概要
『スーパーロボット大戦Z』における異星人の軍事同盟。星間連合の一種。
名前の由来は、同盟が締結された場所であり、連合の拠点でもある月面のスカルムーン基地から。
「ブレイク・ザ・ワールド」後にガイゾック、ベガ星連合軍、エルダー軍、アルデバロン軍で結成され、後にゼラバイアも加入した。
上述の通り、一応協力関係にあるが……作戦の方針について足並みが揃わないことも多く、あくまで相互不可侵の協定を守っているだけとの印象も見受けられる。
その辺りの不和については、端的に言えば「外道」と「外道になりきれない悪役或いはきちんとした信条を持った敵役」が連合体を組んでいることに原因がある。
ブッチャー等が破壊や殺戮を愉しむ狂気染みた様を見せつける傍らで、ベガ大王が戦慄し、テラルやガットラーが危険視するというのが概ねの構図である。
なお、本作の月には人間達が作った施設も色々存在しているが、ギム・ギンガナム率いる艦隊が多元世界誕生直後から異星人部隊との戦闘を行っていた影響か、それらの施設が襲われることはなかった。
関連人物
外道派
ブッチャーは連合結成の当初から、その狂気により連合のイニシアチブを握る存在であった。
後にこれまた極悪非道なガガーンとの間で最凶コンビが結成され、更に彼が招聘したヒューギの加入により手がつけられない状態になった。
良識派
異星からの侵略者の中では、一応戦闘行為にきちんとした目的があり、また組織の規律を重んずる人物達。
快楽のために殺戮を行うブッチャーや、部下を楽しみのために射殺するガガーンとは相容れず、彼らを常に警戒していた。
面白半分で殺戮行為を繰り返すブッチャーを「快楽主義者の豚」と内心で軽蔑していた。
特にテラルは、後にスカルムーン連合を離反している。
スカルムーン基地の本来の持ち主だが、元の世界で戦力が疲弊していたこともあってか、組織内における立場は弱い。
彼自身も割と悪人なのだが、ゲーム感覚で部下を撃ち殺すブッチャー等を見て「いくら自分でもこんなことはしない」とまで内心で吐露している。
関連用語
本来はベガ星連合軍の基地だが、スカルムーン連合の基地として使われる。
