プロフィール
概要
熊本商科大学(現:熊本学園大学)より「肥後ずいき」のリングネームで学生プロレスのリングに上がり、1991年にFMWの入団テストを受けて合格。同年5月5日デビュー。
本名の江崎英治でしばらく前座を務め、メキシコに遠征して修業後、覆面レスラー『ハヤブサ』として帰国。新日本プロレスの『スーパーJカップ』に選抜され、獣神サンダー・ライガー相手に好勝負を繰り広げたことで、一躍注目を浴びる。
大仁田厚の引退試合の相手を務めた後は、FMWのエースとしてデスマッチにも身を投じ、全日本プロレスに参戦しては華麗な空中殺法で観客を沸かせるなど、インディー団体の中では一際輝く存在になった。
1999年、6月に当時FMWコミッショナーであった冬木弘道からマスク剥奪勧告を受け、素顔に戻りH(エイチ)と名乗り活動。
2000年からは再びリングネームをハヤブサに戻した。
しかし2001年10月22日、試合中に頸椎を損傷し全身不随の重傷を負い、休業を余儀なくされる。
その後のリハビリにより、自力で立ち上がり杖をついて歩けるまでに回復した。
2002年8月、WMF旗揚げにあたりコミッショナーに就任するが、その後、離脱して個人事務所「隼計画」を設立。(WMFは旗揚げ後、親会社が早くも撤退。所属選手による自主興行として毎月開催されたが2008年8月末に解散。)
2004年にライブハウスやプロレス会場で歌手として、2006年からは舞台俳優としての活動を開始。
本人は「引退する」とは一言も口にしておらず、2019年にレスラーとしてリングに上がることを目標にしていたが、2016年3月3日、くも膜下出血にて死去したことを翌4日、所属事務所により発表された。享年47歳。
得意技
- ファイヤーバード・スプラッシュ
リング内を向いてトップロープに立ち、前方に450度回転しながら飛び込むボディプレス。
俗に「450°スプラッシュ」と呼ばれるもので、ハヤブサを代表するフィニッシャー。
- フェニックス・スプラッシュ
リング外を向いてトップロープに立ち、後方に捻りを加えつつファイヤーバードスプラッシュの形に決める難度の高い技。元は初代タイガーマスクが考案したもので、獣神サンダー・ライガーが「スターダスト・プレス」の名で実戦での使用を予告していたが、実戦に導入したのはハヤブサが先だったため、ライガー側が急遽別の形で披露することになったというエピソードがある。
- ファルコンアロー
ブレーンバスターの体勢で相手を持ち上げ、相手と向かい合うように体勢を変え、ジャンピングボムの要領で前方に落とす。
小橋建太の「オレンジクラッシュ」を参考に編み出された技。
関連タグ
外部リンク
ハヤブサ オフィシャルブログ「愛と勇気とあるこ〜る」 - Ameba Blog
※ハヤブサの没後、2017年2月5日より個人事務所「隼計画」による情報ブログに変更