能力
補助魔法の効果範囲が味方単体だけのクラス2(ワルキューレ)に対し、味方全体への使用が可能になったことが最大の特徴で、以降能力アイテムの買い溜めが完全に不要となる。
また、召喚魔法として沈黙の追加効果を持つ「マルドゥーク」も使える。
本作での「沈黙」効果はかなり強力で、終盤の敵が使う一撃で全滅しかねない威力の特殊攻撃や、こちらの必殺技やHPの減少に呼応して繰り出してくる厄介なカウンターを封じられるのが最大の強み(一部沈黙効果が通用しない敵もいるが、少数に留まるのであまり気にはならない)。
さらにクラスチェンジ後には「???の種」から「騎竜のクサリ(プロテクトダウン)」「グレイプニル(マインドダウン)」を入手可能なため、実質ステータスアップとダウンをこのクラス1人で両立できてしまう。
このように、旧作では使える魔法の汎用性の高さから「リースはこのクラス一択」とさえ言われていたほどのクラスである。
あえて言えば、召喚魔法の威力が他の同クラスに比べて低めなことと、必殺技が単体攻撃な点が惜しいところ。
現在では他の3クラスに強力な連携が発見されたため、このクラス一択とまでは言われなくなったが、それでもこのスキのない補助ラインナップは十分に魅力。未だに人気の高いクラスとなっている。
「TRIALS of MANA」では、ステータスアップ時間をバトル終了まで延長する専用アビリティの「流星の光」の他、育成の振り分けで得られるアップオールのアビリティが有力であり、よりパーティーのサポートに優れている。
容姿
そのビジュアルは最強装備を見る限り輝かんばかりの星が散りばめられた様な意匠の鎧と兜に身を包んだ重装備のはずなのだが、pixivなど2次創作の世界ではレオタードのような元のリースの印象をそのまま青色系統の衣装にしたものが多い。これはゲーム中で操作するキャラクターのドット絵が、元の衣装のまま色だけ青系統になる為と思われる。
因みに、リースに限らず全キャラともクラスチェンジによりステータス画面のイラストは変更されるが、操作するドット絵キャラクターのビジュアル変更は色変更のみ、そして金髪なのがアマゾネスとこのクラスのみである。
あるいは、想像の上でアレンジされたものを投稿したイラストもある。
リメイク版「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」では全てのクラスに専用ビジュアルが用意されるため、リメイク版発売後は公式のものにならったイラスト(メイン画)が投稿される可能性が高い。
なおSFC版のキャラデザだった結城信輝氏が最近になってスターランサーのイラストを自身のTwitterにて発表した。(なおTOMのものではなく、もし結城氏がスターランサーのデザインをしたらどうなるかというifである。)→結城氏のTwitterより
※このイラストは結城氏がTwitterにあげたイラストを元にしたものである。
結城氏曰く今回TwitterにあげたイラストはSFC版当時、自分がイメージできなかった「聖」にも「闇」にも属さない「ニュートラル」なイメージであるとの事。
その他
『新約 聖剣伝説』ではイーシャー、ワルキューレの称号を得た上で、戦士タイプ10回、モンクタイプ8回、魔法使いタイプ5回、賢者タイプ7回、シーフタイプ5回を選ぶことによって獲得できる称号。
ボーナスはランス攻撃ダメージ+25。火水風土による魔法防御+15。