概要
『モンスターハンター4』に登場するモンスターの一種。
『モンスターハンターポータブル 2nd G』のクイーンランゴスタ以来となる久々の甲虫種のボスモンスターであり、
アオアシラやドスジャギィ等と同様中型モンスターに分類されるモンスターである。
別名「徹甲虫」「軽量級の兵士」。
主に空中を飛行しながら生活しており、自分から進んで地上に降りてくることはまれ。
上空から索敵行動を行い、獲物や外敵を発見すると鋭い爪や角を武器に襲いかかってくる。
また、尾部から腐食液を大量に飛ばして積極的に相手の防御力を下げようとしてくる。
PV4弾では、謎のサソリ型大型モンスターに捕獲され、そのモンスターと無理矢理合体させられる(…ように見える)という衝撃的な映像も飛び出した。
このモンスターはアルセルタスと同種の雌雄関係にあたるゲネル・セルタスというモンスターである。
アルセルタスはゲネル・セルタスの発するフェロモンに強く惹かれる性質があり、フェロモンに応じて攻撃を行うほか、自立飛行のできないゲネル・セルタスの飛行を介助したりするという。
そして場合によっては彼女のエサにされる。
…ゲネル・セルタスは響狼夫妻やリオス種を見習うべきではないだろうか。
亜種
モンスターハンター4Gに登場。別名「斧甲虫」。
原種とは違って二又に湾曲した角が特徴で、麻痺毒を含んだ液体を発射する。
砂漠地帯に適応した結果、なんと地面に潜るようになった。
セルタス夫婦の技には、アルセルタスの角を利用した重い突進攻撃があったが、角が増えたことにより「不可能なのでは?」と予想された。が、そんなことはなく普通に使ってくる。
またゲネル・セルタス亜種に対する扱われ方はどうなるかというと、
無理矢理地中から掘り起こされるわ、尻尾で獲物ごと叩きつけられるわ、挙句の果てにはブレスと共にハンター目掛けて発射され、着弾と同時に木端微塵に消し飛ぶわと原種以上に惨い扱いをされるようになってしまった。
そのせいでついたあだ名が「不幸虫」。旦那さんが幸せになれる日はくるのだろうか…
…いや、彼らはそもそも奥さんにいいように使われているのが嬉しいんだろうか。
なにげにモンスターハンターシリーズで唯一体が木端微塵に砕けるボスモンスターである。
余談
ゲネル・セルタスの項目にもある通り、一部のシステム的な制限を除き、ゲネル・セルタスの狩猟クエストには確定でアルセルタスが乱入する仕様になっている。
結果ゲネル・セルタスの狩猟後に部位破壊による追加の素材、下手すれば低い体力故に討伐で追加報酬も狙えるためハンターからは剥ぎ取り後のクエスト帰還までの一分の暇つぶしで襲われる事も多い。不幸虫のあだ名は伊達ではない。
そしてモンスターハンター総選挙ではウラガンキン亜種と並びアルセルタス亜種が投票された中では最下位を記録。ここでも不幸虫としての本領を発揮してしまった。