しんのすけ達カスカベ防衛隊が見つけた、遊具がブランコのみという小さな公園で出会った少女。白いワンピースを身につけて髪を後ろと両サイドに束ねた髪型をしており、「子どもはブランコが大好き。ブランコが一番楽しい」とブランコに対して異様なこだわりを持っており、しんのすけ達を半ば強引にブランコに乗せようとする。
しんのすけ達が公園から出られなくなったときも「いいじゃない、帰れなくても。ずっとブランコで遊べばいいのよ」と明らかに普通じゃないことを言い、しまいには公園から出たいというネネちゃん達に「ブランコに乗るのよ!!!」と恐ろしい形相になり襲いかかる。
しかし三人を追い詰めた瞬間、しんのすけが乗っていたブランコの鎖がちぎれて「もっと子ども達と遊びたかったのに・・・・・・・」と呟いて消えてしまった。あとに残ったのはずっと人が来ていなかったかのように草が伸び放題の公園と、壊れた古いブランコだけだった・・・・・・。
彼女は見捨てられたブランコが心を持った存在だったのか、今となってはその真実はわからない・・・・・・・