概要
このシリーズは、かつて集英社コバルト文庫より発行されていた『KZ少年少女ゼミナールシリーズ』の改訂版および続編である。
コバルト文庫版からの改定の際に、一部設定などが変えられている。
児童文学ながらもサスペンス要素が強いのが特徴。
2015年秋よりNHKEテレでTVアニメ版の放送が開始された。アニメ制作はシグナル・エムディ。
またこれに合わせる形で、講談社の漫画雑誌「なかよし」で漫画版が連載されている。
あらすじ
アーヤこと立花彩は、引っ込み思案な性格と兄妹へのコンプレックスから、家族でも学校でも孤立している女の子。
ある日通っている塾で国語の成績を見込まれて特殊クラスに入る事になり、そこにいたのは成績優秀・容姿端麗・運動神経抜群と三拍子揃い、女の子達のアイドルとなっている超個性的な4人の男の子達だった。
そしてあるちょっとした事件をきっかけに、5人はそれぞれの得意分野を生かして『探偵チームKZ』を結成し、その日からアーヤの楽しくてちょっとスリリングな日常が始まったのであった――……
主な登場人物
探偵チームKZのメンバー
立花彩・・・本作の主人公(ヒロイン)。通称「アーヤ」。文章力に長けている。別名、「国語のエキスパート」
若武和臣・・・秀明塾が所有するサッカーチームKZのメンバー。感情と成績の浮き沈みが激しい「ウェーブの若武」
黒木貴和・・・秀明塾が所有するサッカーチームKZのメンバー。幅広い人脈を持つ情報収集の名人。
上杉和典・・・秀明塾が所有するサッカーチームKZのメンバー。数学のエキスパートで通称「数の上杉」。
小塚和彦・・・秀明塾のメンバー。唯一サッカーチームには入っていない。社会と理科に優れた「社理(シャリ)の小塚」。
美門翼…秀明塾のサッカーチームKZの元メンバー。今は、秀明塾と敵対する塾、ハイスペックの塾生
七鬼忍…彩の同級生。秀明塾には入っていない。ITの天才で妖怪の血を引く一族の末裔。