あろひろし
あろひろし
本名：田母神慈宏（1959年5月15日～）
日本の漫画家。制作スタジオは「スタジオぱらのい屋」。
デビュー当時からコミックマーケットに参加するなど同人活動を行い、2021年には徳間書店で打ち切りとなった「雲界の旅人」の続編をCAMPFIREでのクラウドファンディングによる受注生産同人誌の形で発表した。
1979年、漫画家をめざして絵を描きはじめる。
1980年、「スタートラブルスペコマE-1」で第13回赤塚賞準入選。秋本治のアシスタントとなる。
1982年、独立するが人気が出ず、加藤唯史のアシスタントとなる。
1984年、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で桂正和の代稿として絵柄を変えた「とっても少年探検隊」を連載し、再デビュー。桂の復帰により連載8回で終了。
1983年、「月刊少年ジャンプ」（集英社）へ移り、「優&魅衣」を連載。
1985年、「月刊少年キャプテン」（徳間書店）で「MORUMO 1/10」を連載。
1987年、「月刊少年キャプテン」で「雲界の旅人」を連載。「MORUMO 1/10」が「宇宙少女モルモ10分の1」としてフジテレビでテレビドラマ化された。
1989年、「月刊少年ジャンプ」で「シェリフ」を連載。
1990年、「月刊少年ジャンプ」で「ふたば君チェンジ♡」を連載。
1993年、「月刊少年キャプテン」で「ハンター・キャッツ」を連載。「シェリフ」の4年後の物語という設定。
1997年、「月刊少年キャプテン」が2月号をもって突然の休刊。「ふたば君チェンジ♡」を連載していた「月刊少年ジャンプオリジナル」（集英社）も3月号をもって休刊し、あろの主要な掲載先が消えた。以降、ぶんか社、学研、コスミックなどを渡り歩き、「忘れられた流浪の作家」となってしまう。
2004年、「まんがタイムジャンボ」（芳文社）で「ボクの社長サマ」を連載。9年近く連載され、以降、芳文社の雑誌を主な執筆先としている。
2009年、「まんがタイムファミリー」（芳文社）で「よめヨメかなたさん」を連載。
2013年、「まんがタイムジャンボ」、「まんがタイムファミリー」で「妖こそ!うつつの分校」を連載。
2014年、「まんがタイムファミリー」で「いにしえや浪漫堂」を連載。
太字は代表作
- 『とっても少年探偵団』
- 『優&魅衣』
- 『トリックスター』
- 『MORUMO 1/10』
- 『若奥さまのア・ブ・ナ・イ趣味』
- 『雲界の旅人』
- 『ふたば君チェンジ』
- 『シェリフ』
- 『ボクの社長サマ』
- 『よめヨメかなたさん』
- 『妖こそ!うつつの分校』
- 『いにしえや浪漫堂』
挿絵担当
- 『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』挿絵担当(著：秋津透、９巻まで)
- 『ハイパータイマー・ネーナ』挿絵担当(著：岬兄悟、1巻のみ)
