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公権力横領捜査官中坊林太郎

6

こうけんりょくおうりょうそうさかんなかぼうりんたろう

公権力横領捜査官中坊林太郎とは、原哲夫が書いた漫画のひとつである。
公権力横領捜査官中坊林太郎とは、原哲夫が書いた漫画のひとつである。

概要

概要

集英社のジャーナリズム雑誌『BART3230』に連載された。

90年代後半、不良債権の処理が一向に進まず世界経済の足を引っ張る日本に業を煮やした先進国首脳が圧力をかけ、公権力を濫用して財産を得たものは権力剥奪の上財産没収とする過激な法案が国会を通過した。

内閣直属の捜査官「中坊林太郎」が政官財の癒着を暴き、日本経済を食い物にする悪党を成敗する物語。


主要人物

主要人物

中坊 林太郎(なかぼう りんたろう)

今作の主人公。東西銀行とその周辺の汚職捜査を担当している。

普段は林太郎(はやし たろう)と名乗って正体を隠している。

国会議員やヤクザが相手だろうとまったく動じない豪胆な性格だが、「親を悲しませたくないだろ」「親の顔が見たい」などの親に関わる話をされると「親は関係ねえだろ、親は!」と突然キレる。

蒼天の拳の主人公霞拳志郎のモデルの一人。


虹野 誠一(にじの せいいち)

中坊の最初の仲間。東西銀行総務部二課課長。

記憶力が異常にいいことを見込まれ「歩く裏帳簿」として記録を残せない金の出入りの管理を行っていたが、不正が露見しそうになると、上層部によってすべての罪を被せられる。

東西銀行に追い詰められ自殺しようとしたところを中坊に救われ、自分が会社の為に生き会社の為に死ぬ社畜であったことを自覚、会社と戦うことを決意して仲間になった。

気弱な性格だが、美人の妻とイケメンの息子がおり、家族思いの父親である。


業田 竜彦(ごうだ たつひこ)

中坊の二人目の仲間。業田開発現社長でヤクザ。

最初は敵として登場。

中坊に金を奪われた逆恨みで殺そうとしたが未遂に終わり、逮捕される。

出生に秘密を持ち、取調べで実の親がバレることを危惧した部下の斎藤によって(斎藤曰く「先代の命令」)移送直前に腹部を刺されたが治療で一命を取り留める。

その後、自分の養父を謀殺し、また自分をも葬ろうとした闇社会に復讐するため、仲間となる。


木暮 泰造(こぐれ たいぞう)

中坊の三人目の仲間。東西銀行常務取締役。

虹野の上司で虹野を自殺に追い込んだ張本人。

周囲が一流大学卒のエリートばかりの中、三流大学卒であることにコンプレックスを持ち、自身のプライドのためにがむしゃらに働いた結果現在の地位を得たが、その代わりに不正に手を染めることや世話になった上司を権力闘争で追い落とすことも厭わない性格になってしまった。

権力者の財布として金を吸い尽くされて経営が悪化した東西銀行の計画倒産が目論まれる中、倒産の責任を取るだけのために自身が頭取にされることが決まった際に仲間になる。


柳川 徹(やながわ とおる)

中坊の四人目の仲間。

木暮の元上司で、部下思いの良識的な人物だが、小暮の仕掛けた権力闘争の結果子会社に左遷させられていた。

改心した小暮の説得により、小暮と共に取締役会に臨む。


沢田 幸四郎(さわだ こうしろう)

与党の幹事長で、人を巧みに動かして目的を達成する切れ者。

表向き松丸に従う様子を見せるが、本心は改革を望み、中坊を裏からサポートする。


悪役

悪役

松丸 稲次郎(まつまる いなじろう)

今作の黒幕。与党の副総裁で最大派閥を率いる有力政治家だが、常に黒い噂がつきまとう。

業田は実は彼の隠し子。


末野松 政次郎(すえのまつ せいじろう)

今作のラスボス。大物ヤクザ。

かつて若き日の松丸・末野松・業田の父の三人は焼け野原になった戦後日本の復興のため、表裏の権力を握り互いに助け合うことを誓うが、その高い理想も時とともに金と権力に絡め取られていった。


三島 哲也(みしま てつや)

東西銀行の相談役。日銀からの天下り。

松丸派の政治家と裏社会とのパイプ役を務める。

取締役会で小暮を頭取にしようとするも、中坊の活躍により逆に解任され、松丸・末野松にも見捨てられ、最期は公園で一人孤独死する。


長谷川 隆(はせがわ たかし)

東西銀行の頭取。大蔵省からの天下り。

政治家との癒着を進め、東西銀行を権力者の財布へと貶めた張本人。


森下 信吾(もりした しんご)

業田が中坊の仲間になる切っ掛けを作った人物。業田が死んだと思い込み、変装した業田の前で業田の父の死の真相を喋ったことから制裁される。


大月 明(おおつき あきら)

末野松不動産の専務で、立ち位置的には北斗の拳でいうモヒカンみたいなもの。

最初に中坊と闘った敵。


その他

その他

業田 寅之介(ごうだ とらのすけ)

業田開発先代社長。

かつて親友だった松丸、末野松たちに裏切られ死亡。


中坊 裕一郎(なかぼう ゆういちろう)

中坊の父親。

高潔な弁護士として社会不正を追及していたが、刺客に撃たれて幼き日の中坊の目の前で絶命。


斎藤(さいとう)

業田を涙ながら刺した部下。

先代からの側近で、業田の出生の秘密を知る。


今藤 勇美(こんどう いさみ)

東西銀行課長で、権力におもねる事なかれ主義のバーコードハゲ。

東西銀行にヒラ行員として潜入した中坊の上司になってしまったことから数々のトラブルに巻き込まれる。

蒼天の拳の登場人物金藤政夫のモデル。


江戸川 仁(えどがわ じん)

中坊の上司。元東京地検特捜部で、中坊の父とは友人だった。


関連項目

関連項目

原哲夫

蒼天の拳

霞拳志郎

BART3230

概要

概要

集英社のジャーナリズム雑誌『BART3230』に連載された。

90年代後半、不良債権の処理が一向に進まず世界経済の足を引っ張る日本に業を煮やした先進国首脳が圧力をかけ、公権力を濫用して財産を得たものは権力剥奪の上財産没収とする過激な法案が国会を通過した。

内閣直属の捜査官「中坊林太郎」が政官財の癒着を暴き、日本経済を食い物にする悪党を成敗する物語。


主要人物

主要人物

中坊 林太郎(なかぼう りんたろう)

今作の主人公。東西銀行とその周辺の汚職捜査を担当している。

普段は林太郎(はやし たろう)と名乗って正体を隠している。

国会議員やヤクザが相手だろうとまったく動じない豪胆な性格だが、「親を悲しませたくないだろ」「親の顔が見たい」などの親に関わる話をされると「親は関係ねえだろ、親は!」と突然キレる。

蒼天の拳の主人公霞拳志郎のモデルの一人。


虹野 誠一(にじの せいいち)

中坊の最初の仲間。東西銀行総務部二課課長。

記憶力が異常にいいことを見込まれ「歩く裏帳簿」として記録を残せない金の出入りの管理を行っていたが、不正が露見しそうになると、上層部によってすべての罪を被せられる。

東西銀行に追い詰められ自殺しようとしたところを中坊に救われ、自分が会社の為に生き会社の為に死ぬ社畜であったことを自覚、会社と戦うことを決意して仲間になった。

気弱な性格だが、美人の妻とイケメンの息子がおり、家族思いの父親である。


業田 竜彦(ごうだ たつひこ)

中坊の二人目の仲間。業田開発現社長でヤクザ。

最初は敵として登場。

中坊に金を奪われた逆恨みで殺そうとしたが未遂に終わり、逮捕される。

出生に秘密を持ち、取調べで実の親がバレることを危惧した部下の斎藤によって(斎藤曰く「先代の命令」)移送直前に腹部を刺されたが治療で一命を取り留める。

その後、自分の養父を謀殺し、また自分をも葬ろうとした闇社会に復讐するため、仲間となる。


木暮 泰造(こぐれ たいぞう)

中坊の三人目の仲間。東西銀行常務取締役。

虹野の上司で虹野を自殺に追い込んだ張本人。

周囲が一流大学卒のエリートばかりの中、三流大学卒であることにコンプレックスを持ち、自身のプライドのためにがむしゃらに働いた結果現在の地位を得たが、その代わりに不正に手を染めることや世話になった上司を権力闘争で追い落とすことも厭わない性格になってしまった。

権力者の財布として金を吸い尽くされて経営が悪化した東西銀行の計画倒産が目論まれる中、倒産の責任を取るだけのために自身が頭取にされることが決まった際に仲間になる。


柳川 徹(やながわ とおる)

中坊の四人目の仲間。

木暮の元上司で、部下思いの良識的な人物だが、小暮の仕掛けた権力闘争の結果子会社に左遷させられていた。

改心した小暮の説得により、小暮と共に取締役会に臨む。


沢田 幸四郎(さわだ こうしろう)

与党の幹事長で、人を巧みに動かして目的を達成する切れ者。

表向き松丸に従う様子を見せるが、本心は改革を望み、中坊を裏からサポートする。


悪役

悪役

松丸 稲次郎(まつまる いなじろう)

今作の黒幕。与党の副総裁で最大派閥を率いる有力政治家だが、常に黒い噂がつきまとう。

業田は実は彼の隠し子。


末野松 政次郎(すえのまつ せいじろう)

今作のラスボス。大物ヤクザ。

かつて若き日の松丸・末野松・業田の父の三人は焼け野原になった戦後日本の復興のため、表裏の権力を握り互いに助け合うことを誓うが、その高い理想も時とともに金と権力に絡め取られていった。


三島 哲也(みしま てつや)

東西銀行の相談役。日銀からの天下り。

松丸派の政治家と裏社会とのパイプ役を務める。

取締役会で小暮を頭取にしようとするも、中坊の活躍により逆に解任され、松丸・末野松にも見捨てられ、最期は公園で一人孤独死する。


長谷川 隆(はせがわ たかし)

東西銀行の頭取。大蔵省からの天下り。

政治家との癒着を進め、東西銀行を権力者の財布へと貶めた張本人。


森下 信吾(もりした しんご)

業田が中坊の仲間になる切っ掛けを作った人物。業田が死んだと思い込み、変装した業田の前で業田の父の死の真相を喋ったことから制裁される。


大月 明(おおつき あきら)

末野松不動産の専務で、立ち位置的には北斗の拳でいうモヒカンみたいなもの。

最初に中坊と闘った敵。


その他

その他

業田 寅之介(ごうだ とらのすけ)

業田開発先代社長。

かつて親友だった松丸、末野松たちに裏切られ死亡。


中坊 裕一郎(なかぼう ゆういちろう)

中坊の父親。

高潔な弁護士として社会不正を追及していたが、刺客に撃たれて幼き日の中坊の目の前で絶命。


斎藤(さいとう)

業田を涙ながら刺した部下。

先代からの側近で、業田の出生の秘密を知る。


今藤 勇美(こんどう いさみ)

東西銀行課長で、権力におもねる事なかれ主義のバーコードハゲ。

東西銀行にヒラ行員として潜入した中坊の上司になってしまったことから数々のトラブルに巻き込まれる。

蒼天の拳の登場人物金藤政夫のモデル。


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公権力横領捜査官中坊林太郎とは、原哲夫が書いた漫画のひとつである。

概要

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集英社のジャーナリズム雑誌『BART3230』に連載された。

90年代後半、不良債権の処理が一向に進まず世界経済の足を引っ張る日本に業を煮やした先進国首脳が圧力をかけ、公権力を濫用して財産を得たものは権力剥奪の上財産没収とする過激な法案が国会を通過した。

内閣直属の捜査官「中坊林太郎」が政官財の癒着を暴き、日本経済を食い物にする悪党を成敗する物語。


主要人物

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中坊 林太郎(なかぼう りんたろう)

今作の主人公。東西銀行とその周辺の汚職捜査を担当している。

普段は林太郎(はやし たろう)と名乗って正体を隠している。

国会議員やヤクザが相手だろうとまったく動じない豪胆な性格だが、「親を悲しませたくないだろ」「親の顔が見たい」などの親に関わる話をされると「親は関係ねえだろ、親は!」と突然キレる。

蒼天の拳の主人公霞拳志郎のモデルの一人。


虹野 誠一(にじの せいいち)

中坊の最初の仲間。東西銀行総務部二課課長。

記憶力が異常にいいことを見込まれ「歩く裏帳簿」として記録を残せない金の出入りの管理を行っていたが、不正が露見しそうになると、上層部によってすべての罪を被せられる。

東西銀行に追い詰められ自殺しようとしたところを中坊に救われ、自分が会社の為に生き会社の為に死ぬ社畜であったことを自覚、会社と戦うことを決意して仲間になった。

気弱な性格だが、美人の妻とイケメンの息子がおり、家族思いの父親である。


業田 竜彦(ごうだ たつひこ)

中坊の二人目の仲間。業田開発現社長でヤクザ。

最初は敵として登場。

中坊に金を奪われた逆恨みで殺そうとしたが未遂に終わり、逮捕される。

出生に秘密を持ち、取調べで実の親がバレることを危惧した部下の斎藤によって(斎藤曰く「先代の命令」)移送直前に腹部を刺されたが治療で一命を取り留める。

その後、自分の養父を謀殺し、また自分をも葬ろうとした闇社会に復讐するため、仲間となる。


木暮 泰造(こぐれ たいぞう)

中坊の三人目の仲間。東西銀行常務取締役。

虹野の上司で虹野を自殺に追い込んだ張本人。

周囲が一流大学卒のエリートばかりの中、三流大学卒であることにコンプレックスを持ち、自身のプライドのためにがむしゃらに働いた結果現在の地位を得たが、その代わりに不正に手を染めることや世話になった上司を権力闘争で追い落とすことも厭わない性格になってしまった。

権力者の財布として金を吸い尽くされて経営が悪化した東西銀行の計画倒産が目論まれる中、倒産の責任を取るだけのために自身が頭取にされることが決まった際に仲間になる。


柳川 徹(やながわ とおる)

中坊の四人目の仲間。

木暮の元上司で、部下思いの良識的な人物だが、小暮の仕掛けた権力闘争の結果子会社に左遷させられていた。

改心した小暮の説得により、小暮と共に取締役会に臨む。


沢田 幸四郎(さわだ こうしろう)

与党の幹事長で、人を巧みに動かして目的を達成する切れ者。

表向き松丸に従う様子を見せるが、本心は改革を望み、中坊を裏からサポートする。


悪役

悪役

松丸 稲次郎(まつまる いなじろう)

今作の黒幕。与党の副総裁で最大派閥を率いる有力政治家だが、常に黒い噂がつきまとう。

業田は実は彼の隠し子。


末野松 政次郎(すえのまつ せいじろう)

今作のラスボス。大物ヤクザ。

かつて若き日の松丸・末野松・業田の父の三人は焼け野原になった戦後日本の復興のため、表裏の権力を握り互いに助け合うことを誓うが、その高い理想も時とともに金と権力に絡め取られていった。


三島 哲也(みしま てつや)

東西銀行の相談役。日銀からの天下り。

松丸派の政治家と裏社会とのパイプ役を務める。

取締役会で小暮を頭取にしようとするも、中坊の活躍により逆に解任され、松丸・末野松にも見捨てられ、最期は公園で一人孤独死する。


長谷川 隆(はせがわ たかし)

東西銀行の頭取。大蔵省からの天下り。

政治家との癒着を進め、東西銀行を権力者の財布へと貶めた張本人。


森下 信吾(もりした しんご)

業田が中坊の仲間になる切っ掛けを作った人物。業田が死んだと思い込み、変装した業田の前で業田の父の死の真相を喋ったことから制裁される。


大月 明(おおつき あきら)

末野松不動産の専務で、立ち位置的には北斗の拳でいうモヒカンみたいなもの。

最初に中坊と闘った敵。


その他

その他

業田 寅之介(ごうだ とらのすけ)

業田開発先代社長。

かつて親友だった松丸、末野松たちに裏切られ死亡。


中坊 裕一郎(なかぼう ゆういちろう)

中坊の父親。

高潔な弁護士として社会不正を追及していたが、刺客に撃たれて幼き日の中坊の目の前で絶命。


斎藤(さいとう)

業田を涙ながら刺した部下。

先代からの側近で、業田の出生の秘密を知る。


今藤 勇美(こんどう いさみ)

東西銀行課長で、権力におもねる事なかれ主義のバーコードハゲ。

東西銀行にヒラ行員として潜入した中坊の上司になってしまったことから数々のトラブルに巻き込まれる。

蒼天の拳の登場人物金藤政夫のモデル。


江戸川 仁(えどがわ じん)

中坊の上司。元東京地検特捜部で、中坊の父とは友人だった。


関連項目

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原哲夫

蒼天の拳

霞拳志郎

BART3230

概要

概要

集英社のジャーナリズム雑誌『BART3230』に連載された。

90年代後半、不良債権の処理が一向に進まず世界経済の足を引っ張る日本に業を煮やした先進国首脳が圧力をかけ、公権力を濫用して財産を得たものは権力剥奪の上財産没収とする過激な法案が国会を通過した。

内閣直属の捜査官「中坊林太郎」が政官財の癒着を暴き、日本経済を食い物にする悪党を成敗する物語。


主要人物

主要人物

中坊 林太郎(なかぼう りんたろう)

今作の主人公。東西銀行とその周辺の汚職捜査を担当している。

普段は林太郎(はやし たろう)と名乗って正体を隠している。

国会議員やヤクザが相手だろうとまったく動じない豪胆な性格だが、「親を悲しませたくないだろ」「親の顔が見たい」などの親に関わる話をされると「親は関係ねえだろ、親は!」と突然キレる。

蒼天の拳の主人公霞拳志郎のモデルの一人。


虹野 誠一(にじの せいいち)

中坊の最初の仲間。東西銀行総務部二課課長。

記憶力が異常にいいことを見込まれ「歩く裏帳簿」として記録を残せない金の出入りの管理を行っていたが、不正が露見しそうになると、上層部によってすべての罪を被せられる。

東西銀行に追い詰められ自殺しようとしたところを中坊に救われ、自分が会社の為に生き会社の為に死ぬ社畜であったことを自覚、会社と戦うことを決意して仲間になった。

気弱な性格だが、美人の妻とイケメンの息子がおり、家族思いの父親である。


業田 竜彦(ごうだ たつひこ)

中坊の二人目の仲間。業田開発現社長でヤクザ。

最初は敵として登場。

中坊に金を奪われた逆恨みで殺そうとしたが未遂に終わり、逮捕される。

出生に秘密を持ち、取調べで実の親がバレることを危惧した部下の斎藤によって(斎藤曰く「先代の命令」)移送直前に腹部を刺されたが治療で一命を取り留める。

その後、自分の養父を謀殺し、また自分をも葬ろうとした闇社会に復讐するため、仲間となる。


木暮 泰造(こぐれ たいぞう)

中坊の三人目の仲間。東西銀行常務取締役。

虹野の上司で虹野を自殺に追い込んだ張本人。

周囲が一流大学卒のエリートばかりの中、三流大学卒であることにコンプレックスを持ち、自身のプライドのためにがむしゃらに働いた結果現在の地位を得たが、その代わりに不正に手を染めることや世話になった上司を権力闘争で追い落とすことも厭わない性格になってしまった。

権力者の財布として金を吸い尽くされて経営が悪化した東西銀行の計画倒産が目論まれる中、倒産の責任を取るだけのために自身が頭取にされることが決まった際に仲間になる。


柳川 徹(やながわ とおる)

中坊の四人目の仲間。

木暮の元上司で、部下思いの良識的な人物だが、小暮の仕掛けた権力闘争の結果子会社に左遷させられていた。

改心した小暮の説得により、小暮と共に取締役会に臨む。


沢田 幸四郎(さわだ こうしろう)

与党の幹事長で、人を巧みに動かして目的を達成する切れ者。

表向き松丸に従う様子を見せるが、本心は改革を望み、中坊を裏からサポートする。


悪役

悪役

松丸 稲次郎(まつまる いなじろう)

今作の黒幕。与党の副総裁で最大派閥を率いる有力政治家だが、常に黒い噂がつきまとう。

業田は実は彼の隠し子。


末野松 政次郎(すえのまつ せいじろう)

今作のラスボス。大物ヤクザ。

かつて若き日の松丸・末野松・業田の父の三人は焼け野原になった戦後日本の復興のため、表裏の権力を握り互いに助け合うことを誓うが、その高い理想も時とともに金と権力に絡め取られていった。


三島 哲也(みしま てつや)

東西銀行の相談役。日銀からの天下り。

松丸派の政治家と裏社会とのパイプ役を務める。

取締役会で小暮を頭取にしようとするも、中坊の活躍により逆に解任され、松丸・末野松にも見捨てられ、最期は公園で一人孤独死する。


長谷川 隆(はせがわ たかし)

東西銀行の頭取。大蔵省からの天下り。

政治家との癒着を進め、東西銀行を権力者の財布へと貶めた張本人。


森下 信吾(もりした しんご)

業田が中坊の仲間になる切っ掛けを作った人物。業田が死んだと思い込み、変装した業田の前で業田の父の死の真相を喋ったことから制裁される。


大月 明(おおつき あきら)

末野松不動産の専務で、立ち位置的には北斗の拳でいうモヒカンみたいなもの。

最初に中坊と闘った敵。


その他

その他

業田 寅之介(ごうだ とらのすけ)

業田開発先代社長。

かつて親友だった松丸、末野松たちに裏切られ死亡。


中坊 裕一郎(なかぼう ゆういちろう)

中坊の父親。

高潔な弁護士として社会不正を追及していたが、刺客に撃たれて幼き日の中坊の目の前で絶命。


斎藤(さいとう)

業田を涙ながら刺した部下。

先代からの側近で、業田の出生の秘密を知る。


今藤 勇美(こんどう いさみ)

東西銀行課長で、権力におもねる事なかれ主義のバーコードハゲ。

東西銀行にヒラ行員として潜入した中坊の上司になってしまったことから数々のトラブルに巻き込まれる。

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