ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:coco
編集内容:本文の追加

みなさん、私の命を半分あげます。だから、この人に命をあげてくれませんか?

CV:豊崎愛生

人物像

ドルシア軍事盟約連邦の王女。

桜色の髪に赤い瞳、王族特有らしい紫と赤のアイシャドウや三つ編みに加え、口紅をしているのが特徴的。

幼少期はお団子で、ビンディのような赤い点が額にあったが、現在はサークレットをつけているため確認は出来ない。

衣装はロングスカートに見えるが、パンツスタイルである。

10年前にエルエルフが収容施設から脱走した際、偶然出会った彼女を人質に取り兵士を脅すが、彼女は「私の命を半分あげるから、この人に命をあげて欲しい」と言い「女の命」である髪を半分切って渡し、その場を収めている。

OPやEDに姿はあったものの、8話まで彼女の名前も立ち位置も明らかにされていなかった。

しかし、「リーゼロッテ」がエルエルフの革命の動機であることが初期から示唆されている。

エルエルフの回想によるリーゼロッテ

1話

ハルトの「半分こ」という発言を耳にした途端、潜入中の任務であるも憤りを見せ、

「お前はハムエッグの黄身も愛した女も、ナイフで半分こに切り分けるのか。幸せは半分こに出来ない」

「お前が戦いたくなくても向こうが殴ってきたらどうする?ヘラヘラ笑って勝ちを譲るのか?譲れないなら戦うしかない」

と言い放ち、二度目に会った時にはハルトをヴァルヴレイヴ奪取のため殺害した後、

「俺はまた勝ったよ、リーゼロッテ」と呟いていた。

7話

戦いの為エルエルフをジャックしたハルトが、彼の制服から幼少期のリーゼロッテの写真を見つける。

ハルトは何故か分からないものの、溢れ出る涙を堪えきれず嗚咽する。

写真の裏にはLicht(リヒト=ドイツ語で「光」)という言葉が書かれており、8話のタイトルが「光の王女」ということから、リーゼロッテを指す言葉だと思われる。

8話

エルエルフの回想により、リーゼロッテとの出会いが明かされる。

「何が半分こだ、その甘さが・・・」

その苦渋の表情から彼女の甘さに救われたことと別に、自分自身の過去の無力さを悔いているようにも見受けられる。

17話

自身はヴァルヴレイヴの適合者になれず、乗ることに躊躇いを見せたハルトへ珍しく感情を露にした。

「なら、お前にはわかるのか、力を持つことも出来ない俺の気持ちが!」

「俺に、ヴァルヴレイヴさえあれば・・・!」

現在のリーゼロッテ

5話

ドルシアで幽閉されており、窓の外を眺める後ろ姿が一瞬見られる。

14話

5話以来の登場。

エルエルフ達が地球降下する大気圏突入の光を見ていることから、地球のドルシア領に幽閉されていることが判明。

光を見て「綺麗・・・」と呟く様子は、どこか幼さも感じられた。

16話

カインと自室で会話し、マギウスの印がある機械へ入っていた。

カインとヴァルヴレイヴについて話す姿はどこか毅然としており、「学生の国なんて夢のよう」と話していた。

18話

今から3年前、エルエルフに連れられ逃亡しようとするが、

「わたくし達の先には、まだ道はないのです」

というリーゼロッテの言葉で断念。

そして現在、カインからマギウスを裏切ったと言われ、機械により「RUNE(ルーン)」を搾取されていた。

また、リーゼロッテが王党派のクリムヒルトと内通していたこと、「ミハエル」という知る者の少ないエルエルフの本名をきっかけに、エルエルフが城内へ侵入。

「三年前とは違う。俺は道を作った。あなたを守る為の国を手に入れた。リーゼロッテ」

「ミハエル・・・」

「俺に、さらわれてくれ」

遂に、再会を果たすが・・・。

その他

シルフに掲載された外伝漫画では、総統派のクーデターにより王族は処罰されたが、リーゼロッテは王位継承順位上位のため幽閉され無事であるらしい。

継承順位下位のアードライ曰く、「皆に愛される、可憐で心の優しい御方」とのこと。

年齢 16才

誕生日 7月11日

星座 蟹座

血液型 A型

身長 145cm

好きな物 ババロア

嫌いな物 酸味のきついもの

趣味 刺繍

苦手な物 血

バスト Bカップ

ここからネタバレの為、注意。

エルエルフが現れたことに戸惑うリーゼロッテに対し、エルエルフは命を助けられた恩返しであること、そして何より2度の短い時間だったが「愛している」のだと想いを告げる。

「貴方はとても若い」と意味深な言葉を返すリーゼロッテ。

ハルトへと託された彼女は、自身がマギウスであること、そしてマギウスの歴史を語り始める。

数百年前、不慮の事故によりマギウス達は地球に漂着し、母星へ戻れないまま生きていくことになった。

形を持たない彼らは動物、そして人間の身体をジャックし続け、唯一の食料になるRUNE(ルーン)の摂取をすることで現在まで生き続けていた。

そんな中、いつしかリーゼロッテは人との共存を望み始め、自分達マギウスのことをさらけ出し、新しい道を探そうとしていた。

だが、マギウスの存在を秘匿しようとする101人評議会から罰を受け、自身のRUNE(ルーン)を吸われ、いつ命が尽きてもおかしくない状態で生かされていた。

また、自分は「人間の敵」であり、愛してくれると言ったミハエルとは行けないのだと別れを切り出すが、ハルトが勝手に決めつけるな、エルエルフは望んでいない、貴女を幸せに出来ると説得。

一方、地上で一人残ったエルエルフは、満身創痍になりながらシャトルを発射させる。

「逃げろ・・・リーゼロッテ」

そう言い力尽きるように見えたその時、ハルトがヴァルヴレイヴでエルエルフを救出。

しかし、シャトルが敵の攻撃により損傷を受ける。

「ミハエル・・・私だって」

何かを決意したリーゼロッテは羽のような緑の光を纏い外へ飛び出し、自分のRUNE(ルーン)を使い修復していく。

そして、思い出される過去の記憶。

「ミハエル・・・私、本当に嬉しかった。

 愛していると言ってくれたこと。

 私たちは肉体ではなく、心の生命体。

 それなのに、人間の言う『愛』ってよく分からなかった。

 でも、あなたのお陰で、今は分かるような気がするの・・・」

最後の力を振り絞るリーゼロッテの記憶が、次々と消えていく。

 ミハエル・・・

  私も・・・

  愛したかった・・・・・・

遂に最後の記憶が消え、身体が空中へと投げ出される。

エルエルフの悲痛な叫びを残し、シャトルは宇宙へと向かって行った。

関連記事

編集者:coco
編集内容:本文の追加