ブライアン・フューリー
ぶらいあんふゅーりー
鉄拳3
国際警察に所属する刑事でレイ・ウーロンの同僚だったが、国際的事件解決の手柄をレイ・ウーロンに取られたり麻薬組織とのつながりなど黒い噂の耐えない人物であった。
そして香港での銃撃戦の際に殉職したが、Dr.アベルによってレプリカントとして蘇生し、彼の命により、Dr.ボスコノビッチの開発した「永久機関」をねらって大会に参加する。
鉄拳4
任務に失敗し、追われる身となってしまい、自分の寿命が長くないと悟る。寿命を延命させることのできるDr.アベルは自分を省みることなく三島財閥の下に入ってしまった。自分を捨てたDr.アベル、Dr.アベルを奪った三島平八を恨むようになる。そんな中、大会の開催を知り、Dr.アベルに自分の体を改造させ、寿命を引き延ばさせるために大会に参加する。
鉄拳5
大会後、ブライアンは力尽きてしまうが、吉光に保護される。Dr.ボスコノビッチにより応急処置として永久機関を組み込まれ、一命をとりとめるが、その後施設にいた卍党党員を殺害(尚、これにより卍党は吉光を除き全滅となった)し、永久機関の性能を試すため大会に参加する(勿論、この蛮行によりブチギレた吉光に四六時中追っかけ回されることになる)。
鉄拳6
力を思う存分振るおうとするも何度も吉光に邪魔され本領発揮できずに大会は終わる。破壊衝動を抑えきれなくなったブライアンは、自ら世界各地の戦地に足を運び、無差別に破壊行動を起こすようになった。しかし代わり映えのしない戦場での破壊行動にも飽きてしまい、戦場とは違う獲物を求めて大会に参加する。
ストリートファイター×鉄拳
南極へ乗り込み「箱」を強奪してその力を手に入れようと考えていたブライアンは、侵入したG社の研究室で他のジャックシリーズとは別に保存されているロボット「ジャックX」を発見する。ブライアンをマスターだと認識したジャックXは、その命令に従って動き出す。強力な武器を手に入れたブライアンは、一路南極を目指すのだった。
凶悪な性能を誇る「挑発」と、それを駆使したステップ、多段技による揺さぶりでチマチマと削っていくインファイター。
威力・ふっ飛ばし性能・発生速度のすべて優秀な「マッハパンチ」を筆頭に、発生速度が速い浮かせ技「ジェットアッパー」、リーチの長さとカウンター時浮かせられバウンドコンボも誘発できる「チョッピングエルボー」など、クセがなく使いやすい技が多い。
また、ワンツーからの派生技も備えており、特にワンツーからのボディブローは
・ディレイがかかる
・反撃を受けない
・カウンターでコンボに移行できる
といいことづくしとなっている。
強烈な下段のスネークエッジ(3LK)や214LKといった、痛い下段も持ち合わせており、それほど難しい操作は要しないのに、空中コンボの減り具合と運び性能、壁際での壁コンボの鬼性能などシリーズ通して初心者にも扱いやすく、その上それなりに強い性能を持つ。
上記の通り「挑発」を絡めた戦法は特に凶悪で、簡単に言うと発生28フレーム(1フレーム=1/60秒。つまり0.47秒でガード不能の技が飛んでくる)上に、完璧にタイミングを合わせられると16F(浮かせ技が確定する秒数)まで無防備になる技をちらつかせながら攻撃するというもの。
本来であれば「壁際ではガードに徹して相手のミスや反確に対し的確に反撃していく」ことで打開を目指すものだが、こいつにはそんな考えは通じない。
一度壁際に追い込まれたら最後、ガードすらできない状態でひたすらに嬲り殺しにされる、文字通りの殺戮マシーンになる。
明確な強みの反面、弱点も相応にあり、第一にとにかく左横移動に弱いこと。
ギガース(鉄拳)やクマ(鉄拳)、パンダ(鉄拳)などの一部のデカキャラを除き、こいつの攻撃のほとんどは横移動で避けられる。
そのため、チョッピングエルボーがギリギリ通るくらいの範囲で横移動を繰り返すと、それだけで厳しい立ち回りを強いられる。
また、上記の「挑発」を絡めたコンボは信じられないほどコマンドが押しづらく、一個間違えれば自分が変な攻撃をしてしまい自爆することになりかねない。
また、214LKはともかく3LKはリターンこそ大きいが、発生が遅く、上級者なら見てから狩れる等リスクも非常に高く、一部サイトでは「この技に頼っている間は初心者]とまで言われるほど。
総じて、下段で相手を崩せない分、優秀な技で削って、イラついて手を出してきた相手にカウンターを叩き込み大ダメージを与えるキャラである。
とにかくサディスティック且つ冷静な攻撃ができるかが勝負のキャラである。
見るからに悪人面をしており、顔や体のところどころに傷があり、軍人じみた服装である。
彼の勝利ポーズのひとつには相手をマウントポジションでボコボコに殴るというサディスティックなものがあるが、ウィリアムズ姉妹のエンプレスヒールを食らうと何故か笑い出し、体力ゲージが数ドット回復する。
どう考えてもドMです。本当にありがとうございました。
ちなみにDr.アベルによって、アレックス・ロジャーが捕獲・飼育されて、レプリカントの研究材料にするためとなっており、ブライアンの身体に使用されたのではないかとされていたが、『5』にて、ロジャーjr.のEDにてロジャーが登場したので、この設定自体が無くなったものと思われる。
(一応アレックスの可能性もあるが、鉄拳では、他にも過去の設定が無いものと扱われることがあるので、単純に設定が破綻したと思われる。)
2018年6月現在、「ブライアン・フューリー」タグより「ブライアン」タグがつけられている事の方が多い。
そのため「ブライアン・フューリー」での完全一致検索よりも「ブライアン 鉄拳」での部分一致検索の方がイラストを見つけやすい。
人間関係
雷武龍(レイ・ウーロン):元同僚。ブライアンとは対照的な人物。
Dr.ボスコノビッチ:脳内のデータが必要なために狙う。後に応急処置でブライアンを助ける。
吉光:Dr.ボスコノビッチに関わるために接触する。その後助けられるが、吉光の同胞を倒したため因縁の相手に。
アリサ・ボスコノビッチ:人造人間つながり。
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