正式名称『Pixiv Pledge』
中世ヨーロッパ舞台のバッドエンド推奨ファンタジー交流企画
開催期間:2010年6月13日~2011年6月13日
企画目録
世界観
はるか昔、まだドラゴンが空を飛んでいた頃──その大陸は大きく3つの勢力に分かれていた。
ドラゴンと契約した暴君が支配する「帝国」
神の復活を願い、魔物を根絶やしにせんとする「教団」
帝国に対抗する為に同盟を結んだ「西方連合」
三つの勢力同士が争う世界
… 覚 悟 し ろ 、 そ の 希 望 は 打 ち 砕 か れ る 為 に あ る
企画概要
帝国」「教団」「西方連合」の三つの勢力同士が争う、
中世ヨーロッパベースのファンタジー世界を舞台としたバッドエンド推奨の交流企画である。
公式から提示されるシナリオは理不尽。
ストーリーが進むにつれて世界が悪化して行く。
最終的には世界を滅亡に追い込む。
年齢制限がかかる表現を含む投稿が予想される為、参加は18歳以上推奨。
GL、BL、R-18、R-18G関連の投稿は隔離されない。
キャラクター
●人間
契約者や神の使途ほど戦闘能力はないが、魔物との「契約」が可能。
修行したり素質があれば魔法を使える事もあるようだが稀である。
----
●魔物
ドラゴンを筆頭に、魔獣や精霊等の尋常ならざる力を持った生き物達。
人より長い寿命と強大な力を持つ為、人を見下している者が多く人と関わろうとする者は少ない。
しかし人間の負の心に惹かれ「契約」を持ちかけることがある。
----
●神の使徒
教団に絶対の忠誠を誓い、神と契約した者。
教団(教祖)の意向には従順で、多少の自我を残すものも居るが教団の意思に疑問を持つことは無い。
皆等しく「神徴」を持つ。
----
●契約者
「契約」した人間及び魔物を指す。
契約していない者に比べ強大な力を持ち、人間は魔法を使えるようになることも。
ただしその命を共有している為、どちらかが死ねば契約を交わした相手も死ぬ。
契約
──魔物と人が契約を交わし、心臓を交換すると強大な力を両者が手にすることが出来る──
人間の持つ強い負の感情に魔物が惹かれて契約を持ちかけることが多い。
契約すると人間は自身にとって重要な身体機能の一部を失い、その証に失われた部分には契約印が現れる。
契約相手の魔物によって得る力には差がある。
契約を交わした者同士は心臓を交換して命を共有しているため、どちらかが死ぬと残されたほうも死ぬ。
一度交わした契約は破棄することはできない。
神徴
体の一部が黒く変色し、痣のように見える現象。
この神徴を持つことで、契約しなくとも契約者と同等の力を得る事が出来る。
教団に加入する際に教祖フルカス、もしくは教祖の認めた司教による洗礼により身体に受ける。
はじめは掌ほどの大きさだが、神への信仰心を示す(魔物の命を捧げる、教祖や司教の下す指名を遂行する)
ことで広がり、より強い力を得る事ができる。
ただし、信仰心が強くなるほど自我は薄れていく。
勢力
----
■西方連合軍 拠点
ザリアー平原に築かれた簡易ながらも各国の軍を収容するに足る施設を備えた拠点。
軍人のみならず多くの民間人も集り、商業都市のような賑わいをみせている。
- ジリエーザ湖
深く澄んだ広大な湖だが、特殊な藻が繁殖しており他の一切の生物が生息出来ない。
藻が絡み付く為に船で渡る事も不可能だが、水源として利用されている。
- ザリアー平原
大陸西部に広がる肥沃な大地。
- マラキア群島
海洋資源に富んだ島々。
南方は未だに未開の地であり魔物が多く生息している。
----
■教団本部 フェルゼン教会
岩を削りだして作られた教会で、ダスク渓谷の最も深い場所にある。
並の人間が到達する事はほぼ不可能。
教団の聖地とされ、神の使徒以外が立ち入る事は決して許されない。
- ダスク渓谷
切り立った高い山々に囲まれ、昼も仄暗い深い渓谷。
- フレックル岩礁
複雑に隆起した岩礁地帯。
潮の流れは不規則で天候も変わりやすく、大型船は勿論、小型の船での行き来も難しい。
かつては水生の魔物が多く住んでいたがそのほとんどが教団に狩り尽くされしまった。
----
■帝国首都 ウトガルド
レテ川の流域に築かれた大陸屈指の巨大都市。
高い城壁に囲まれた巨大な王城を中心に放射状に広がる都市は、侵略した国々の奴隷を使い今もなお成長をつづけている。
- レテ川
大陸で最も長く広い川。
- メソン砂漠
大陸中央部に広がる砂漠地帯。
点在するオアシス同士が繋がり、西方連合軍盟主であるシェムハザがかつて将軍として仕えていた国が在ったが、
現在は全域が帝国領土となっている。
- パイオン山脈
山頂には常に雪の積もる高山地域。古くからドラゴンの棲む山として語り継がれ人が分け入る事はほとんどない。
帝国
代々の王がドラゴンと契約する事で力と知識を得、国を統治することで
長い間平和と繁栄を謳歌していた東方の大国。
現在は暴君が支配しており、ドラゴンの力で多くの契約者や魔物を屈服させ侵攻軍を組織、
周辺諸国を無作為に侵略した。
民は重税に苦しみ、侵略され奴隷となった人々は過酷な強制労働で次々に命を落としていく。
一方力ある契約者や魔物は優遇され、成り上がり物達が幅を利かせているも
上級貴族や豪商達は地位を保証されている。
そのため苦しみから逃れるように魔物と契約しようとする者が後を絶たない。
教団
神を降臨させる為、世界を浄化させるべく教祖フルカスが開設した集団。
フルカスによれば神は人により清浄化された世界に降臨するとされており、
主な活動は魔物を狩ることである。
教団員は等しくその身に「神徴」を受け、契約者と同等の力を得るが、
信仰心が強くなるほどに自我が薄れていく。
西方連合
帝国の侵攻軍に対抗する為に西方諸国が協力し、組織した軍隊。
寄せ集めの軍である為に参加している兵士達の考えは様々であるが、
帝国に対抗する為に魔物や契約者達を積極的に受け入れている。
無所属
人間と関わることなく野にある魔物たち。場合によってはどこかの勢力に加担することもあるようだ。
教団からは敵視されているため例外なくすべての魔物は敵対関係にある。
非公式イベント
亡国リドの追悼(8/4~8/24) |