R-18指定で投稿されているものの、本来R-18の範疇に含むほどでなく、R-15程度に相当しうるイラストに対し、それを投稿者に指摘、あるいは投稿者を含む利用者に問題点を啓蒙する為に付けるタグ。
タグを付けた人の主観によるものなので、R-18にするかしないかは大体の目安程度にしかならない。
現状と問題点
ランクイン目的
R-18カテゴリの場合、全年齢カテゴリのランキングと比較して少ない得票でより上位にランクインすることが可能である(自主規制でR-15のタグを付けることもある)。
そのため、投稿者がランクインさせることを目的に、本来R-18ではないイラストをR-18指定にて投稿するケースも考えられる。そういったことが多発した場合、本来18禁のイラストのみで競われるべきランキングの公平性が失われ、R-18カテゴリのイラストを観覧する目的を持った利用者の利便性も欠いてしまいかねない。
理由もなく
明らかに18禁の要素がないか、R-15程度にもかかわらず、雰囲気やノリでR-18指定で投稿するといったケースも多数あり、18歳未満の利用者などR-18を非表示にしている場合、本来見られるべきイラストが見られないという事態が起きてしまう。そういった傾向は利用者にメリットはなく、投稿者にとっても特に意味のない行為であるといえる。
過度の自主規制、または判断できない
R-18の基準が明確ではないため、運営側による削除やペナルティをおそれ、また念のために自主規制でR-18に指定し投稿するケースも多い。
また、同人誌の表紙絵がそれほどきわどくないものでも、18禁扱いで発売する予定であればR-18のタグを付けて投稿するケースもある。
ただし、現状ではグレーゾーンのイラストが削除されることはまずない。
未成年者への配慮
R-18タグは18歳未満の閲覧者に対し、不適切な表現が含まれる作品または刺激の強い作品につけられることが推奨されている(ガイドラインより)。よってR-15レベルのイラストでさえ見る人間によっては問題となる可能性も存在する。その為の自主規制として。
対策
運営側が明確な基準を定め、周知させることが求められる。
それによって、グレーゾーンが生まれる余地を排除する。
ランクイン目的でのR-18指定についてはそれが恥ずべき行為だとする風潮を作る。
なお、検索上R-18タグと区別するためハイフンを除いて「非R18」と表記する。
R-18というほどでもないイラストの例
- 下着の露出・男性の上半身
- ケフィア・露出度の高い水着
- 乳首露出のない乳房・臀部の一部露出
これらはあくまでも大雑把な例であり、総じてこうであるというものではない(乳首を露出している絵はR-18、露出していない絵は一般ということではない)。