概要
2007年8月に連載が開始され、2009年3月に完結した。
密室に閉じ込められた6人の『ウサギ』による『オオカミ』退治と舞台からの脱出を描く、いわゆるデスゲームものの作品。
世界観は人狼ゲームを元としている模様。
ドラマCD版が存在しており、そちらは全ての登場人物が異なるオリジナルストーリーとなっている。
ゲームのルール
ラビット・ダウト
・参加者は廃屋へバラバラに閉じ込められ、『オオカミ』との戦いや脱出を目指す。
・オオカミは参加者『ウサギ』の中に潜んでいる。
・ウサギがオオカミを突き止め脱出するかオオカミがウサギを全滅させた時点でゲーム終了とする。
鍵のかかった扉
・廃屋の各所には『鍵のかかった扉』が存在する。
・扉を開くには、参加者の身体に記されたバーコードをスキャンさせなければならない。
・一度スキャンされたバーコードは二度と他の扉で使用できない。
・一度バーコードをスキャンさせた扉は、以降そのバーコードのみで開ける。
・オオカミは全ての扉を開く事が出来る。
登場人物
相川裕(あいかわ・ゆう)
主人公。女の子に優しいが、それ故に尻に敷かれやすい少年。
全参加者の中で唯一、バーコードを所持していない。
芳山美月(ほうやま・みつき)
裕の幼馴染。強気な性格をしている。
ケンカにも長けており、よく彼を庇う事が多かった模様。
星栄治(ほし・えいじ)
チンピラめいた強面の男。
根は善良で情に熱いが、キレると暴走し手がつけられなくなってしまう。
明智はるか(あけち・)
姉御肌でサバサバした女性。
その容姿や性格から、参加者一同のまとめ役も兼任している。
羽佐間レイ(はざま・)
参加者では最年少の少女。
足が悪く車椅子に乗っており、バーコードも足にある為ゲームでもハンデを抱えている。
駒馬一(こまば・はじめ)
医学生を自称する眼鏡男子。
作中で『駒場一』とも呼ばれているが、どちらが正しいかは不明である。
火傷の男
裕達を監視カメラ越しにモニターで眺める、謎の人物。
ゲームマスターにしてはバーコードを所持しているようだが……?
関連タグ
JUDGE 同作者の次作。同じくデスゲーム。