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教令院の学者たちを監督する大マハマトラ。クシャレワー学院が作った大マッハマシンよりも効率よく仕事をこなす。



プロフィール

名前セノ(英:Cyno/中:赛诺)
レアリティ☆5
国/所属スメール/沈黙の殿
種族人間
使用武器長柄武器
神の目(元素属性)
誕生日6月23日
命ノ星座金狼座
オリジナル料理決闘の魂(タフチーン)
CV入野自由

「教令院には、自分の研究が大マハマトラに関与されることを心配する学者が大勢いる。けど、僕に言わせれば、まったく必要のない行為だよ。何故なら、彼らのほとんどは大マハマトラが直接出向くほどの成果を出せていないから。」

── コレイが大マハマトラについて質問した時、レンジャー長のティナリが返した言葉。


概要

PV「足跡」にて初登場したキャラクター。

スメール編における重要人物の一人で、アヌビスを思わせる被り物、褐色肌に銀髪、そして槍を持っているのが特徴の青年。


教令院時代のリサと同じ師の下で学んだ弟弟子で、公式漫画「原神セレベンツ」では彼女が信頼する知人としてモンドに招かれたスメールからの使者として登場。コレイに取り付いた魔神の残滓を封印する術式を執り行っており、魔術に長けている様子である。


スメール国内では教令院の学術において罪を犯した者を裁き、禁令に触れる研究を止めさせ、院内の風紀を保つ任を負う組織「マハマトラ」たちの筆頭「大マハマトラ」として辣腕を振るう。


彼が出向くということは、その者が「彼が動くほどの大罪を犯し、その裁きの対象になった」ということであり、そういった手合いは賄賂や武力などのあらゆる手段で抵抗を試みるが、彼の前ではそんな無駄な足掻きの分罪科が増えるだけに過ぎない。


終いには発狂を装って裁きを逃れようとする者もいるが、そのような者の罪を「思い出させる」事も自分の責務と彼は語り、辛抱強く、そして毅然と、罪人と向き合い裁きを執行する。

相手の事情を飲み、痛みを知り、それでも決して道を曲げず歩みを止めない徹底した姿勢はあらゆる学者への「威嚇」となり、彼らに畏れを与え、道を踏み外す事を防いでいる。


最近の教令院の変化には思うところがあるようで、独自の推測と調査を行っているようだが…。


能力と戦術

Ver3.1前半の期間限定祈願「冥昼の裁定」で追加(原神ではPU限定★5キャラが恒常ガチャに加わる事は原則無いため、期間が過ぎると復刻が来ない限りは入手不可)。


元素爆発による自己強化を軸とした雷元素メインアタッカー。能力を引き出し切るには元素スキルも交えた忙しい立ち回りを強いられるが、きっちり回しきれば様々な恩恵でそれに応える。

レザーに似ているようにも見えるが、向こうは物理・自己完結型であるのに対し、セノの能力構成は雷元素・元素反応誘発型であり、実際の運用には大きく差がある。


天賦

  • 通常攻撃「七星槍術」

最大4段。重撃はスタミナを消費し錐揉み回転しながら突進する。


  • 元素スキル「秘儀・律淵渡魂」

セノ

「逃げ場は無いぞ!」

槍に雷元素を纏わせ突進し、経路上の敵に雷元素ダメージを与える。星5キャラのスキルにしては威力、攻撃範囲、発生速度が今一つ。

これは火力面に関しては下記の元素爆発との併用が前提となっているため。単品での使用した時の粒子生成量は優秀なので、通常時のスキルは元素爆発を溜めるための手段と割り切ろう。


  • 元素爆発「聖儀・狼駆憑走」

Cyno

「秤量してやる——お前の罪を」

己に神霊を憑依させて、一定時間「啓途誓使」状態と化す(効果時間10秒/延長で最大18秒)。

この時は両腕が雷の爪となって各種モーションが大きく変わり、

・通常攻撃・重撃・落下攻撃が上書き不可の雷元素ダメージに変化する。

・元素熟知が100アップし、中断耐性もアップする。

・自身への感電反応によるダメージが無効化される。

…以上の効果を得る。

この状態は持続時間を使い切る他にも、自身の退場でも解除される。


この状態時はセノの元素スキルが「冥祭」に変更される。通常時のスキルと比べると粒子発生が少なくなる代わりに威力、攻撃範囲、発生速度が大きく強化され、更にCTが半分以下になる。また使用時に「啓途誓使」の継続時間が延長される(1回につき4秒/最大8秒増加(2回分))。


キャラ突破段階1(Lv20~40)で天賦「落羽の裁決」が開封されると、セノが元素爆発使用中、一定間隔で「末路真眼」状態になる(目に似た紋様がセノを包むように浮かぶ)。

このタイミングに合わせて「冥祭」を発動すると、与えるダメージが35%アップする上、3本の「渡荒の雷」が前方に放たれ、攻撃力の100%分の雷元素の追撃を与える。


セノのメイン火力。これそのものの強化効果もさることながら、元素スキルの回転率上昇と追撃効果が驚異的。必要元素エネルギーが80と重いが、一度発動さえ出来てしまえばある程度は自身でも元素エネルギー回収をカバーできる。

とはいえそれだけでは心もとない上、自身で元素チャージ効率を盛りすぎると火力が下がってしまうため、チーム編成によるカバーを心がけたい。


  • 天賦「九弓の権能」

キャラ突破段階4(Lv60~70)で開封。元素爆発発動中の通常攻撃のダメージに元素熟知の150%分、「渡荒の雷」のダメージに元素熟知の250%のボーナスが乗る。


  • 天賦「沈黙の恵賜」

スメールエリアでの20時間の探索派遣を完了すると、獲得報酬が25%増加する探索天賦。


命ノ星座

第一重「立儀・俯瞰晦冥」元素爆発発動中、通常攻撃の攻撃速度+20%(10秒持続/「末路真眼」状態での「冥祭」発動で継続時間更新)
第二重「令儀・拝謁返霊」通常攻撃命中時、雷元素ダメージ+10%(4秒持続/最大5層/0.1秒に1回付与可能)
第三重「律儀・行度警戒」元素爆発の天賦Lv.+3
第四重「巡儀・貫徹禁網」元素爆発発動中に雷元素が関わる元素反応を起こすと、自分以外全員の元素エネルギーを3回復(1回の元素爆発につき5回まで)
第五重「幽儀・往昔星芒」元素スキルの天賦Lv.+3
第六重「羽儀・裁落鈞衡」元素爆発の発動or効果延長してから4回、通常攻撃時に「渡荒の雷」を1本放つ(8回分までストック可、爆発解除時にストックは全解除)

4凸以外の全ての凸が火力上昇に寄与する。特に2凸はセノに不足しがちなダメージバフを大量に補えるため、火力面の恩恵が非常に大きい。原石を爆発させる余裕のある旅人はぜひ重ねておきたい。


総評

一斗と同様に、元素爆発での自己バフを起点として強力な元素攻撃を叩きこみまくれる近接型バーサーカー。きっちり立ち回れば小型・大型・多数・単体問わず、敵陣を一気呵成に殲滅する爽快な大暴れを実現する。

ver3.0実装時に追加された激化反応と特に相性が良く、控えから草元素攻撃を行えるキャラを同時に編成していれば、超激化と草激化を高頻度で起こしながら凄まじいDPSを叩き出せる。

またナヒーダを所持している場合は、超激化と超開花を両立させたチームを作ることも可能。


無論欠点もある。一番の欠点は元素爆発型かつ元素反応型でありながら、最大18秒という潤沢な強化時間の間、十全に元素反応を支えきれるサポーターがほとんどいないことだろう。(サポート系の元素スキル、爆発は継続時間が12~15秒であることが多い)

また会心系・元素熟知を参照することと要求元素エネルギーの多さから、聖遺物のステータスを絶妙な配分で厳選しないといけないという育成難易度の高さを持つのもネック。


火力を引き出すために組むキャラを選ぶタイプだが、筆頭は先述したナヒーダ。セノを超える最大25秒のスキル持続時間を持つ上、敵の移動範囲も問わず、更に元素爆発で元素熟知も上昇させると相性は非常に良好(ただしナヒーダのスキルは敵に印をつけるタイプの為、次々に敵が湧き出てくる状況には弱い)。

また、白朮も無凸でも14秒の間草元素を散布しつつシールドと回復で生存性を高めるため相性が良い。さらに(お財布と相談の上ではあるが)2凸すると白朮本人が全く場に出なくても5秒に1回、元素スキルの簡易版といえる草元素の自動攻撃&小回復を放つようになるため、激化用の元素付着と回復問題が一気に解決する。

セノの能力を限界まで引き出したい人は是非ともこの二人も仲間にする計画を立てておこう。


余談

  • ジャッカルの兜を被っているが、別に獣人という訳ではなく尻尾なども存在しない。兜は古代から信条と共に伝わる代物で、セノ本人の強い希望で着けている模様。
  • 尋問や拷問に長けており、その容赦のなさは規則を破った学者が「(セノに捕まるくらいなら)殺してくれ」と懇願するほど。
  • そうして「知識による不幸」と幾度となく向き合い続けた影響か、知識から遠ざかる時間も大切にしているらしい。その為か勤務中とそれ以外のギャップが凄まじく、クールな性格に反してダジャレ等のジョークを飛ばすことが好き。
    • しかし本人のセンスはかなりズレており大抵滑るのだが、その場合真顔で真剣に解説を始め、場の空気がより冷える地獄が完成する。根底には場を和ませたいという善意があるため、余計にたちが悪い。
    • マハマトラの執務室にてジョークを放った際の部下たちの笑い声は「背筋の凍るような乾いた笑い」と表現されており、部外の学者達からは「セノが誰を処罰するか決定し、マハマトラたちが満足している時の反応だろう」と誤認されている。知らぬが仏。
    • 2周年CMでも大真面目な態度でアホなフレーズを口にし、共演したパイモンと初見の視聴者諸氏をズッコケさせた。その後のVer.更新事前生放送でも、出演する度にしょうもないギャグを数回ボソッと溢し、他の共演キャラを微妙な心境にさせている。
    • Ver3.5の風花祭では遂にユーザーも味わう羽目になるが…、詳細は後述(ネタバレ注意)
  • もう一つの趣味はカードゲーム「七聖召喚」で、大枚を叩いてドリーからカードを取り寄せている他、巷では謎の凄腕プレイヤー「ジャッカルヘッド」として噂になっている。
  • 好きな食べ物はタフチーンと思われる料理。作るのも比較的簡単で、カリッと焼き上げた表面を割ったときに立ち昇る、様々な素材が混ざりあい一つになった香りが好きであるようだ。
  • 自身の体に対する慣らし・誤魔化し・やせ我慢の達人で、弱音一つ吐かず灼熱の砂漠を行軍できるのはこの技術と経験の賜物。食べ物に対しても同様で常人が難色を示す保存食でも「慣れた」と言って平気で平らげる。しかし昆虫食だけはその上でもどうにも受け入れがたいらしい。
  • セノの育成には、スメールの砂漠地帯に生息する「聖金虫」というスカラベのような虫が素材として必要なのだが、Ver3.1のセノの実装と同時期に入手可能となる上、広大中砂漠の各所にポツンと点在しており、更に色が砂漠と近似している為見つけにくく、正直かなりの手間がかかる。
    • ティナリを入手しているなら、彼の天賦で近くにいればミニマップに表示されるが、ハッキリ言って焼け石に水レベル。数を集めきるには、最低一週間程の時間をかけながら、とにかく砂漠エリア中を歩き回るしかなかったりする。
    • しかしこれは不具合であり、後日修正されミニマップの表示範囲が広くなった。……まあ、それでも集めにくいのだが。
  • Ver3.5の風花祭でセノがマハマトラに入るまでの過去が語られた。元々は祭祀の力の実験品(有り体に言うならモルモット扱い)として教令院に連れてこられたが、当時リサが師事していたジュライセン先生がセノを養子として引取って教育を施し、セノも知識を付けて教令院の学生になるまでに至った。
    • セノのジョークはジュライセンから受け継いだものでもある。それは教えなくてよかった。セノ曰く「先生のジョークより遥かに出来が良い」というが…?
  • ティナリとは教令院にいた頃からの友人であり、コレイを救出した後に保護者として託すなど今でも懇意にしている。曰く、知を求めながらも、他の生命への尊重を欠かさない在り方に感じ入るものがあったらしい。
    • 最初はその人気から(勝手に)形成された徒党が学業腐敗の温床になり得ると危惧し、疑いの眼を向けていたが、ティナリの善良な精神に触れて考えを改め仲良くなった模様。

関連イラスト

Cyno大マハマトラ

Wolf's Swiftness「 おいセノ、旅人が泣いてるぞ 」


関連タグ

原神 スメール


ティナリ:親友にして理解者。他の学者とは一線を画す人物として認識し、大きな信頼を置いている。しかしセノのジョーク癖については辟易しており、何かかます度に溜息をついたりチベットスナギツネみたいな冷めた表情になっている。一応彼はフェネックだが。


コレイ:公式漫画にて魔神の封印を手伝い、その後はモンドからスメールへの旅に同伴、ティナリに預けた後も様子を見にくるなど何かと気にかけている存在。しかし封印時の苦痛もあり、良い人と分かっていてもコレイは萎縮気味。


ナヒーダ:魔神任務前は現草神であることしか知らなかったのだが、救出計画に参加後は聡明で優しい神として認識を改め、敬意を払うようになる。


アルハイゼン:魔神任務で共闘することに。何かとウマが合わないのだが、利害・目的が一致した場合の成果は凄まじい。


七聖召喚:セノの趣味。Ver3.3で恒常コンテンツとして実装された。


他作品関連

遊戯王:「七聖召喚」や、セノのオリジナル料理の名前と形から連想した人が続出した。なお、中の人はである。




















ストーリーにおいて(ネタバレ注意)

  • 魔神任務第三章第三幕~第五幕

暴走する教令院上層部の真意を探り止めるべく、自らの意志で教令院を出奔。

アアル村に訪れたアルハイゼンを手先と判断し襲いかかるがディシアに止められ、一行との対話や砂漠での冒険の末に、大賢者達の非道や草神の現状を知り、共にスメールを奪還する事を決意。


協力者のラフマン一派を(当人らの希望で)渋々乱暴な手段でスメールシティに送り込み、シティの警備を無力化した後、スラサタンナ聖処に追い込んだ大賢者アザールに大マハマトラとして、そして草神の信徒として裁きの鉄槌を下した。


  • 伝説任務・金狼の章

教令院と砂漠地帯で起きている缶詰知識の流出事件を調査。この関係上、情勢が変化する魔神任務第三章クリア前後で内容が少し変わる(ただし大筋は変わらない)

その背後にはあるマハマトラの悲劇と、ただの善悪では測れない人の情が渦巻いていた。その全てを見届け、飲み干しながらも、彼は自らの道を曲げない事を改めて決意するのだった。


  • 期間限定イベント「風花の吐息」

ウィンドブルーム祭のセノ君

風花祭に向かうコレイにティナリと共に保護者として同行。非常にクールな正義の人であるセノだが、このイベントを切っ掛けにオフのセノという地獄が覚醒する。

白亜先生に七聖召喚カードの裏面をオーダーメイドしてもらう我欲はまだ可愛い方で、口を開けば寒いダジャレ……にすらなっていないジョークらしき何か(※)を周りが受け入れるまで吐き出し続け、非常に気まずい空気を作り続けていた(専用BGM付き)


※これは、本来の中国語ではちゃんとダジャレとして機能するらしいのだが、無理に日本語訳した結果、ダジャレになってない何かになってしまったとか……。


コレイの滞在中は風龍廃墟でトワリンを写真に収めるべくひたすらカメラを構えて待ち続けミカに心配されたり、リサと昔話に興じている中で様々な過去が明らかになったりと、彼の(キャラ崩壊レベルの)新たな一面を色々と見ることができた。


  • 期間限定イベント「盛典と慧業」

消化中の休暇も残り少なくなった中、学院祭のトーナメントに素論派代表として、優勝者への副賞である七聖召喚のレアカード目当てでエントリー。他の学派の代表であるプレイアブルキャラ達と接戦を繰り広げる。

最終的にはカーヴェが優勝したが、レアカードに興味がない彼はセノにこれを譲ることを即決。セノもタダで受け取るわけにはいかないと、超限定カードの相場価格100万モラで買い取る形に落ち着いた。

この値段と立場上高給取りな筈な彼の浪費先も、ガチなTCGユーザーであれば共感できるだろう。


七聖召喚がメインのイベントという事で、当然の如く登場。オンのかっこよさとオフの残念ぶりの温度差を、僅か数十分の間に体験できる。

旅人達が会った頃には既に「召喚王グランプリ」スメールチャンピオンの座を勝ち取っており、寒いギャグの連発で皆を振り回しつつ、大会の裏で暗躍する「カード怪盗」検挙のためマハマトラとして同行。彼の畏怖と実力は、事件解決の大きな決め手となった。


シャルロットのインタビューには手短ながらも愛をにじませており、「七聖召喚を汚す者はどこに居ようとどこまで逃げようと裁きを下す」という言葉は、マハマトラ以前に健全なカードゲーマーとしての本心であろう。

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