バツ&テリー

ばつあんどてりー

大島やすいちによる少年漫画。

概要

1982年から1987年にかけて講談社『週刊少年マガジン』にて連載された。1984年、第8回講談社漫画賞少年部門受賞。

野球と喧嘩に強い男子高校生コンビのバディもの。高校野球の部分は『ドカベン』の影響が強い。

1987年3月14日にはサンライズ制作のアニメ映画が上映された。

あらすじ​

野球センス抜群、チームではバッテリーを組む抜刀軍(バツ)と一文字輝(テリー)、そんな彼らが少女アンと知り合ったことから、話は大きく展開する。アンが暴走族のマスコットだったことからバツとテリーは「愛狂」、「アルファルファ」、「赦悪（シャーク）」、「ネオ愛狂」等、暴走族の抗争に巻き込まれる。

登場人物​

• 抜刀軍（ばっとう ぐん）

CV:井上和彦

黒髪のリーゼントヘア。通称「バツ」。右投げ右打ち。剛腕投手。テリーとのじゃんけんで勝ったため投手になった。大学を出て喫茶店「愛・花・夢（アイカム）」を経営する姉の恵と二人暮らし。通常移動はテリーのバイクでタンデム、一人の時は原付。

• 一文字輝(いじもんじ　てる)

CV:塩沢兼人

茶髪のアフロヘア、メタルフレームの眼鏡を着用（伊達メガネ）。通称「テリー」。左投げ左打ち。サウスポー捕手でスラッガー（強打者）バツとのじゃんけんに負けたため、捕手になった。愛車はハーレーダビッドソン。金持ちの息子で、家には若く美しい後妻の義母がいる。

• 白木アン

CV:有森也実

テリーの恋人。

• 桐島

CV:渡辺篤史

ヒゲが特徴の警察官。バツとテリーを捕まえようとしているが、毎回うまく逃げられてしまう。

コンピュータゲーム​

1987年7月22日にファミコン用ソフトとして、『バツ&テリー 魔境の鉄人レース』がユースから発売された。

ゲーム内容は野球ではなく、魔境で主人公の二人が謎のドラゴン軍団とレースをするというオリジナル内容の横スクロールアクションゲーム。タイトルに「レース」とあるがレース要素はほとんどない。

関連タグ

大島やすいち 週刊少年マガジン

野球 暴走族