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ジャスティン・ガトリン

じゃすてぃんがとりん

ジャスティン・ガトリンはアメリカ合衆国の陸上選手。専門種目は短距離走。2004年アテネ五輪の金メダリスト。自己記録は100m9秒74(世界歴代5位)、200m19秒57(世界歴代6位)。ウサイン・ボルト最大のライバルとして知られる。
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経歴

大学時代

2001年の全米学生選手権で100mと200mの二冠を達成した。この時から、ガトリンの特徴であるストライド走法が注目された。

また当時は短距離走以外に110mH、三段跳びなどに挑戦していた。

2003年

3月にイギリス・バーミンガムで行われた世界室内陸上60mに出場し、自己記録となる6秒47で初の世界王者に輝いた。

100mでは自身初となる10秒の壁を突破する9秒97を記録。しかしシーズン中の怪我の影響で、8月にフランス・パリで行われた世界陸上に出場することは出来なかった。

2004年

6月の五輪代表選考会で2位に入賞し、アテネ五輪の切符を掴む。

7月のアテネ五輪100m2次予選で自己記録となる9秒96をマーク。決勝では前回大会覇者であるアメリカのモーリス・グリーンや、シーズン無敗を誇っていたジャマイカのアサファ・パウエルらを下し、自己記録を大幅に更新する9秒85で初の五輪金メダルを獲得した。なお、この記録は従来の五輪大会記録に0秒01まで迫る好記録だった。

200mでは、同じアメリカのショーン・クロフォード、バーナード・ウィリアムズに次ぎ銅メダルを獲得。アメリカ選手3人が表彰台を独占した。

4×100mリレーでは、2走のガトリンと3走のコービー・ミラーとの間でバトンミスがあり、1位と0秒01差で銀メダルに終わった。

2005年

6月の全米選手権を制し、ランキングトップで臨んだ世界陸上では100mと200mで大差をつけて二冠を達成。前年の雪辱と三冠が懸かった4×100mリレーでは、他走者のバトンミスがあり失格に終わった。

ドーピング

2006年5月にカタール・ドーハで行われた競技会で、ジャマイカのアサファ・パウエルが保持していた世界記録を0秒01更新する9秒76をマークする。しかし1ヶ月後、ドーピング違反薬物であるテストステロンが検出され、8年間の出場停止処分を下された。ガトリンは「故意ではない」と主張し、国際アンチドーピング機関はこの訴えを受け入れ、出場停止期間が半分の4年間に減らされた。


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