概要
1974年より始まった日本のギャグ漫画向けの漫画賞。週刊少年ジャンプとジャンプSQの共同主催。元々手塚賞がストーリー漫画、ギャグ漫画の両方を審査していたが、第8回以降に本賞が設立されジャンルが分岐した。
手塚賞同様新人漫画家向けの募集型企画であり、小学館漫画賞や講談社漫画賞のような現行の連載作品を対象に賞を与えるものではない。
毎年上半期と下半期に分けられ、2度の選出が行われる。
上から「入選」「準入選」「佳作」の三段階に分かれており、それぞれ賞金が200万、100万、50万円贈られる。佳作は毎回選出されるが、入選と準入選は出ない年も多い。
手塚賞も入選が出ない事で知られているが赤塚賞はその比ではなく、令和元年までの91度の開催のうち、入選が出たのは計6作に限られる。
審査員
審査委員長
- 赤塚不二夫(第1回〜第68回)
審査員
- 澤井啓夫 代表作:『ボボボーボ・ボーボボ』
- うすた京介 代表作:『すごいよ!!マサルさん』『ピューと吹く!ジャガー』(「それゆけ!未確認飛行物体男」にて第34回赤塚賞佳作受賞)
- 増田こうすけ 代表作:『ギャグ漫画日和』(「夢 -赤壁の戦い-」にて第49回赤塚賞準入選受賞)
- 森田まさのり 代表作:『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』(第27回、29回手塚賞佳作受賞。手塚賞の審査員も務める)
- 大石浩二 代表作:『いぬまるだしっ』
- つの丸 代表作:『みどりのマキバオー』
- 麻生周一 代表作:『ぼくのわたしの勇者学』『斉木楠雄のΨ難』(「勇者パーティー現る」にて第64回赤塚賞準入選受賞)