概要
A型。身長は183cm。
1999年に漫画家としてデビューして以来、一部の作品休載などをはさみつつ活動をつづけ、2019年で活動歴20年目を迎えた。
三重県内の短大を卒業後、漫画投稿を始める。1998年に『夢-赤壁の戦い-』で第49回赤塚賞準入選を果たし、1999年5月の月刊少年ジャンプに同作が掲載され雑誌デビュー。(当時は「増田耕助」)なお、第48回の赤塚賞では『巨大合体鋼鉄戦士イカンダー』で佳作に入賞している。
以降、週刊少年ジャンプやジャンプスクエアなど、ジャンプ関連誌で短編を中心に活躍している。
2000年から2015年まで『ギャグマンガ日和』を連載。2016年からは『ギャグマンガ日和GB』と改題して連載を続けている。
また、2011年からは『ギャグマンガ日和』と並行して「キャラ作りをより意識した」という作品、『神々と人々の日々』の連載を開始。当初は「ジャンプ改」で連載されていたが、同誌の休刊に伴い「小説すばる」に移籍し連載を続けていた。こちらは連載十周年目にして無事完結。
独特の間を持ったギャグ、つかみどころのないキャラクターなど、シュールギャグを得意としている。シンプルな「ヘタウマ」的な画風が特徴。また、作中では時折構図に映画(特に洋画)などのオマージュが見られる。
日常⇔非日常の切り替わりの描写が秀逸で、ホラー漫画で原作を担当した際には「笑える」とされながらも、普段のギャグ漫画で描かれていた不条理や不気味さがこれまでにない形で表現されていた。
エピソード
- 『ギャグマンガ日和』に関して、連載初期は打ち切りが気がかりであったと単行本においても語っている(雑誌の最後の方に載る事が多いため。実際にはページ数などの関係で巻末近くに載ることが多かったとされる)。
- サウスポーであるが、箸は右手の方がやや使いやすいと発言している。
- 動物好きで、特に猫を飼っているため作中にもよく猫が登場する(ニャンコさん)。
- 小学生の頃、なんとなく鉛筆の削りかすを集めていたが、面識のない上級生からそのことを問われた際、集めていたことが急に恥ずかしくなって「あれでロボットを作る」と言ってしまい、それ以降集めるのをやめた。
- ジャンプ系作家であることや、赤塚賞受賞者同士、同じくシュールギャグを得意としていることからうすた京介とたびたび混同される。なお、うすたは増田のことを非常に高く評価しており、2007年にはコラボ漫画を製作した。
- 2021年5月末にTwitterアカウントを開設したのだが、当初は特に漫画家らしい告知等のツイートがなかったことやツイートが日常写真と落書きのみだったことなどから、本人に限りなく近いセンスを持つ偽物ではないかとも疑われていた。その後、ギャグマンガ日和公式アカウントから「ご本人ですのでご注意下さい」と注意喚起されている。