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真島クンすっとばす

じんないりゅうじゅうじゅつぶとうでんまじまくんすっとばす

『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!』はにわのまことの漫画作品。続編は『陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!』
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概要編集

にわのまこと作。

主人公・真島零が陣内流柔術を駆使して相手に挑む格闘アクション漫画。

漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1995年から1998年まで連載された。全15巻。

約6年後を舞台にしサスペンスの要素を取り入れた続編『陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!』は『コミックBREAK』(紙媒体刊行終了)⇒『週刊漫画ゴラク』⇒『別冊漫画ゴラク』⇒WEBコミック『ゴラクエッグ』(全て日本文芸社)にて2009年から2021年まで連載。現在20巻まで刊行、21巻で完結。

登場人物編集

真島 零(まじま れい)編集

本編の主人公。世界最強の格闘家(オトコ)を目指している柔術家。裏表の無い性格の熱血漢。

望月 土武郎(もちづき どぶろう)編集

零の師匠。陣内流柔術第11代目宗家。

飄々としていて適当な態度が目立つがその実力は極めて高い。若い頃はアメリカの異種格闘技戦で圧倒的な強さを誇り、レーザーズ・エッジの異名を取っていた。

道場を構えてはいるが、生計は接骨院を営むことで立てている。

零とのやり取りによると結婚していたようだが妻には逃げられたとのこと。

三浦 初(みうら はじめ)編集

零の友達(ダチ)。彼を献身的にサポートする頼れる相棒。いじめられっ子から一人前の柔術家に成長し、高校時代から片想いしていた女友達に成長を認められて恋人同士になったリア充

続編では零達がいなくなった道場を守っており、外面内面共に逞しくなっている。

沢村奈月編集

美沙の親友で零の同級生。『真島、爆ぜる!』から三浦の恋人。

陣内流道場を溜まり場にしているため零達と食事を共にしたりと美沙よりも出番が多い。一応ヒロインだった美沙と違って一度好きになった相手に対して一途であり、異性に対して誠実な性格をしている。

月形 錯羅編集

城之内将士に勘当された息子「広士」の孫で、将士のひ孫。天涯孤独の身で既に血縁者は一人もいない。

当初は日本の陣内流を偽物呼ばわりし、彼らを潰すために行動していたが零に敗北した後は仲間として行動を共にするようになり、年相応な面を見せるようになる。

小柄だが運動神経抜群で強靭なバネを持ち、足技や跳躍力を活かした戦いが得意。一方で小柄故に非力なことや孤独でサンドバッグだけが相手だったために実戦経験に乏しいのが弱点。

零よりも主人公らしい設定で出番も多いのだが本作一のかませ犬でもあり、錯羅が負ける→零が奮起するの流れがかなり多い。

ちなみに零達よりも二つ年上の18歳。

ステラ・フランシスコ・神崎編集

望月の元弟子、神埼光二郎の娘で錯羅の幼馴染。日本人とブラジル人のハーフ。

電車で痴漢に遭っていたところを零に助けられたことで彼に対して好意を寄せ、猛アプローチをかける。想い人には一途であり、零絡みだと美沙との仲が悪くなる。

錯羅のことは「チェリオ」と呼んでおり、応援、信頼しているが特に恋愛感情はない。光臨館の大会以降、錯羅と一緒に道場に居候している。

続編ではブラジルに戻っている。

桜井 美沙編集

『真島クンすっとばす!!』の一応ヒロイン野々宮のことが好きだが自分に気の有る零が他の女と仲良くしているのを見るの嫉妬するという優柔不断で我侭な一面を持っている。この優柔不断さから二人がぶつかり合うこともしばしばある。

ヒロインらしさが全くないわけではないものの、親友である奈月やステラが相手に一途なために相対的にどっちつかず感が強くなっている不憫なキャラ。

続編ではヒロインである亜利雛の登場に加えて野々宮への想いを自覚し、零の告白を一蹴したことで正式にヒロインの座から外れ、ヒロイン(笑)ですらなくなった。

桜井軍侍編集

フルコンタクト空手の流派「光臨館」の館長。美沙の父親。

当初は零を軽く見ていた(碇より才能が無いと断じた野々宮が勝てる程度)が、内藤や碇といった光臨館の猛者が彼によって倒された事で彼を認める様になる。

内藤誠示編集

光臨館大阪支部所属(碇引退後、神奈川支部へ移る)。三段。身長203cmでスカイフック(鎖骨折り右フック=鉤突き)が得意としており、この技は彼の代名詞にもなっている。

女好きのイケメンだが一方でかなりのサディスト。零との戦い以降は非情さこそ失ってはいないものの気の良い兄貴分となり、助言や協力をしてくれる。

続編では歌舞伎町にあるホストクラブで店長を務めている。

野々宮 拓馬編集

零の最初のライバル。空手初段。

口数の少ない一匹狼でぶっきらぼうな言動が多い。美沙の幼馴染で彼女に想いを寄せている(彼女の写真を学ランの胸ポケットに入れているというやや気持ち悪いところも)。そのため零とは衝突してばかりだが次第にお互いを好敵手と認めていき、友情を育む。

得意の蹴り技は美沙から「足技だけなら間違いなく全日本でも上位に入る」と言われる程で、初登場時はチンピラを足刀で数m蹴り飛ばしている。

主人公のライバルという普通ならかなりおいしいポジションなのだが、序盤はともかく作中での出番の少なさと零との周囲(マスコミを始めとした世間)からの評価の差から影が薄い(登場しなくなってから回想を除いて20年以上出番が無い)。

リーゼントがトレードマークだが、終盤ではロングの金髪になっている。

城之内 将士編集

陣内流柔術第8代目宗家。陣内流に近代化を加えて発展させた近代祖にして史上最強と謳われる人物であり、単身アメリカに渡り異種格闘技戦で20年間無敗という伝説の持ち主。

零達にとって“強さ”の象徴でもある。

上記の通り錯羅の曽祖父だが、彼、もしくは彼の両親の存在を認知していたかは不明。

月形広士編集

将士の息子で錯羅の祖父。物語開始時点で故人。

望月曰く「零よりタチの悪いバカ息子」で、直接登場はしないが作中でも屈指の問題児。

スラム街で陣内流の技を興味本位で使って暴力沙汰や傷害事件を数多く起こした挙げ句、陣内流の技術=人殺しの技術を利用して商売を始めようとしたことで将士の怒りを買い、脊髄の中枢神経の一部を陣内流殺法「丸筏」で破壊され、二度と格闘家として再起できない体にされた上で破門、勘当された。

以降は消息不明だったが城之内を名乗れなくなったことで「月形」を名乗るようになり、結婚、子供を儲けていたことが錯羅の存在から判明した。

錯羅にとっては優しい祖父だったようだが結局年老いても尚性根は変わらなかったらしく、自分に非があって破門、勘当されたにもかかわらず「自分の血を引いている錯羅こそが陣内流の真の後継者である」と未だに自分が城之内、陣内流の人間だと思っていなければ出てこない言葉を彼に吹き込んだ。錯羅が復讐鬼となったのも言ってしまえば広士の逆恨みが原因である。

尚、錯羅の語った「真の後継者である正当性」の内容があまりに彼や広士側に都合が良いことや真相を望月から聞いていた零が「オメーはなんかカンちがいしてねーか!?」と困惑していたことから、何故勘当されたのか等の都合の悪い部分は錯羅に聞かせていなかった可能性が高い。


柳瀬亜利雛編集

『真島、爆ぜる!』のヒロインでシリーズの正ヒロイン。

兄共々零のデビュー時からのファンで彼一筋。

童顔で小柄な体躯をしたギャル系の美少女で女子高生。

高い記憶力を持っており、兄が持っていた零関連の記事を全て記憶している。更に触れた人間の深層心理を見る特殊な力を持つ。


関連タグ編集

少年ジャンプ 漫画ゴラク 格闘技 柔術

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