概要
1990年に「UNDEADMAN」で第32回赤塚賞入選(ちなみに同賞は1974年の下半期から始まり、年2回のペースで2021年現在92回行われているが、歴代の入選者は彼を含めて6人しかおらず、しかも彼以来30年近く受賞者が出なかった)を取りデビュー。
1993年より『月刊少年ジャンプ』で「エンジェル伝説」の連載を開始。以来2000年までの7年間連載され、全15巻(集英社漫画文庫が全10巻)の単行本化に、(ごく序盤だけだが)OVA化(1996年12月13日発売)もされた。
「エンジェル伝説」完結から間もない2001年には、それまでの作風だったシュールギャグから一転したダークファンタジー「CLAYMORE」の連載を開始。2007年にはアニメ化もされるが、同年の『月刊』休刊に伴い、後継誌の『ジャンプスクエア』に移籍し、2014年に「エンジェル伝説」を大きく上回る全27巻の記録を立ち上げた末に完結を迎え、13年にも渡った連載に幕を下ろした。
ちなみに同じく『月刊』から『スクエア』に移籍した「ロザリオとバンパイア」の作者池田晃久は、「エンジェル伝説」9巻の頃に上京して仕事場を設立した際の初期メンバーの一人で、以来同作完結までアシスタントを務めていた(当時の経験から様々な事を学び、「師匠」と呼び慕っている)。
また『週刊少年ジャンプ』にも『月刊』休刊から『スクエア』創刊までの空白期間中に「CLAYMORE」の番外編が、連載終了から3年経った2017年には新たな読み切り作品「月光のアルカディア」が掲載される。
『週刊少年サンデー』にて上記の『ジャンプ』での読み切り作品「月光のアルカディア」を「蒼穹のアリアドネ」として改題、連載を開始する。
主な作品
「UNDEADMAN」
「エンジェル伝説」
「CLAYMORE」
「月光のアルカディア」
「蒼穹のアリアドネ」