概要
何箇所も支部を持つタイマフィア。1支部で巨大な風俗街を取仕切っている事から、その規模の大きさが窺える。
その実態は拉致した子供の腕を切り落とした上で他国の富裕層に売り飛ばすというケダモノの所業で大成している巨大な人身売買組織。その事もあってか、ナックル・アイにとって厳しい条件(表向きのシノギの利益の半分を天羽組に引き渡す)をあっさり受け入れており、寧ろ高値のつくアジア人を子供を攫う為に空龍街を起点にしようと狙っていた。
そもそも仁義を平気で無視する海外マフィアの例に漏れず、空龍街で構えている水商売の守り代を奪うために天羽組がケツ持ちしている店を荒らし、ヤクザだと知ると躊躇いもなく銃撃する凶暴性を持っている。
メンバー
- ウィン ×(恐らく)
スカルビットを拠点に置く支部の幹部。
上記の悪魔の所業を平気で述べ更に小峠に問い詰められた時は村で斬られたと騙る、仁義の欠片もない外道。
最初は自分達で空龍街で活動しようとしていたが小峠達のカチコミを食らい、苦し紛れに言った台詞から野田が飛び付き、結果として天羽組という後ろ盾(利用)を得ようとした、所謂棚ぼたで提携関係を結ぼうとしたと推測される。
日本人の子供が囚われている二階に向かおうとした和中に銃を向けたが、それを最後に登場していない(子供に優しくカタギへの暴行を許さない和中である以上、子供を食い物にするウィンを一刀一足の間合いにいたモブ外道同様粛清したと思われる)。
- 空龍街のバーを襲撃した連中 ×(全員)
天羽組のシマの空龍街のバーにカチコミをかけた構成員。ウィンが率いているため、スカルビット支部先遣部隊とも言える。
空龍街で構えている水商売の守り代を奪い取る為に店で暴れだしたが、速水の応援による駆けつけた野田と香月によってそれぞれ屠られた。
- スカルビット支部の構成員 ×(全員)
タイ有数の観光地スカルビット支部の構成員。
支部の構成員もかなりのものであるため、和中を数発銃撃した上に(子供を庇ったとは言え)フランベルジュのような剣で背中を切り裂いた。それでもケダモノの所業に本気でキレた和中に一人残らず斬殺されてしまった。
活躍
ウィンが構成員を率いて空龍街にある店を襲撃したが、その店をケツ持ちしている天羽組の小峠と野田と香月によって粛清されてしまう。生き残ったウィンは「空龍街の一区画を明け渡す代わりに1支部がある風俗街スカルビットの利権50%を天羽組に譲る」という条件を提示して天羽組と提携を結んだ。
小峠と和中が条件を結ぶためにタイで有数の観光地スカルビット支部に趣いて条件を結んだが、空龍街から拉致した子供の腕を切り落とし売り飛ばしていた事が小峠と和中にバレた結果怒り狂う和中の手で支部は壊滅。囚われた子供達は救出されたがまだ他に支部が残っている事から油断ならない状態にある。和中が1人で1支部の構成員を抹殺した事を黙っているはずもない為、報復が危惧されている。
しかし、元最強の暗殺者や無敗の処刑人よって全支部が惨殺される可能性も大きくあり得る。
- 2023年5月6日の動画(速水・飯豊)
天羽組特別企画(和中蒼一郎特集回)にて久しぶりに組織名が登場。
視聴者の予想通り、やはり天羽組によるスカルビット支部壊滅を根に持っていたらしく、いまだに和中の命を狙っているとのこと。
なお、上記の内容はナックル・アイの再登場を示唆する伏線の可能性がある。
余談
- この組織が和中と交戦した時の概略が4月6日の動画で速水が解説したが、フィリピンマフィアと間違えてしまった。この後頭蓋骨に『泰』と書かれたのは言うまでもない。
- また、上のエピソードは外国人勢力との戦闘を得意としている冨樫宗司が一切登場しない珍しい回だった。
- 子供を用いた悪質なシノギをして和中に斬られた人物は元天羽組の松崎が居るが松崎は曲がりなりにも娘から好かれていたため条件付きで見逃されている。ナックル・アイが殲滅されたのは松崎と違い子供達に対して虐待と人身売買を行った為か。
関連タグ
マッド・カルテル - ヒューマンバグ大学に登場する巨大麻薬カルテル。大規模な海外マフィア繋がり。最後に言及されてから1年以上全く音沙汰がないナックル・アイと異なり、こちらは主に『京極の轍』シリーズにおける第三勢力として度々登場しており、2023年10月からストーリーにも本格的に絡むようになった。