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ファイブロボ

ふぁいぶろぼ

ファイブロボとは、特撮テレビドラマ『地球戦隊ファイブマン』に登場する巨大ロボの一つ。
目次 [非表示]

「地球の命は広い宇宙のわずかな鼓動だけど、夢見る心は無限大!」


データ

全高36.5m
重量268t
パワー180万馬力
飛行速度時速1000km
走行速度時速280km
ジャンプ力50m
スーツアクター日下秀昭
テーマソング『五つの心でファイブロボ』(影山ヒロノブ)(ニコニコ動画へリンク)

概要

3機のファイブマシンが、「合体!トリプルジョイント」のコールとともに変形合体した巨大ロボ。ファイブマン1号ロボにして、後に戦列に加わる2号ロボ・スターファイブとは開発者(父親)を同じくする「兄弟ロボ」でもあり、ファイブロボはスターファイブの兄に当たる。

本来は星川兄弟の父親である星川博士が、惑星開拓用に開発した作業用ロボットであったが、銀帝軍ゾーンとの戦いに備え、星川兄弟の手により戦闘用ロボへと改造されたという経緯を持っており、その都合上設定では宇宙空間での戦闘も可能となっている。


コックピットには5人全員分の座席が備わっており、中央の座席には基本的にファイブレッドが着座してメインパイロットを務めるが、状況によっては他のメンバーと入れ替わるケースもしばしば見られ、その場合は着座したメンバーが必殺技の口上も担当する。

また、操縦には必ずしも全員が揃っている必要はなく、最悪パイロットが一人のみでも操縦することは可能であり、回によってはアーサーG6が単独で搭乗してファイブマンをサポートしたこともある。


武器・技

  • ツインカノン

ロボの両腕に装備された大型ビーム砲で、主にバルゴールを撃墜させるために使われる。


  • ファイブハンマー

モグラルギン戦で使用したハンマー。モグラ叩きの要領で、地中を自在に移動するモグラルギンにダメージを与えた。


  • 超次元ソード

コックピットのパネル操作に応じて、異次元から転送されるファイブロボの必殺剣。

刀身を発光させての斬撃が必殺技で、左から右へと横一線に薙ぐのが基本形であるが、それに続けて敵を貫き持ち上げたり、二刀流の状態でX字に切り裂くなどといったパターンも存在する。

この斬撃に特に決まった技名はなく、その代わりとしてメインパイロットが口上を決めてから斬撃を繰り出す事が多い。その口上も「銀河に一つのこの星を、守りたまえ!」や、「正義の剣を受けてみろ!」といった具合に、斬撃以上に様々なパターンが見られた。

また超次元ソードは、先端のソードナイフ(※)と、ソードガンと呼ばれる火器としても機能する長剣からなる武器でもあり、前述の通り分割した状態では主にイエローの操縦で二刀流の剣技を繰り出す他、ソードナイフを投擲して相手に突き刺し、さらにソードガンからビームを放つといった戦術にも応用される。


上記以外にも、全パワーを集中して放つ「パワーパンチ」や、「超パワー投げ」「大回転投げ」といった投げ技、それにスターキャリアとの連携で、高空からの急降下の勢いに乗せて敵を切り倒す「フライングアタック」といった技の数々も駆使する。

さらに、ファイブイエローがメインパイロットを務める際には酔拳を駆使して戦ったこともある他、ライオギンを説得するためにピエロに扮したこともあるなど、作中での活躍ぶりは非常に多彩である。


(※ DX玩具では「ハンドソード」と呼称)


備考

既に1980年代後半より、戦隊ロボもメンバーの数に合わせて5体合体が主流になりつつある

中で、なおかつ戦隊名が「ファイブ」とある中で、「ファイブ」ロボなのに3機合体である点がファンの間ではしばしばツッコミの対象となることもある。かと言って、「看板に偽りあり」かというと決してそうではない。ここでの「ファイブ」とは、

  1. スカイアルファ
  2. キャリアベータ
  3. ランドガンマ
  4. ファイブトレーラー
  5. ファイブロボ

といった具合に「別合体形態も含めて5つの形態を取れる」事を指しており、同時にテーマソングにもあるように、「五つの心」を持っているという意味合いも込められているとされる。


ファイブロボを構成する3機のファイブマシンは、飛行メカ1機、陸上メカ2機という内訳であるが、こうしたマシンの構成はゴーグルロボダイナロボなど、かつての戦隊ロボへの原点回帰を感じさせるものであるとムック本で指摘されたこともあり、ファイブトレーラーについても、ダイナロボを構成するダイナギャリーを想起させるものとなっている。同様にマシンの色分けやパイロットの割り振りについても、昭和期の戦隊ロボに散見されたパターンが踏襲されており、ある意味平成期の戦隊ロボとしては異色とも言える存在である。


歴代戦隊の1号ロボの中でも、最も背が低い事でも知られている(最も高いオーレンジャーロボ(78.5m)の半分以下、「ボーイ」の名がつく戦隊の小型ロボの大部分よりも小さい)が、一方で10m近くも身長差のある事がハッキリしているサイラギンとほぼほぼ同サイズだったり、後述の『199ヒーロー大決戦』や3D映画『スーパー戦隊ワールド』など、他の戦隊ロボと共演する際にはこれまたほぼ肩を並べるサイズだったりと、撮影の都合上この設定がきちんと反映されることは稀である。


本放送当時には、DX超合金やプラデラといった定番玩具の他に、往年の名作玩具である「ジャンボマシンダー」としてもファイブロボが商品化されていた(高さは52センチ)。他方でかつてのジャンボマシンダーとは異なり、素材がポリエチレンではなくプラスチック製で、ある意味では有名無実な存在ともいえる。


関連タグ

地球戦隊ファイブマン 戦隊ロボ スターファイブ マックスマグマ


百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊:クライマックスの歴代レッドメカ勢揃いの場面において、本作よりスカイアルファが登場。またこの場面では、ファイブロボのテーマソングである「五つの心でファイブロボ」のインストゥルメンタル版もBGMとして選曲されている

199ヒーロー大決戦:同じくクライマックスの戦隊ロボ揃い踏みの場面において、ファイブロボが登場。ここではギンガイオーと同時に剣技を放つという、分かる人には分かる小ネタも盛り込まれた


将(エリート):『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する巨大ロボの一つ。強化前のデザインモチーフとしてファイブロボが採用されている


歴代1号ロボ

ターボロボファイブロボジェットイカロス

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