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「甘いニオイがするモフ~!」

CV:齋藤彩夏


概要モフ

朝日奈みらいが小さいころに祖母の結希かの子からもらった(第33話によると生まれたその日から傍らにいた)熊のぬいぐるみ

その名の通り身体はモフモフしている。数多くの親しみ深い人物から『モフちゃん』と呼ばれる。

幼稚園や学校以外なら必ずモフルンを一緒に連れていく。みらいの大切な宝物……というより、大親友。『中学生の少女がお出かけにぬいぐるみを連れて行く』と書けば、『大親友』という言葉が的確であることが容易に想像できるだろう。

みらいとリコが危機的状況の中ではじめてプリキュアになった際に、リンクルストーン・ダイヤの力で人語を話し動けるようになった。妖精化に伴い瞳の色が紺から青、瞳孔の形と耳のマークが丸から星へと変化している。手のハートと耳の星の色が左右で異なっている(向かって左側がピンク、右側が紫)のだがファンアートでは両方同色な事も多い。

なお、モフルンという名前は妖精化する前からぬいぐるみの名前として付けられていたもの。


モッフー!

リンクルストーンの力を解放してプリキュアたちを変身させる力があり、みらいとリコがそれぞれモフルンの手を握って蝶ネクタイ部分にストーンを装着し、「キュアップ・ラパパ! ○○!(装着したリンクルストーンの名称) ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」という魔法の呪文を唱えることで、モフルンのお腹がリンクルストーンの色のハートに光り、ストーンの力が解き放たれて2人は魔法つかいプリキュアへと変身する。


一人称は「モフルン」で語尾に「~モフ」とつける。このあたりはプリキュアシリーズの妖精ならではである。


従来の妖精は異世界の住人が多いのに対し、モフルンはぬいぐるみが妖精化する新しいケースで、(地球発祥のプリキュアである『ハートキャッチプリキュア!』『ハピネスチャージプリキュア!』の妖精を除けば)人間界から輩出された初のパートナー妖精ということになる。

プリキュアシリーズでは宙に浮くことができる妖精が多いが、モフルンは基本宙に浮くことはできない。移動するときは自分で歩くかみらいやリコに運んでもらうことが多い。


みらいはモフルンが妖精化した事について「魔法ならばこんなステキな事も起こせるのだろう」と納得して無邪気に喜んでいたが、魔法界における常識では「命なきものに命を与える」というのは魔法であっても不可能とされており、リコはかなり驚愕していた(なお、闇の魔法つかいが無生物から怪物ヨクバールを生み出しているのも、魔法界の常識では理解できないということになっている)。

第2話でリコが「あなたはなぜ喋れるのか」とモフルンに尋ねたが、モフルンは「ずっとみらいとお喋りしたいと思っていた」と無垢な瞳で答えて、リコからは答えになっていないと呆れられている。モフルン自身も自分が動き喋れるようになった理由は理解できていないようだ。


なお、ここまで散々モフルンのことを妖精と言ってきたが、本作における魔法界には妖精族と言う種族が存在している。はーちゃんチクルンはそれに属するが、モフルンはその妖精族ではない。

モフルン自身は、自分ははーちゃんやチクルンみたいな不思議な妖精ではなく、何処にでもあるただのぬいぐるみだと思っているため、誰かから妖精だと言われると必ず否定する。

魔法界の知識に長けている人の中には、モフルンのことを「正体はよくわからないが、妖精とは違うだろう」とちゃんと判断できている人たちもいる。例えば魔法学校の教頭は魔法秘匿の観点から「妖精であるはーちゃんを人間界に連れて行ったこと」について苦言を発したが、モフルンについては別に何も言わなかった。


能力などモフ

プリキュアに関わるアイテムや人物を嗅覚として感知する力も持ち、モフルンはそれを「甘い匂いがする」と表現する。なお、本当に甘い匂いがするお菓子などの食べ物とリンクルストーンの気配の区別ができないらしく、リンクルストーンがある場所と思って辿り着いたところがスウィーツショップというのは定番のオチ。13話では蜂の巣に辿り着いてしまい、鉢合わせならぬ蜂合わせを起こし災難に遭っている。


性質モフ

リンクルストーンから力を引き出す方法を妖精化に伴い刷り込まれているものの、プリキュア伝説についてはほとんど何も知らない。そもそもモフルンの行動目的は「みらいと一緒に楽しくおしゃべりする」ことであり、プリキュアたちのお目付役のような存在ではない模様。

みらいが幸せであることを望み、そしてみらいの幸せにはリコが必要だと理屈ではなく運命的に感じている。初めてみらいの部屋を歩いた時には嬉しくて大はしゃぎしていた。


モフルンが言うには、ただのぬいぐるみであった時からちゃんと自我を持ち続けていたとのこと。ただ喋ったり動いたりすることができなかったので、『みらいのことが大好き』という自分の思いをみらいに伝えることができなかったのだという。これはモフルンが最初から特別なぬいぐるみだったということなのか、それともこの世の全てのぬいぐるみはみんな自我をちゃんと持っているというメルヘンな設定なのか、あるいは、みらいが友情・愛情をもって接してくれたことにより、付喪神のように自我を手に入れたのかは不明。

モフルンはみらいがどのように成長していったかをその目で見守り続け、全て明確に記憶している。要するにみらいのプライベートを知り尽くしているわけで、たまにみらいの恥ずかしいエピソードをリコにバラしたりしている。

ちっこいみらいちゃん

みらいは小さい頃から常にモフルンを連れていたが、さすがに幼稚園や小中学校まで持っていく事はなかった。しかしモフルンは本当は幼稚園や学校にも一緒に行きたかったことをはーちゃんに打ち明けている。

ナシマホウ界に戻ってきてからは動いて話せるようになったためその思いが爆発し、はーちゃん共々こっそりみらいのカバンの中に忍び込んで、なるべく2人の授業の邪魔をしないように気を付けるも、運悪く勝木かなに見つかって騒動を起こす一因となった。

そんなことも露知らず、モフルンとはーちゃんは校庭を探検していると、昨日行方不明になっていた4つ目の守りの金魔法(変身用)のリンクルストーンのトパーズを発見するが、その矢先にガメッツが学校を襲撃してきた。そのことを知ったはーちゃんはみらいとリコを呼びに行き、モフルンはトパーズをガメッツから守ろうとする。

トパーズの発見とガメッツの襲撃を知ったみらいたちは、みらいたちのワクワクな新学期を台無しにしたくないモフルンの勇気に反応したトパーズで変身して、大事な新学期を守れ、守りのリンクルストーンが全て揃った。

解決後、みらいとリコは叱るつもりはなくどうして学校に来てしまったのか聞き、騒ぎになったことを知ったモフルンは反省して落ち込むものの、はーちゃんを通してずっと寂しがっていた思いと授業を邪魔しないようにきをつけてた努力をみらいに汲み取ってもらい、この一件以後今日みたいに闇の魔法つかいの襲撃に遭ったり、リンクルストーンの出現が起こったりしたときに備えてモフルンたちも学校へ行けるようになった。

もちろん先生や他の生徒たちにはモフルンやはーちゃんを連れてきていることは内緒なので、授業中の間は基本的にはーちゃんとカバンの中に入りっぱなしである。元がぬいぐるみなのでそういう扱いでも苦に感じてはいない模様。


妖精化にともない飲食が出来るようになり、大好物のクッキーや魔法界の特産品である冷凍みかんもむしゃむしゃと食べている。

空腹になると腹が鳴ったりするので体内は生物と同様の構造になっている可能性もあるが、ぬいぐるみだから虫歯にならないのでみらい達と違っていくら甘いものを食べても平気などとかなり都合のいいことものたまっている。


性格モフ

性格はかなりおっとりしており、ハイテンションなみらいとは対照的。妖精化する前から人間社会を見てきたからなのか、プリキュア妖精としては珍しくかなり空気が読める。いたずらやワガママ、でしゃばった言動などは皆無。非常に「聞き上手」であり、みらいやリコとの会話の中で決して説教くさくならないような形で間接的なアドバイスを与えたりもする。みらいとリコが喧嘩をして気まずくなった時には場の空気を悪くしないように必死に話題を作ろうとしていた。ただしモフルンの癒し系な言動は計算してやっているわけでなく天然であるようだ。

みらいやリコに対してわがままは言わない反面、上述の学校についていった時のように自分が本当にやりたいと決めたことはみらいに相談もせずに自分で勝手にやってしまう。行動力が高いと言い換えることもできるが、このあたりはみらいと似ていると言えるかもしれない。ただし、それに伴ってみらい達に迷惑をかけてしまった場合、きちんと謝る素直さを持つ良い子である。

また、はーちゃんが手間のかかるヨチヨチ期の頃は、魔法学校の補習で忙しいみらいやリコの代わりに積極的に世話を焼いていた。みらいが幼い頃、自分を妹か娘のように大切にしてくれた、あるいは、幼いみらいに対して母性的な感情を持っていた事があり、そのときの経験によるものかもしれない。その甲斐があって、はーちゃんには非常に懐かれており、姉妹のように仲が良く、今も世話を続けている。


2016年の春に公開された『プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』でプリキュア映画に初出演。この作品では前作主人公に顔面アタックを決めたり、前作の妖精であるパフアロマと共にトラブルを巻き起こしたり、TV本編よりもかなりおちゃらけた感じで描かれている。多少の違和感は拭えないが、映画「プリキュアオールスターズ」では、初参加する新作のキャラクターたちの性格がTV本編とブレるのは毎年の恒例行事なので仕方ないところではある。


モフルンはプリキュアたちにとっては変身するための要であるが、そんなことを抜きにしてかけがえのない存在である。

ただし、本人はプリキュアが辛い戦いに身を投じている時に何も役に立てていないと感じているところもあるようだ。特に、自分の娘のように守り育てていたはーちゃんさえキュアフェリーチェと覚醒して戦いに身を投じるようになってからは、その思いは日に日に強くなっている様子。

しかし、そういう悩んでいる姿を皆に見せて心配させることも嫌っているので、基本的には明るく振舞っている。


そして、そんなモフルンの秘めた願いを一度だけ叶えるチャンスが秋の映画で訪れることになる。


奇跡の変身! キュアモフルン!

☆モフルン☆

2016年に7月14日に秋の劇場映画『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!

のあらすじや新予告が公開され、モフルンがプリキュアになる事が判明した。詳細はキュアモフルンの項目参照。


モフルンの性別について

モフルンの性別は本編で明かされていなかったため、ファンの間では男の子として扱われることが多かった。

そのため、キュアモフルンの情報が公開された時は「プリキュアになるということは、モフルンは実は女の子だったの!?」と多くのファンを驚かせた。


だが、モフルンは元々ぬいぐるみであるため性別は存在しないことがスタッフのインタビューで判明。詳細は性別:モフルンの項目を参照。

キュアモフルンは初のズボン着用プリキュアということでも注目されたが、これもモフルンが男の子でも女の子でもないという設定から生まれたデザインである。


意志を持った理由

自分でも理解していないように、モフルンが喋ることが出来るようになった理由は最後まで明確にはならなかった。

なお、本編の最終盤でナシマホウ界と魔法界が分かたれた後、モフルンも再び喋ることが出来なくなり、元のぬいぐるみに戻ってしまっていた。

(余談だが、劇場版では胸のアクセサリーが破壊されたことで元のぬいぐるみに戻っていた)

そして、数年後に「世界を繋げる大魔法」の発動によってみらいとリコが再会した時に復活している。


本作のプリキュアは、リンクルストーンを生み出した太母マザー・ラパーパが残した「世界を繋げる大魔法」を発動させる為に選ばれた者とされる。モフルンもこの大魔法の担い手として喋れるようになったのだとは推測される。プリキュアを助け、世界を繋げる為に。


モフデレラ

モフデレラ

本編第29話においてモフルンがシンデレラになってしまう展開が…。

詳細は当該記事を参照。


玩具展開などについてモフ

妖精が変身アイテムとしての役割も担っているのは『ドキドキ!プリキュア』以来となるが、従来の妖精は変身アイテムに変身したりハートキャッチプリキュアの妖精のように変身媒介のエネルギーを与える等してプリキュア達に力を与えていた。


一方モフルンは変身せずそのままの姿でアイテム役を担う設定であり、これは『スイートプリキュア♪』のフェアリートーン以来である。

(しかしフェアリートーンは変身アイテムに自らをセットするいわば媒介としての役なので、「自身が変身媒介をセットされる側」という意味ではモフルンが初である)

玩具的にも本来妖精はぬいぐるみとして変身アイテムとは別個に発売されるのが通例だったが、本作ではモフルンのぬいぐるみ自体が変身アイテムとして発売された。このぬいぐるみにはオプションとして補習メイトからもらった魔法学校の制服や、フランソワがみらいに作ったモフルンを持ち運ぶためのポシェットも商品化されている。


食玩においてもモフルンの玩具はあるが、コスト的な問題でさすがにぬいぐるみとしては作られていない。そのかわりに「組立モデル」(つまりはプラモ)という異例の形式で販売されている。

これまでも妖精関連でのプラ食玩というのはあるにはあるがモフルンのように「組立モデル」としての販売という例は無い。

商品名も「変身モフルンキット」であり、完成品ではなく組立キットであることが前面に押し出されおり、ニッパーでランナーからパーツを外すところからスタートし、シール貼り付けも手作業である。対象年齢は3歳以上となっているものの、ニッパーの使用などを考えると保護者の監督が望ましいだろう。


一方で玩具でもリンクルストーンのスロットを省略し、音声ギミックも省いたぬいぐるみも発売されており、通常よりもミニサイズのモフルンは低価格に買えるように設定されている。またプレミアムバンダイではプリキュアショーで使われている物と同サイズ(全長約60cm)の大型ぬいぐるみも予約販売された。こちらは子供や大きいお友達だけでなく、ぬいぐるみ愛好家に向けても作られた物だと言える。


2020年にモフルンをモチーフにしたソファ、その名もモファが発売された。

価格は26万800円(税抜き)。完全受注生産。


余談モフ

声優について

描き納め

齋藤彩夏といえば、プリキュアファンには『ふたりはプリキュアSplash☆Star』の登場人物である日向咲の妹・日向みのりの印象が非常に強く残っているだろう。プリキュアシリーズには10年ぶりの出演となる(オールスターズも含めるとDX2以来6年ぶり)。

『まほプリ』が初参戦した『プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』では、かつて姉役を演じた樹元オリエと再会。樹元は「おねーちゃん!」と呼ばれて「萌えた」とのこと。このエピソードはプリキュア新聞で斎藤も同じく語っている。


モフルン役に齋藤が選ばれた理由としても、実際『S☆S』の日向みのりが理由としてあげられている。日向咲美翔舞の間をとりもつ存在としてみのり役を演じた実績から、本作ではそれを妖精としてやってもらおうという考え抜擢したのだという。このことはプリキュアの生みの親として知られ、『S☆S』のプロデューサーを手がけ現在はプリキュアシリーズなど東映アニメーションのテレビ作品を統括する立場にある鷲尾天によって語られている(『プリキュア新聞』2016年春号)。


他作品とのコラボ

プリキュアシリーズにおける熊モチーフの妖精と言えば『ドキドキ!プリキュア』のランスが思い出されるが、意外にもこの両者が絡んだイラストは少ない。

モフルンさんとランスさん


第22話より導入された後期OPでモフルンが巨大化している映像があり、これを思い出した人も多いだろうが、果たして本編でその展開はあるのだろうか?

すごいよ!!みらいさん リコッ☆

……と思っていたら第49話で本当にやらかしてしまいました(トパーズスタイルでの生成による)。

映画でも『キュアミラクルとモフルンの魔法レッスン!』ではモフルンを助けようとするミラクルの魔法で巨大化、『オールスターズメモリーズ』ではミラクルの記憶から作られた空間で巨大モフルンが登場する。

後者では本人とは別の存在ではあるものの、メイン2作品以外の妖精で唯一の声付き出演という待遇を得ている。


前述の通りCVが齋藤と言う事もあり、彼女が長年演じていた他局の幼児向け作品であるジュエルペットシリーズの主人公・妖精ルビーと合わせた中の人ネタも。

声質がそのままである事や本作に宝石の要素がある事も相まって、その印象が強い視聴者も多数。

ジュエルペットプリキュア!

転職


同じ熊のぬいぐるみキャラつながりで、モフルンがCV:有吉弘行アメリカ映画のキャラクターになっているイラストネタが見受けられる。

キュアミラクルとモフルン


全プリキュア大投票にて

2019年にNHK-BSプレミアムで放映されたプリキュアの投票企画番組。

好きな作品・プリキュア・キャラクター・歌の4部門で行われ、モフルンはキャラクター部門で栄えある1位を獲得した

他3部門は初代勢が1位であり、他作品からの1位はモフルンだけという快挙を成し遂げた。


関連イラストモフ

もふもふモフルンかわいい

もふ落書きモフルン


関連タグモフ

魔法つかいプリキュア! プリキュア妖精一覧

朝日奈みらい リコ(プリキュア) はーちゃん 結希かの子

リンクルストーン ぬいぐるみ 熊のぬいぐるみ

ウサピョン:劇場版フレッシュプリキュアに登場した主人公桃園ラブが大切にしていたウサギのぬいぐるみ。


プリンセスパフュームモフルンスイーツパクト

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