ピクシブ百科事典

エンヴィー

えんゔぃー

漫画「鋼の錬金術師」に登場するホムンクルスの1人。
目次[非表示]

人間ってほんと愚かだよねぇ。無駄なことに命かけちゃったりしてさ

CV:山口眞弓(03年版) / 高山みなみ(FA)

概要

鋼の錬金術師』に登場する七人のホムンクルスの一人。
ウロボロスの組織の一員で、『七つの大罪』の『嫉妬』を司る。

中性的な容姿・服装をしており、性別は不明。上半身がガッシリとしており、口調も特に感情が高ぶると荒っぽくなることが多いため男性かと思われるが、下半身がかなりスラっとしていてセクシーなため、やはり定かでない。ちなみに、一人称には男性的な「俺」「僕」や女性的な「私」「あたし」などではなく、「このエンヴィー」という独特な言い回しを使う(ただし、マルコーにやられて弱った時は、「俺」「私」と二つの一人称を使っていた。アニメ「FA」ではカットされているが、原作では「僕」も使用している)。

一見するとひょうきんで、人を小馬鹿にするようなキャラだが、その性格はラストから「仲間内で一番えげつない」と称されるほどに残忍で狡猾。どこまでも人間という存在を「ゴミ虫」「虫けら」と見下しており、人間同士が争い合う様を嬉々として観察している。
ホムンクルスの中では特に感情が豊かで、かなり饒舌。人が決して触れてほしくない所に敢えて触れたり他人の神経を逆撫でする事を好んだりとかなり嫌らしい性格。
普段は飄々とした体を装っているが激昂しやすく、特に自身の容姿に関して触れられると一気に怒りのボルテージが上がる。また、自分が見下されると怒って冷静さを失うなど、思慮の足らない部分が見受けられる。
変身能力を有しており、年齢・性別を問わず、犬などの動物にも変身出来る。変身対象にほぼ制限はないが、あくまでエンヴィーが得た情報に左右されるため、決して完全というわけではない。(実際に、マース・ヒューズ中佐を殺害する際、マリア・ロス少尉に変身したが、彼女の左目に泣き黒子があるのを知らずに変身したため、偽者だと見破られている)
見た目は小柄でスタイルがいいが、その一方で体重はかなり重いもので、当人の正体がかなりの巨体であることを示唆している。
その一方で、危機的状況を脱する為にエドの要請を憎まれ口を叩きながらも受け入れて共闘する時にはそれなりに律義な一面を見せている(高山みなみの発言より)。

また基本的には相手を騙したり翻弄する戦い方をするため、単純な戦闘能力はホムンクルス達の中では低め。

人気投票ではホムンクルス達の中で唯一毎回TOP10入り(第1回目:9位、第2回目:5位、第3回目:6位、第4回目:6位)している(他に10位以内に入ったホムンクルスは第4回7位のグリードのみ)。

正体

原作とそれに沿った2009年アニメ(FA)と、オリジナル要素の強い2003年アニメで差異がある。そもそも、2003年アニメでは原作の名前と外見を借りているだけでほぼ別人である。

原作漫画及びアニメ2009年アニメ版FAにおける正体と結末


鋼の錬金術師第51話「闇の扉」より
おつかれさま



巨大なトカゲのような体の表面に無数の人の顔や体が生えたグロテスクな怪物であり(怒ったり、戦闘に劣勢に陥ると変身することが多い。)、核である賢者の石の残量が1になると哺乳類の胚のような姿になる。この状態ではまともに行動できなくなり、大きさも大人の掌ほどにまで小さくなる。しかし、他人の肉体を乗っ取って吸収し、直接賢者の石の残量に還元することで元の大きさに戻ることが出来る。アニメでは声のトーンも変わる。怪物姿の際も、胚のような姿の際も、体色は爬虫類のような緑色をしている。

最後の対決の際に、ロイ・マスタング達に自分がヒューズを殺したことを明かし、更には彼の死を侮辱するなどしてマスタングを挑発したことで彼の怒りを買い、凄まじい炎の猛攻で半死半生にまで追い詰められる。往生際悪く、ヒューズに変身してマスタングを油断させようとしたりマスタング本人に変身してリザ・ホークアイを欺こうとしたりしたが、それらの卑劣な策も通用しなかった。遂には体を燃やし尽くされて本体が残ったところをマスタングにトドメを刺されかけるが、憎しみに囚われる彼を見かねたエド達に止められる。
それでもなおエド、スカー、マスタング、ホークアイを十八番の口車で誘導し同士討ちを狙うも、既に憎しみを捨てていた4人には通用せず、逆に「人間を嫌っている一方でその人間を羨み、嫉妬していた」という自身の本質を、最も嫌っていた人間であるエドに理解されてしまい、その屈辱に耐えきれなくなり、自ら賢者の石を剥がして自害する。その際初めてエドのことを「鋼のおチビさん」ではなく本名の「エドワード・エルリック」と呼んで消滅していった。
なおその最期を見届けたマスタングは「自死か…卑怯者め」とやるせなさそうに呟いている。

実力ではマスタングに完全敗北し、エドに本質を理解されたことで精神的にも追い詰められた末に破滅するという形となった。

2003年版アニメ及び劇場版における正体と結末


ダンテホーエンハイム・エルリックの間に生まれた息子が水銀中毒で死に、それをホーエンハイムが人体錬成で復活させようとした結果生まれたホムンクルスという設定。50話で見せたホーエンハイムに瓜二つの顔は、エドの虚を衝く為に変身したものであり、彼の元になった人物の顔ではない。結局、『生前の姿』という意味での“正体”は謎のままである。

2003年版放送当時は原作においてまだ真の姿は出ていなかったために変身能力以外には特別な力は持っていない。その代り単純な戦闘能力は原作以上に高い。他のホムンクルスたちのように突出したものがない代わりに身体能力そのものがずば抜けており、プライド(今作での正体はキング・ブラッドレイ)や今作におけるラースすらも超えている。
TV版最終回においてはエドを殺害した後、ホーエンハイムを追うため変身能力を対価にしてリヴァイアサンの姿になり門の向こうへ旅立った。出番の多さや活躍からダンテと共に実質的なラスボスの一人という見方もできる。

「僕は行くんだ!あいつの…父さんの所へっ!!」

続編である劇場版『シャンバラを征く者』では、アニメ本編の最後にちらりと見せたドラゴンのような姿(レヴィアタンがモチーフと思われる)で登場し、エドと戦うことになる。最終的にはトゥーレ教会によって捕縛され、『扉』を開くための対価となって消滅した。


劇場場においてはあっさり退場してしまったが、TV版においてはやりたい放題やった末にほぼ勝ち逃げに等しい結末のためあらゆる面で原作とは対照的と言える。

関連イラスト

鋼よいしょ 部分4 エンヴィー
嫉妬の日記念


こんな醜い姿になってまで
えんびえんびえんび



関連タグ

鋼の錬金術師 ホムンクルス
七つの大罪 嫉妬
グリエン 中性 性別不詳

pixivに投稿された作品 pixivで「エンヴィー」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2813197

コメント