ノットトレジャーハンター
のっととれじゃーはんたー
概要
マップを探索し、イベントの都度選択肢を選びながら進めていくアドベンチャー形式。
イベントによっては怪物と戦うアクション要素もある。マルチシナリオ・マルチエンディングであり、
エンディング数は57個と多いが、実際は選択肢ミスによるゲームオーバーをエンディングに
カウントしただけで、ほとんどが選択肢による微妙な差分である。
操作性は悪く、ジェームズの走り方がカクカクした奇妙なオーバーモーションで、その走り方から
「ダバダバ走り」と例えられることが多い。
登場人物は全員フルボイスだが、ジャームズとカルミス以外の演技は非常にクセがあり、
演技力はおろか、基本的に棒読みだったり、そもそもの台本の内容や、ロードによる不自然な
間なども問題となる。
ちなみに、主人公ジェームズの声優はは池田秀一氏、ライバルのカルミスは故・塩沢兼人氏、
そしてイラストは末弥純と無駄に豪華である。
登場人物
ジェームズ・アークライト
学生時代にマヤ、インカなどのいわゆる「古代文明」の魅力に取り付かれ29歳になった今でも、
その謎を解き明かすために様々な遺跡を探索しているイギリス人の考古学研究家。
一般的なトレジャーハンターとは違い、遺跡に眠る財宝を漁ってそれで金儲けしたりはせず、
純粋に古代神秘の追求のためにトレジャーハンターをやっている。
ある日彼のもとに届いた差出人不明の手紙に従い、彼は神秘の洞窟に向かう。
必殺技は英国紳士キック(フリークが勝手に名づけたもの)で、むしろ所持している銃が
操作の都合で使いにくいため専らキックで戦うことが多い。
状況によっては「私も仲間に入れてくださーい!」などのふざけたセリフを発することが多い。
カルミス・ウィッシュバーン
ジェームズのライバルにして幼馴染。女性を人質に取るなど卑怯なところもあるが、
とある選択肢では「ライバルが死ぬのはつまらんからな」とジェームズを見逃すなど
堂々としたところもある。とあるルートでは石の仮面をかぶって不死身の怪物となるという
どこかで見たような展開になることがある。
キャプテン・ゴールド
エレノアを守る海賊の幽霊。「宝は死体に囲まれてこそ価値がある」という理念を持つ。
幽霊のくせにキックなどで倒されるのは幽霊としてどうなのだろうか・・・。
リサ
リザードマンに襲われている女性。ルートによってはカルミスの仲間であることが判明する。
パッケージイラストではメインヒロインのようにジェームズの隣にいるという優遇っぷり。
ジェミー
リザードマンと戦っているところでジャームズと出会う女性トレジャーハンター。
性格は強欲らしく、ジャームズが見つけた宝を要求することがあるが、渡すと彼女に
殺されてしまうものの、拒否すると本性を現してジェームスを後ろから殺そうとするが、
遺跡の罠によって消滅してしまうという自業自得の末路を遂げることがある。
ベネット
アマゾネスの女性。彼女曰く男性を見るのは10年らしい。村長に生贄にされそうになるが
ジェームズに助けられる。
アマゾネスの村長
アマゾネスの集落の長。自分の不老長女のために無数のアマゾネスの犠牲にしている外道。
正体はクモのような姿をしており、攻撃力が高い。
リザードマン
洞窟に潜むトカゲいわゆる敵キャラ。すこし攻撃を受けただけで自分から崖から落ちていく。
そのために、フリークからつけられたあだ名が「鬱トカゲ」。