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ダンソニ

だんでとそにあ

『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場する、ガラル地方のポケモンリーグチャンピオン・ダンデと、研究者・ソニアのカップリングタグである。
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いつかの主人公

田舎町・ハロンタウンの牧場の息子に生まれたダンデ。片や、隣町のブラッシータウンに暮らすソニアは、ガラル地方のポケモンリーグの一要素となったダイマックスの研究を手がけているマグノリア博士の孫娘。

二人がどのようにして知り合ったのかは定かではないが、やがてポケモントレーナーとして良きライバルとなり、ダンデが10歳の年に一緒にジムチャレンジに参加したことが断片的に語られている(アラベスクスタジアムではその一片を窺い知ることができる)。方向音痴をソニアや彼女のワンパチに助けられながらも、ダンデはそのままチャンピオンの座へ上り詰め、「無敵」と謳われるガラルの英雄として大成。一方のソニアは地元へ戻り、祖母の元で研究者となる道を選ぶ。

それから月日は流れ、ダンデの弟・ホップと彼のライバルが、ハロンタウンからジムチャレンジへ旅立とうとしていた。


作中でのかかわり

ホップ(と主人公)にポケモンを贈るべく、久々の里帰りを果たしたダンデ。それぞれの相棒を得てトレーナーとして歩み始めた二人に、ダンデはポケモンへの知識を深めるよう促す。

特にポケモン図鑑を持っていない主人公は、ブラッシータウンのポケモン研究所へ向かうよう言われ、付き添ったダンデからアドバイス役としてソニアを紹介されることになる。

ソニアの第一声である「 ダンデくん 今日は なに 」という呼びかけに凝縮された二人の距離感も然ることながら、


「 彼女の つくる 料理は

   てばやく 食べられて いいんだよ 」


というダンデクオリティ全開の幼馴染み評を皮切りに、気の置けないやり取りをすぐ横でぶつけられたプレイヤーが「ダンデ × ソニア」という概念を獲得するのはごく自然なことであり、その後も二人の関係性は『ソード・シールド』全編にわたって、主人公とホップのライバル関係と重なり続けていく。

ソニアからの呼びかけは「ダンデくん」「あなた」、ダンデからは「ソニア」(ソニアに対する二人称は不明だが、ホップを「オマエ」、主人公を「キミ」と呼んでいる)。


薄明の翼』にて

仲違いしてしまったトミーとジョンのために、オニオンが一肌脱いだ第6話。オニオンや彼のポケモンたちの愛らしさ、少年たちの瑞々しい友情が描かれ、余韻に浸っていた視聴者達がエンディングで目にしたのは、電話越しに言葉を交わすダンデとソニアの姿であった。会話の内容こそ不明なものの、楽しそうに話している2人の様子に加え、

・時間帯は夜(ソニアの部屋の時計から20時前)

・ダンデはローズに会うため移動中

・ソニアのタブレットには"0:34"の表示

・ソニアは自室で部屋着姿、ハンズフリー通話で髪を梳かしながら

等々、深読みし甲斐のある描写が盛り込まれており、ふいうちを食らった界隈が半死半生で驚喜する事態となった。中には、想像を掻き立てるばかりであったゲーム本編とのあまりのギャップに戸惑う声も。


アニポケ新無印』にて

ダンデは第12話・第13話にて登場したが、まだこの時点ではソニアは登場していなかった。

第27話にてソニアが遂に登場。しかし作中での直接的な絡みは無く、ゴウが「(サトシのヘタクソなリザードンポーズに対して)もっと、ダンデさんみたいに英雄になり切って!」と言ったのに対して、「ダンデ君が英雄ねぇ~…」と独り言のように呟いたのみ(その後はダンデの話はせず、ガラル地方の伝説についてサトシ達と話していた)。恐らく、ダンデとは幼馴染として小さな頃から接しており、彼の一人の人間としての側面を見てきた身として、いくらチャンピオンとは言え彼を過度に英雄視する風潮に、何か思う所があるのかもしれない。

今後ダンデをよく知る人物として、どのように作中で描かれ、活躍するのかが気になる所である。


二次創作の傾向

背景にちりばめられた無数の手がかりから、あるいは田舎町の少年とお嬢様育ちの女の子の巡り合いに思いを馳せたり、ライバルとして対等だったジムチャレンジ時代を想像したりするのはもちろん、本編開始直後からリーグチャンピオンと自称助手というある種の「身分差」を突きつけられたり、現在の関係性に至るまでの諸々の補完を試みたり、劇中でのそれぞれの立場の変化とそれに付随する心持ちの推移を追いかけたり、本編以降の関係性を妄想したり……。

弟との約束を果たした先でガラルの人々の期待と憧憬を背負い込んでしまったダンデの価値観や精神のあり様、絶大なカリスマ性を誇る幼馴染みに対して祖母の助手を自称している自分自身にモヤモヤしている様子のソニア等々、双方ともどこか“ 拗らせている ”感が強く、一筋縄ではいきそうにない人間模様がチャレンジャーたちの妄想を日々逞しくさせている。


ワイルドエリアよりも広大無辺な余白の中に放り出されている属性過積載幼馴染みであるがゆえに、二人の人物像は元より、家族・友人・関係者、隣町という近くも遠くもなかった生活圏、互いの人格形成に影響し合った言動や共通の経験、果てはポケモンリーグという興行文化が内包する種々の評価軸やガラルの社会構造等々に至るまで無数の解釈・切り口が存在する。

取り返しのつかないほろ苦い破局や、ひりつくような痛々しいすれ違いが描かれ得る一方で、色気のないスラップスティックも、一緒に懐かしむ思い出も、陽だまりのようなロマンスも、ゲロ甘な睦み合いまでも網羅可能な、とても味わい深いカップリングである。


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