ロートス・ライヒハート
ろーとすらいひはーと
『Dies irae』の登場人物。CVはPC版が先割れスプーン、CS版が鳥海浩輔。
概要
第二次世界大戦当時の遺産管理局の職員。
ルサルカの思い人であり、ミハエルの親友。そして蓮の個我の元になった人物。蓮の「刹那を愛する」という渇望は元々は彼のものであり、永遠の時間の中で姿を留める刹那を好んでいた。
ドイツで多くの死刑執行人を輩出してきた名家、ライヒハート家の一員で、古く、由緒正しい首切り人の血統を持つ。メルクリウスが彼を蓮の個我の元として選んだのも、彼が斬首官の名門・ライヒハート家の出であったことと、彼の個我が己の渇望によって発生する世界を否定することを予測したため。
戦中はベルリンの遺産管理局に務めていた職員で、その頃に同僚としてルサルカと出会い、懇意にする。 その後出兵し、ミハエルと同じ隊に所属。意気投合し親友同士になるも、1944年に同じ戦場で戦死している。
黒円卓初期メンバーのほとんどと顔見知りであり、一部の面子には小さくない影響を与えた。
中でもルサルカに関しては片思いの相手だったこともあり、その後も彼女がラインハルトの走狗として戦い続ける原動力のひとつになっている。
ちなみに、作中で登場する彼の容姿は蓮と酷似しているが、これはあくまで蓮の主観で見た場合の姿であり、実際は全く違う容姿をしているらしい。