概要
第47話で、メルヘンランドの女王として覚醒したキャンディの姿。
口調や性格は元のキャンディから変わっていないが、女王として目覚めただけあって絶望の巨人を食い止める力を持っている。また、限度はあるもののピエーロの攻撃にも耐えることができる。
また、元のキャンディの時には、「クル〜!」だった悲鳴は、「きゃあっ!」となっている。
この他にも、一部語尾に「クル」とつけないシーンが存在している。
覚醒した時にロイヤルクイーンから「ミラクルジュエル」を授かり、その力を使って絶望に沈みバッドエンドに染まりそうになったプリキュア達に必死で呼び掛け、彼女達を絶望の淵から救い出した。
しかし、そこで力を使い果たしてピエーロの攻撃を食らい、元の姿に戻ってしまう。だが、第48話にてミラクルジュエルの最後の力を使い、プリキュアと共に再びロイヤルキャンディへと変身。そしてプリキュアと共にミラクルレインボーバーストを放ってピエーロを破った。
なお彼女はミルキィローズやキュアビートのように「妖精(またはそれに準じる)キャラから変身する追加戦士」と異なり、「コスチュームがプリキュアによく似ている」が、公式なプリキュアではないので、「プリキュアオールスターズ」系のイラストの際には注意が必要である。
『HUGっと!プリキュア』第37話にも登場。いわば『番外戦士』のポジションでドクター・トラウムの最終形態に最後の攻撃を与えるプリキュアオールスターズにパワーを送った。
まさかの公式擬人化
今まで「人格入れ替わり」「キュアキャンディ」「三幹部擬人化」「ハッピーロボ登場」「プリキュア幼児化」など、いろいろと視聴者の度肝を抜き続けてきたスマプリだが、最終回直前になっても、「三幹部の正体が妖精」「悪のプリキュア出現」に続き、久々の妖精擬人化(しかも幼女)というサプライズをやってくれた。第46話でのバッドエンドプリキュアの活躍の余韻も覚めやらぬまま、次回予告でこのロイヤルキャンディの姿が出るや、またもイラスト投稿が相次いだ。
あざといぞ、公式!
なお、スマイルプリキュアでは他にもポップが人間体に変身したり、かつてはメルヘンランドの妖精だったバッドエンド王国三幹部もマジョリーナの発明で人間化している。逆にプリキュアたちが妖精化したこともあり、レギュラーキャラのほぼ全員が人間と妖精の姿を作中で披露したこととなった。
ちなみに、各シリーズ作品でメイン妖精が人間化した例としては、5や5GoGoの「人間体は茶髪のイケメン」「人間体はパツキンのイケメン」「その二人のお世話役見習い」「2期で登場したズー◯ンっぽいの」の妖精達が最初で、その中のミルキィローズ(美々野くるみ)はプリキュアの1人としてもカウントされている。
本作以降は妖精が人間に変身可能な作品が増加しているが、その中でもモフルン(単独映画のみ)、キラリン、ペコリンはプリキュアへの覚醒を果たしている(彼女達は「キュア」の付いた純正のプリキュアである)。逆にプリキュアが妖精化したケースも存在する。
特にモフルンは普通の人間態を経ずに直接人型の戦士に変身した点が共通している。
余談
外見と声優のせいでハナちゃんに見えるという声もちらほら。初登場回がBパート終了に出たことやドアップ(目と額)だったのも要因だった。