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概要

原題『Tweedledum and Tweedledee』。

ルイス・キャロル作の鏡の国のアリスや、ディズニー版のふしぎの国のアリスに登場することで知られているが、出典本は1000を超える詩からなるマザーグースである。


 起源は一応18世紀に、讃美歌作家のジョン・バイロムが造った、似たような才能の作曲家同士によるつばぜり合いを批評した歌に、この双子が出るのが当初とされるが、

 その当時すでに、これを出せばドイツ系イギリス人GFヘンデルとイタリア人ジョヴァンニ・バッティスタ=ボノンチーニという二大巨頭が「お前らキャラ被り杉」と解るレトリックがすでにあった可能性がある。


 『鏡の国の~』では、前の章で

「しかしすぐに我に帰ると、あの二人こそは紛れもない」

で終り、タイトル『トウィードルダムとトウィードルディー』で、

「でありました」と続く小ネタがある。


 トウィードルダムが言う次に、トウィードルディーが「Contrariwise(逆に とかの意)」と叫ぶのは、『鏡の国の~』に頻出する「左右反転」モチーフの一つである。


 奇妙な握手(アリス・リデルはよい子なので仲良く二人同時に握手し、何故か踊る ていうか今BGM出てなかった?)のあと、トウィードルディーによる詩「セイウチと大工」の朗読をした後で原作準拠のシチュエイション(漢の戦いとカラスによる中断)へ、武装を手伝うためにアリスが介入という形で展開する。


 作中では彼らは「大きな小学生」のようだと表現されるので、ジョン・テニエルが描くこの2人は、スケルトンスーツ(作品発表時 古かった)と呼ばれる子供服を着ている。さらに、重要なアイテムであるガラガラ(Rattleはグルグル回って音が出るから作品に出るのは妥当なんだけど作者は不評だったそうで)は、子供のおもちゃ系ではなく、羊飼いなどが用いる者。


『Tweedledum and Tweedledee』を由来とするキャラクター一覧

ルイス・キャロル関連、ディズニー関連の作品は省略する。

また、『カードキャプターさくら』第55話にも2人の小狼がこの役で登場している。(「双子」である暗喩)




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