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概要

マーロン国王妃。


当時のマーロン国にとっては唯一の王位継承者であり、ベルゼニア帝国との国交を良きものにさせようという目論見で、ベルゼニア帝国第二皇太子マルチウスを婿に迎える形で政略結婚した。

夫マルチウスからの愛情を感じてはいるものの、見た目は豚に例えられるほどの肥満体質に加え、その対応があまりにも優しすぎるため彼女からすれば女の悦びを得られないほどらしい。ベルゼニア帝国の末皇女のメイリスとは仲が良く、次兄マルチウスを嫌っているメイリスは兄と結婚させられたユフィーナに本気で同情している。


マーロン王家の配下であるカーチェス=クリム伯爵とは不貞関係であり、表では内密にしている。

亡き母親の形見であり、大罪の器の一つである黄金の鍵『グリムジエンド』を持っていたことでイリーナに狙われ、ベルゼニア帝国への挨拶がてらに滞在していたアスモディン地方にてヴェノマニアに誘拐され、ハーレムの一員にされた。


カーチェスに救出された後はそのまま駆け落ちし、マーロン国から追われる身となる。後にカーチェスは周辺貴族を味方につけ、マーロン国への宣戦布告として正統なマーロン王家の血筋であるユフィーナがいる事を利用して「正統マーロン国」の建国宣言。以降マーロン国は二つに分かれ、その後バニカ=コンチータの代で再びひとつに戻った。

彼らの後の子孫がカイル=マーロンである。


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