概要
490万年前~1万3400年くらい前まで南米に生息していたゾウの仲間。名前は「キュビエとフンボルトにちなんだもの」という意味で、コイツの化石を発見・研究した学者の名前が由来。
肩の高さが2.3メートル、大きさは5メートル程度と現代のゾウより少し小柄で、見た目は現代のものと似ているが、牙にらせん状のエナメル質の帯があったり、ゴンフォテリウムの仲間なので歯の作りがやや原始的だったりといった特徴がある。ただしゴンフォテリウムの特徴である下あごの牙はなかった。因みにこの時代に生息していたゴンフォテリウムの中では、所謂最後の種類でもある。