミに通う少年。初登場時小学6年生。秀明の上位成績者しか入部できないKZ(カッズ)というサッカーチームに所属しており、エースストライカーとして活躍している。喜怒哀楽が激しく、目立つのが大好き。成績に非常に波があり、秀明ゼミの中では『ウェーブの若武』と呼ばれている。


黒木貴和

秀明ゼミに通う少年。初登場時小学6年生。サッカーチームKZに所属している。背が高く、大人っぽくて女の子に優しい。コミュニケーションスキルが非常に高く、人脈が広いが、ミステリアスな一面もある。


上杉和典

秀明ゼミに通う少年。初登場時小学6年生。サッカーチームKZに所属している。理論的でクールな性格。数学が得意で『数の上杉』と呼ばれている。


小塚和彦

彩と同じ『秀明ゼミ』に通う少年。初登場時小学6年生。おっとりとした優しい性格。特別クラスの男子メンバーの中では唯一サッカーチームKZに入っていない。社会と理科が得意で『シャリの小塚』と呼ばれている。


関連タグ編集

藤本ひとみ コバルト文庫

KZシリーズ

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