「青の護衛隊は最強のチームだ!弱い奴に居場所はない!」
CV:松田颯水
概要
年齢不詳だが、どうやらソラより年上な模様。
赤い髪とツリ目が特徴。
やや強引かつ血気盛んな性格で、上司から注意されることもしばしば。
過去に腕の負傷によって三年間試験に落ち続けた不遇の経歴を持つ。
それ故、誰よりも人一倍に努力する強かな精神の持ち主である反面、強さと弱さに異常なこだわりを持つようになった。
彼女はこの頑強で真摯な努力によって入団を果たした事に強烈な自負を持っており、その反動で実力の伴わない者がチームに入ることを極端に嫌っている。
初対面から「王様からの報酬」によって試験抜きで青の護衛隊見習いとなったソラに対して敵愾心を抱いており、彼女への評価はあまり芳しくなかった。
紆余曲折の末、ソラが護衛隊に相応しい力があるかを試すために模擬戦を挑み、勝負はソラに軍配が上がる。
自身の価値観を否定されたソラに敗れ、悔し涙を流すベリィベリー。
結果的に記事冒頭の台詞は負けた自身へのブーメラン発言となってしまったが、それでも「強くなければ何も守れない」といった意味ではあながち間違いではない。
ただ、ソラは「常に清廉な行いを貴ぶことがヒーローにとって一番大切である」という価値観を持つ。
よって、ベリィベリーはソラに強さにばかりこだわる自身の価値観を受け入れてもらえなかった故に、当初からつっけんどんに振舞っていたのである。
その後、バッタモンダーに自身のグローブをランボーグ化されてしまうが、直前に「正義は人それぞれ違う(要約)」とシャララ隊長に諭されたキュアスカイに助けられる。
そうしてベリィベリーはソラの強さを認め、ソラもまたベリィベリーの闘志を称え、共に戦いを通じて友情を深めていった。
その後
ソラがソラシド市に戻ってからも、アリリ副隊長共々通信でスカイランドの近況を度々知らせている。
第46話では、ソラと共にスリクマスの準備を行い、風船を作る数を仲良く競い合っていた。
第48話ではアリリ副隊長と共にスカイランド防衛戦に尽力し、キュアバタフライの大活躍ぶりを目の当たりにした。
第50話(最終話)Bパートではシャララと共にソラの帰りを待ち侘びており、同話Cパートではソラと共にある任務に赴いていた。
演者について
松田颯水女史は3年前の『ヒーリングっど♥プリキュア』(沢泉とうじ役など)以来のプリキュアシリーズ出演で今回が2度目となる。
次作『わんだふるぷりきゅあ!』ではキュアニャミーを演じる事となった。→キュアベリィベリー
注記
名前は「ベリーベリー」ではなく「ベリィベリー」と表記するのが正しい。
演者の松田氏も自身のツイートで触れている。
関連タグ
カバトン:アンダーグ帝国の最初の幹部。本編でお互い面識はないが、『何らかの理由で「強さこそ全て」という考えの持ち主であったソラのライバル』という共通点がある。但し、カバトンの場合は横暴で傲慢な暴れん坊故に無責任かつ自分勝手に力を振るうことを楽しむ主義であるのに対し、ベリィベリーの場合は曲がりなりに信念と正義に基づいているのが大きな違いである。