概要
日本の元フィギュアスケート選手、高橋大輔の熱狂的なファンを指す。
高橋大輔の「大輔」から「大輔オタク」→「デースケオタク」→「デーオタ」
元々は「高橋大輔ファン」の総称だったが、様々な経緯を経て現在は特に
一部の異常で悪質なファン層 を指す蔑称となっている。
悪質行為はエスカレートし続け、過去には高橋本人を巻き込んだ事件も起こしている(後述)
特徴
- 高橋だけを盲目的に崇拝しているため、会場では高橋しか応援しない。
- 高橋が常に一番の評価や人気を得ていないと気が済まず、ライバルとなる他選手を執拗に誹謗中傷し叩く。
- 高橋の点数が低いと、他の選手の得点を八百長や陰謀と決めつけ納得しない。
- 高橋以外の選手の演技を「心に響かない」などの理由で一切認めようとしない。
といった極端なマナーの悪さ、言動の幼稚さ、大人気なさ(大半が子供や孫のいる年齢の女性である)、最新の採点ルールに対する知識の薄さなどから、フィギュアスケートファン全体、ならびに攻撃のターゲットにされた選手たちのファンからも、長年にわたり疎まれている。
同じ境遇にあるとみなした浅田真央には好意的で、高橋を尊敬していると発言した宇野昌磨を応援している者も多い。
ただしこれは「宇野に羽生結弦を打ち負かしてほしい」と考えているためであり、単なる代理戦争の様相を呈している。
他選手への攻撃
高橋を「唯一無二の日本の至宝」と位置づけ、実績や人気において、その存在を脅かす選手を全て敵とみなしている。
かつては織田信成、小塚崇彦などが主な攻撃対象だったが、高橋が競技で勝てなくなるとパトリック・チャン、羽生結弦、町田樹に攻撃対象が移行した。
特に、本来なら高橋はソチオリンピックの金メダルに値する人物だと決めていたことから(実際の順位は6位、代表最終予選となる全日本選手権は5位であった)、実際にその座を獲得した羽生結弦に対し、病的なまでの敵愾心を抱いている。
3月11日には羽生が被災者であることをネタに罵り、東日本大震災を絡めた悪辣な誹謗中傷をTwitterや2ちゃんねるで執拗に繰り返した。
デーオタとして知られる漫画家の山本まゆりと小川彌生も、Twitterで羽生のコーチを務めるブライアン・オーサーを侮辱する会話を繰り広げ炎上騒ぎになるなど、高橋が引退しても定期的に騒ぎを繰り返している。
2014年3月には被害を受けた選手のコメントが産経新聞に掲載されたため、悪質行為が世に広く知られるようになったが、これにもデーヲタは事実無根だとして産経新聞社に対する攻撃を行った。
2018年7月1日、高橋が現役復帰を宣言。
高橋はリハビリ明けで試合に出場した山本草太の姿に感銘を受けたためとも発言しているが、山本自身は憧れの選手に羽生結弦を挙げているため、デーヲタが山本を持ち上げることは多くない。
高橋本人を巻き込んだ悪質行為
2014年、羽生結弦に好意的なコメントを行ったテレビ番組、出演者の城田優、さらにはトリノオリンピックの金メダリストである荒川静香のTwitterに対する攻撃を行った。
このため数時間後には、事態を収拾しきれなくなった高橋大輔本人が「皆様落ち着いて下さい」と言い残し、自身のTwitterアカウントを削除した。
ついに高橋まで巻き込む事態となったが、その後も荒川静香に対しての中傷が続くなど反省した様子はなく、現在も悪質行為は続けられている。