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デイヴィ・ジョーンズ

でいびーじょーんず

デイヴィ・ジョーンズとは、海に関する伝承の一つ、又はその伝承を元に作られた映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の登場人物、もしくはアメリカのロックバンド『ザ・モンキーズ』のボーカルである。本項では映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の登場人物を中心に記載する。
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「死ぬのは怖いだろう…?」

演:ビル・ナイ(日本語吹き替え版CV:大塚芳忠


概要

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのメインヴィラン。シリーズ2作目の「デッドマンズ・チェスト」及び3作目の「ワールド・エンド」を通して、カトラー・ベケット卿と共に主人公の前に立ちはだかる。

幽霊船「フライング・ダッチマン号」の船長にして、海で死んだ者を死後の世界に送る役目を持った死神の類。


容姿

海の怪人というに相応しいおぞましい外見。部下と同様に身体のあらゆる部位が海の生き物に置き換わっており、顔は髭も含めて蛸、左腕・右足は蟹となっている。また、フジツボだらけだが帽子の形状や服装は船長らしい物となっている。

本来の役目を放棄したためにこのような姿となったとされるが、「最後の海賊」で再登場したウィルも顔に微かにフジツボが現れているので、役目を務める限り多かれ少なかれ変化するようだ。


性格

非常にサディスティックで残虐な性格。難破船の生き残りに自分の船で100年働くか、この場で死ぬかという究極の選択を迫り(その鬼気迫る様は吹き替え版の中の人が別作品で演じた悪役を彷彿させる)、自身の配下に加えていた。

このように船員たちを狂気の世界に引きずり込んでいく様は白鯨エイハブ船長を彷彿させる(「デッドマンズ・チェスト」では甲板を歩く足音が階下に響き渡るという、映画版の白鯨をオマージュしたかのようなシーンがある)。


海の女神カリプソに思慕の情を募らせる一方で、恨み、また畏れている。かつてカリプソに恋をしたが、その愛が受け入れられなかったために当時の海賊評議会にカリプソを封印する方法を教え、彼女を裏切った。

彼女への貢物として自らの心臓を抉り出す事までするも、結局これがカリプソに捧げられる事はなかった。

今もなお夜毎船内のパイプオルガンを弾き鳴らしては彼女に対する複雑な感情を発散させている。


能力

超自然的な能力を有しており、瞬間移動や壁などのすり抜けが可能。

更に巨大な蛸の怪物であるクラーケンを従えており、「デッドマンズ・チェスト」では逃亡したウィルを追い詰め、ラストシーンではジャックをブラックパール号もろとも海の底へ沈めた。

「ワールド・エンド」のクライマックスではジャックと互角の剣戟を繰り広げるなど、肉弾戦でも相当に強い。


また死者を送る役目の為に殺されない限りは永遠に生きられるが、陸地には10年毎に1日しか上がることが出来ない呪いを受けている(ただし、潮の満ち引きの関係で海との区別が曖昧なエリア+海水が入ったバケツ等に足を入れた状態であるなら陸に上がれる模様)。ジョーンズを殺すには心臓を刺すしかないが、彼は抉り出した心臓を、自分が持った鍵でないと絶対に開けられない宝箱(デッドマンズ・チェスト)に入れて自分とは離れた場所に隠しているため、彼自体をいくら傷つけても殺すことは出来ない。

そしてジョーンズを殺した者は、ダッチマン号の新たな船長として心臓を抉り出され、永遠に生きる代わりに「役目」と「呪い」も受け継ぐことになる。


劇中での動向

ジャック・スパロウとは「沈んだウィキッド・ウェンチ号(後のブラックパール号である)を引き揚げて13年間船長にしてやるが、その後100年間奴隷になる」という契約を結んでいた。

「デッドマンズ・チェスト」では契約の期限が近付いたために、冒頭では新たな部下となったビル・ターナーを遣わせ、更に中盤では自身が乗り込んで脅迫。ビルの息子であるウィル・ターナーを人質とし、彼が逃亡するとクラーケンを寄越して追い詰めた。

約束を守る気の無いジャックは彼の心臓をこっそり盗み出して交渉しようとするものの、企みは失敗。激怒した彼は逃げ出したジャックの下にクラーケンを遣わせてブラックパール号もろとも海の底へと沈めた。

しかし心臓はノリントン提督の手によってベケット卿の下に渡っていたのである。


「ワールド・エンド」では彼の心臓を押さえたベケット卿の手駒にされており、クラーケンも失う。しかしディヴィ・ジョーンズ・ロッカーから生還したジャックを相変わらずつけ狙っている。

終盤の最終決戦ではどさくさに紛れて心臓を管理していたベケットの側近・マーサーを惨殺し、デッドマンズ・チェストと鍵を取り戻すが、乱戦の果てに心臓はジャックの手に渡ってしまう。

形勢逆転のためウィルに致命傷を負わせるものの、契約から逃れるために彼を殺したいが自分が呪いを引き継ぐのはまっぴらごめんだったジャックにとってこの状況は渡りに船であり、ジャックがウィルに持たせた剣で心臓を貫かれ、カリプソの名を呟きながら海へと消えていった。

最終的にジョーンズの役目と呪いはウィルが引き継ぐこととなった。


伝承の「デイヴィ・ジョーンズ」

海に棲む悪霊で、海難事故にあった者を海の底、「デイヴィ・ジョーンズの鍵付き戸棚(Davy Jones's locker)」に閉じ込める。

ちなみに日本の海賊漫画でも言及された事がある。


関連タグ

映画 パイレーツ・オブ・カリビアン


キングダムハーツ:『3』で登場。物語の舞台はワールドエンドで、こちらでは最終決戦時にクラーケンを呼び出してジャックやソラ達に襲い掛かる。


海賊鬼:どことなく見た目が似ている海賊モチーフのヴィラン。


以下、ネタバレ注意!














































5作目「最後の海賊」ラストにて、呪いと役目から解放されて家族のもとに戻ることができたウィルはエリザベスとベッドで就寝していたが、そこに彼と思われるシルエットが現れ、眠る彼に襲いかかろうとする。

それはウィルが見た悪夢だったが、部屋には確かにさっきまでデイヴィ・ジョーンズがいた痕跡が残っており…

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