マツダ・ラピュタ
まつだらぴゅた
マツダが販売していた軽自動車。スズキ・KeiのOEM供給を受けて販売していた。
概要
スズキ・Keiのマツダ仕様である。セダンとSUVの間の新しいジャンルの軽自動車として登場した。セダンより高めの全高と大径タイヤが特徴。最低地上高を高くし悪路走破性を高めている。
ほとんどの立体駐車場を苦にしないセミトールスタイルに、視界の良いヒップポイントを採用したパッケージをもっている。
搭載するエンジンは直3DOHC-VVTと同ターボ、それに直3SOHCターボの3種類。VVTエンジンは平成12年度「優-低排出ガス」、ターボエンジンは「良-低排出ガス」認定を取得している。
ターボグレード(S-turbo,X-turbo)のベース車でもある、E-limitedは、「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」・「平成22年度燃費基準+5%」に認定され、グリーン税制対象車に指定されていた。
歴史
1998年10月の軽自動車新規格化に伴って、1999年3月24日発表。当初は単にKeiのバッジ違いでしかなかった。
2000年:マイナーチェンジ。他のスズキOEM車両同様に五角形のマツダグリルが与えられた。このマイナーチェンジから5ドア車のみとなり、当初の3ドアハッチバックボディも設定するSUV的な性格は一掃されている。
2001年:インパネが、センターパネルに厚みをもたせたデザインに一新された。
2005年12月:カタログ落ちの為、販売終了。
車名の由来
ガリヴァー旅行記に登場する浮島の「ラピュータ」に由来する。