概要
私立ホーリーランス学園(通称ホリ高)の1-Aに勇者とはかけ離れた性格の「勇者」(自称)、鋼野剣が担任教師としてやってくる。生徒の1人河野盾は鋼野に気に入られてしまい、様々な厄介ごとに巻き込まれる。
登場人物
鋼野剣(はがねの けん)
プロフィール
誕生日 | 6月10日 |
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血液型 | AB型 |
身長 | 174cm |
体重 | 60kg |
職業 | 教師(1-A→2-Dの担任、勇者部顧問) |
好きなモノ | バナナ、コーラ、ゲーム、盾 |
嫌いなモノ | 野菜全般、牛乳、勇者を馬鹿にする奴 |
声優 | 神谷浩史(斉木楠雄のΨ難) |
「勇者学」と呼ばれる胡散臭い科目?を担当しており、自分が受け持っているクラスの生徒や盾達勇者部の部員たちを振り回す。性格はすこぶる悪く、人間性においては勇者を彷彿とさせる点や美点が無い。
河野盾(こうの じゅん)
プロフィール
誕生日 | 1月6日 |
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血液型 | A型 |
身長 | 171cm |
体重 | 54kg |
職業 | 男子生徒(1-A→2-D) |
好きなモノ | ラーメン、メロンソーダ、委員長 |
嫌いなモノ | 虫全般、鋼野剣 |
声優 | 島﨑信長(斉木楠雄のΨ難) |
本作のツッコミ役。恐らくまともな人間は彼ぐらいしかいない…と思われたが私服のセンスがダサい。
鋼野に強引に誘われて勇者部に所属した。
宗村まさゆき(むねむら まさゆき)
プロフィール
誕生日 | 不明(やぎ座) |
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血液型 | A型 |
ニックネーム | ギロチンのまさゆき |
職業 | 男子生徒(1-A→2-D) |
好きなモノ | 鋼野剣 |
嫌いなモノ | 河野盾 |
声優 | 小野大輔(斉木楠雄のΨ難) |
「ホリ高四天王」の一人で喧嘩っ早く騙されやすい性格。Lv.1では鋼野に喧嘩を売っていたが、LV.2では改心して尊敬しているため、鋼野からうっとおしく思われている。河野には冷たい。
顔の傷は「るろうに剣心」にあこがれて付けた。
火野木望(ひのき のぞみ)
プロフィール
誕生日 | 3月2日 |
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血液型 | O型 |
身長 | 152cm |
体重 | 不明 |
職業 | 女子生徒(1-A→2-D) |
好きなモノ | はお金、紙幣、現金、福沢諭吉、マネー、ゲームと呼ばれるモノ全て |
嫌いなモノ | 嫌いなモノは場の空気を読めない人、小野石男、メンマ |
声優 | 茅野愛衣(斉木楠雄のΨ難) |
勇者部の紅一点。
元々はゲーム研究部の部長だったが、鋼野との対決に負けて勇者部の部員となる。
実家は「ラーメンひのき」を経営しており、魔道師のコスプレをしてバイトをしている。
小野石男(おの いしお)
プロフィール
誕生日 | 6月8日 |
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血液型 | A型 |
身長 | 165cm |
職業 | 男子生徒(2-B→2-D) |
好きなモノ | 食物全般、ギャルゲー、アニメ、火野木望、真道市杖、二次元の女の子 |
嫌いなモノ | 図々しい奴、自分の領域に踏み込んでくる奴、ダイエットコーラ |
声優 | 松風雅也(斉木楠雄のΨ難) |
勇者部の一員。元々はゲーム研究部の部員だったがry…。
外見と性格が共にに典型的なオタクであり、周りからは引かれている(同じゲーム部だった火野木と真道市にも)。
真道市杖(まどういち じょう)
プロフィール
誕生日 | 10月24日 |
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血液型 | AB型 |
身長 | 176cm |
体重 | 53kg |
職業 | 男子生徒(2-D) |
好きなモノ | TVゲーム、本、映画、音楽など退屈をつぶすモノ全て |
嫌いなモノ | 退屈、運動など体を動かすこと、小野石男 |
好きでも嫌いでもないモノ | 女 |
勇者部の一員。
火野木同様、元々はゲーム研究部の部員だったが、鋼野との対決に負けて勇者部の部員となる。
ゲームの腕はピカ一であり、ゲーム部のエースだった。
『斉木楠雄のΨ難』Ψ始動編では上記の5人がアニメ出演した中で彼のみ登場しなかった。
余談
この作品から、作者は『理不尽な暴力から笑いは生まれない』と学習した模様。また、燃堂から「しくじり先生」に出てた奴だ」と言っている。主人公鋼野の性格に読者の共感を得られなかったことが作品の商業的失敗の遠因であると編集部からも分析されたらしい。こういった反省から次々回作の主人公の性格を常識人かつ冷静なツッコミ役に据えるようになった。
一応、1年近くは連載していたのだが作者のTwitterによると、単行本全6巻の売り上げは、『斉木楠雄のΨ難』 0巻と1巻の合計売上数以下である。
作者のデビュー作で経験が浅いからか後の『斉木楠雄のΨ難』の登場人物のように変人だが根は善良な人間がおらず、逆に性格が酷い悪党が因果応報の罰を受ける傾向がない。
実際に本作の性格の悪い人物は迷惑行為を犯しても特にしっぺ返しを受ける描写が殆どなく、後味が悪い理不尽なオチが多い。
また、この作品に登場するゲルマニウムファンタジー(作中に登場するゲーム)や一部設定などは後の漫画で使用されている場合がある。
登場人物の声優は全員が『斉木楠雄のΨ難』にも出演している。
関連タグ
週刊少年ジャンプ 勇者 新世紀アイドル伝説彼方セブンチェンジ(次回作)