概要
連合王国の海兵魔導部隊の指揮官。階級は中佐。多国籍義勇軍の大隊長であり、メアリー・スーの上官に当たる。
原作小説（書籍版）におけるドレイク中佐に相当するキャラクターであり、設定・容姿もそれに準拠している。アニメ版の第1期ではサー・アイザック・ダスティン・ドレイク中佐（後に大佐）が原作におけるドレイクの役回りを一部担っているため登場しない。劇場版からアイザックの甥としてウィリアムが初登場し、アイザックとも会話している。
人物
若く精悍な男性。熟練の現場指揮官であり、航空魔導師としての能力の高さに加えて野戦将校としての豊かな経験も持つ。そのため上層部からの評価も高く、合州国や連邦などとの合同任務に駆り出されることが多い。
しかし、本人は政治家の都合に振り回され、やたらとターニャの部隊と戦う羽目になる自身の境遇に辟易している。おじとの会話では「（政治家の）見栄に練度の低い新兵ばかりの部隊で付き合わされる」「遺族年金がいくらになるか……」と愚痴をこぼす場面も。特に、そうした政治的な駆け引きの理解に乏しく、命令を度々無視して勝手な行動を取るメアリーに頭を悩ませる（そして当のメアリーからは煙たがれる）ことが多い苦労人。
東部戦線で多国籍部隊の指揮官をやらされた経緯から、同部隊に従軍記者として帯同していたアンドリューと面識があり、後世でもアンドリューの取材を受けている。
原作・アニメ版では落ち着いた熟練の指揮官として描かれるが、漫画版では少々血気盛んな性格の人物として描かれる。
