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序幕(砂漠の姫)

―――いまは昔のその昔、砂漠のある王国に

シャフリヤール王という王様がおりました。

かつては名君と謳われた王ですが、

王妃が不貞を犯したことにより、女性というものを

信じることができなくなってしまいました。

以来、王はうら若き乙女たちを次々と妃に迎えては

一夜を過ごすたびに殺すようになったのです。

そんな中、賢女と誉れ高き大臣の娘シェヘラザードが

新たな花嫁として王のもとに参られました。

妹とともに臥所へ迎えられたシェヘラザードも

死の訪れを待つばかり。

すると妹がこんなふうに呼びかけてきました。

「姉さま、姉さま。なにか素敵な話をしてください。

この夜の眠れぬ間が短くなるように」

そしてシェヘラザードが語り始めた奇妙な物語に

王も引き込まれていきました。そのまま千と一夜に

渡って語り続け、自らの命を紡いでいったのです。

これが世に名高き“千夜一夜物語”で

ございます…―――

ストーリー

砂漠の姫

開幕:夜の砂漠にて、葛葉童子の死を惜しむ人影があった。その人影は想区へ近づく者たちの気配を感じながら、あることを画策する。

一方、新たな想区に到着したエクスたちはそこであたり一面に広がる砂漠に出くわす。そこで人影を見つけ、駆けつけるのだったが…。

終幕:一行はヴィランに襲われていた女性を助け出す。彼女の名前はブドゥール、皇帝の娘だった。ブドゥール姫の口からここが島であること、人を探していることを伝えられる。

ブドゥール姫が探している人、それはアラジンだった…。

迫り来る災厄

開幕:一行はブドゥール姫からアラジンとの関わりを聞かされる。ブドゥール姫の話を聞きながら、レイナはかつて出会ったアラジンと、その苦い顛末を思い出していた。

エクスとレイナはもうなにかを失わないために、アラジンを探し出すことを決心する。一方、ファムはブドゥール姫にモリガンのことを尋ねるのだった…。

終幕:エクスたちとおなじく、新しい想区に到着したシェイクスピアとカーリー。カーリーはシェイクスピアにダンテと葛葉童子、二人のカオステラーを生み出した存在について尋ねる。だが、シェイクスピアが答えようとした直後、何者かが二人に声をかける。大魔導士ユリーシャの姿をした者の正体に気づいたシェイクスピアはすぐにカーリーを連れて逃亡する。ユリーシャの姿をした者の正体、それは『教団』の最高聖主にして『混沌の巫女』の始祖、モリガンだった…。

アラジンとの再会

開幕:ジンを感知するブドゥール姫の導きに従い、一行はアラジンがいる洞窟にたどり着く。呪文を唱えないと開かない岩もあっさりクリアし、一行は洞窟の奥へと進んでいく。

終幕:一行は洞窟の奥でアラジンを発見する。アラジンとの再会にブドゥール姫がつれない態度を取る一方で、アラジンは魔法のランプの力を取り戻すためにこの洞窟へ来たことを話す。無事に力を取り戻したランプの精により、一行は「第二の島」へと出発する。

リンゴ泥棒

開幕:「第二の島」、そこは多くの商人たちで賑わうバザールの街だった。一行はバザールを探索しながら、カオステラーの手がかりを探す。エクスはアラジン、クロヴィスとともに街を歩くが、突如、警備兵が、エクスにリンゴ泥棒の疑いをかける。否定するエクスだが、彼の鞄からリンゴが見つかった途端、衛兵たちはヴィランに変貌。エクスたちはヴィランの追跡から逃亡するが…。

終幕:街のはずれに逃げた一行は、街でエクスがすれちがった男が犯人であることに気づく。早速エクスたちはその男を探し出すことに。

だが、去り際にエクスは何者かの声を耳にする。エクスは不審に思いながらも、その場を立ち去る。

真犯人

開幕:シェインの人相書きにより、エクスたちは真犯人のよく訪れる場所を突き止める。アラジンにブドゥール姫を任せた一行は真犯人の追跡を開始する。

終幕:エクスたちは真犯人の男、ジャアファルと接触する。ジャアファルは主人の命により、世界で起きている異変の調査をしていた。アラジンのことも知っているジャアファルはエクスたちが敵か味方か見極めるために、あえて騒動を起こしたと話す。肝心なことを話さないジャアファルを疑う一行だったが、ジャアファルのある言葉にファムの態度が一変する。

一方、ブドゥール姫のもとではアラジンが正体を現していた…。

災厄の魔女

開幕:敵に襲われるブドゥール姫だったが、間一髪のところでシェイクスピアが大砲を放ち、敵を吹き飛ばす。そしてファムの前に落ちたのが“災厄の魔女モリガン”だった。ファムはモリガンに対し敵意を露わにするが、モリガンは島の住民を全員ヴィランに変えると姿を消す。一行はシェイクスピア、カーリー、ブドゥール姫と合流し、島を脱出するために港へ駆け出す。

終幕:オーベロンに預けていた船に乗り込む一行だったが、エクスとファム、カーリーが乗る直前に港で爆発が起こり、三人は海へ投げ出されてしまう。三人を助け出すこともできず、レイナたちはエクスたちの生存を信じ、「第二の島」を後にする。

一方、モリガンは『調律の巫女』一行の死を予言し、この想区のストーリーテラーのもとへ急ぐのだった。

千夜一夜の創造主

開幕:「第三の島」にたどり着いた一行だが、いまだにモリガンとの接触に動揺していた。モリガンの正体、ファムとモリガンの関係について話しながら、レイナはこの想区のカオステラーについてシェイクスピアに尋ねる。そこでシェイクスピアはここが“千夜一夜物語”の想区であること、そしてカオステラーになったであろう人物としてシェヘラザードの名を挙げる。

終幕:シンデレラの夢を見て目覚めたエクス。そこにはファム、そしてカーリーの姿があった。「第四の島」へと流された三人は脱出の手段を探そうとする。しかしその前に、エクスはファムとモリガンの関係、そしてファム自身の正体を問いただす。あくまで誤魔化そうとするファムだったが、カーリーはこれまでの行動からファムの正体に気づいていた。ファムはもともと『空白の書』の持ち主ではなかった。与えられた運命を失い、『空白の書』の持ち主となったのだ…。

化け物の棲む島

開幕:千夜一夜物語の想区は七つの島に分かれており、カオステラーが潜んでいるのは中心にある「第七の島」だとシェイクスピアは推測する。船も破損してしまい、ふたたび島から出られなくなったレイナたち。だがブドゥール姫はジンの囁きから、この島に誰かがいることに気づく。それはジャアファルの知り合い、四十人の盗賊を葬った女召使いとその主だった。

終幕:カーリーはファムの正体について話を続ける。ストーリーテラーより与えられた運命は必ずしも不変というわけではない。ファムもまた、ファムの故郷に起きた異変により、運命を失ったのではないかと推測する。しかしそれ以上のことを、ファムは話そうとしない。だが、そこでカーリーは自分たちを窺っている何者かの存在に気づく。ファムの呼びかけに応じて姿を現したのは、皇帝の姿をしたアラジンだった。

砂漠の英雄たち

開幕:「第三の島」にいるレイナたちはロック鳥から身を隠しながら、島の探索を続ける。そこへ現れたのは女召使いのモルジアナと、その主のアリババだった。シェイスクピアは彼らの姿を見て、この想区の成り立ちについて思考を巡らせるが、そこへヴィランが襲いかかってくる。

終幕:この島から脱出する準備を整えていたというアリババたちとともに行動する一行。しかしいまだエクスたちの行方はわからず、レイナは心配を募らせる。おなじくアラジンの身を案じるブドゥール姫と話をし、遠くにいる仲間たちに思いを馳せる。

一方、アラジンと合流したエクスたちは創造主たちのことや島からの脱出方法について話をする。そこでアラジンはこの島の驚くべき正体について話すのだった。

島からの脱出

開幕:「第四の島」にいるエクスたち、そして「第三の島」にいるレイナたちはそれぞれ脱出作戦を打ち立てる。島を出るために彼らは行動を開始する。

終幕:それぞれの島で脱出作戦を決行したエクスたちとレイナたち。だがエクスたちのほうはアクシデントにより、本来目指すはずだった「第三の島」とは違う島にたどり着いてしまう。流れ着いた島でエクスたちは一人の女性と出会う。彼女は自らをシェヘラザードと名乗った。

語り部シェヘラザード

開幕:「第三の島」を脱出したレイナたちは古い塔がそびえる「第五の島」にたどり着く。

だがブドゥール姫、アリババ、モルジアナは「第五の島」に不思議な既視感を覚える。なにかを知っているジャアファルは彼らを塔まで案内しようとするが、安全なはずのこの島にヴィランが出現する。

終幕:レイナたちが到着する少し前。エクスたちはシェヘラザードからの歓待を受けていた。シェヘラザードは自分の身の上を話し、妹によく聴かせたという話を始める。シェヘラザードの語りに引き込まれるエクスたち。アラジンはシェヘラザードに懐かしいなにかを感じ取る。だがそこへモリガンが姿を現わすのだった。

魔女の正体

開幕:モリガンはシェヘラザードを眠らせ、アラジンを殺そうとする。それをかばうエクスだったが、そのままモリガンはエクスの記憶を読み取り、アラジンの想区で起きた出来事を知る。そしてモリガンはファムの正体について言及する。自分の過去を暴かれてファムは激昂し、モリガンへの殺意をあらわにする。一方、レイナたちは塔へ近づこうとするが、なかなか接近できずにいた。するとモルジアナはある策を思いつく。

終幕:モリガンはファムを煽り、カーリーをも追い詰める。それを見て、アラジンはモリガンに怒りをぶつけ、攻撃を繰り出す。しかしモリガンに攻撃はまったく通用せず、アラジンをその手にかけようとする。だが、アラジンの攻撃の狙いは別のところにあった。アラジンの放った光を頼りに、ロック鳥が現れ、鳥に捕まっていたレイナたちが塔に乗り込む。囲まれるモリガンだったが、彼女は自らの力を使い、アラジンにある仕掛けを施す。そしてアラジンは、カオス・アラジンへと変貌を遂げる…。

混沌の皇帝

開幕:モリガンはカオス・アラジンを一行にけしかけると、そのまま姿を消してしまう。エクスたちはアラジンを助けるために、カオス・アラジンとの対決に挑むのだが…。

終幕:カオス・アラジンを追い詰めた一行だが、カオス・アラジンはランプの精の力により、完全回復を遂げる。さらにカオス・アラジンを説得しようとしたブドゥール姫をその手で刺し、一行をも手にかけようとする。そこへジャアファルによって目覚めたシェヘラザードが現れ、カオス・アラジンと対話する。シェヘラザードの言葉にカオス・アラジンはその場を去り、モリガンもまた一行の死を予言して立ち去る。瀕死の状態のブドゥール姫だったが、そこへシェヘラザードが近寄り、そして…。

それぞれの物語

終幕:シェヘラザードはアリババ、モルジアナに会い、彼らの記憶を呼び起こす。エクスたちが出会った想区の人物はみな、シェヘラザードのイマジンであり、ジャアファルは彼女の力を目覚めさせるために奔走していたのだ。シェヘラザードはこの想区のカオステラーが妹のドニアザードであることを話し、想区の『調律』に協力することを申し出る。そしてファムはレイナに自分の正体を伏せながら、モリガンとの関係を話す。エイダはそんなファムに忠告をする。

黄銅城の冒険

開幕:エクスたちはカオス・アラジンに対抗するために、本物のジンニーがいる「第六の島」へとやってくる。黄銅でできた城を進む一行だったが、タオはシェイクスピアの不調を見抜いていた。そしてカーリーのモリガンに対する複雑な思いも知るのだった。

終幕:ファムのことを気にかけるレイナはカーリーに揶揄され、一触即発の空気になるが、タオの仲裁で喧嘩を止める。

その頃、エクスはついにファムから、過去になにがあったのか打ち明けられる。そしてエクスはかつての自分の選択をもう一度問われることになる。

いざ、「第七の島」へ

終幕:ついに一行はジンニーが封印された小瓶を発見する。シェヘラザードはかつてドニアザードと楽しく語り合った日々を思い返しながら、ジンニーに「第七の島」へ連れて行くよう願う。一行はいよいよ最後の島に乗り込んでいく。

宮殿への潜入

開幕:宮殿にいるモリガン、カオス・ドニアザード、カオス・アラジンは一行の接近を予見し、ある策を企てる。

一方、エクスたちはカーリーの言葉により、宮殿にカオステラーたちがいることを突き止めるも、宮殿は厳重な警備が敷かれていた。一行はシェイクスピア、カーリーと別行動を取り、宮殿に潜入する。

愛を忘れた皇帝

開幕:宮殿にいるカオス・アラジンのもとに送り届けられた油壺。その中に潜んでいたエクスたちはついにカオス・アラジンとの対面を果たす。しかし宮殿にはモリガン、カオス・ドニアザードの姿はなかった。

一行はカオス・アラジンに戦いを挑むのだが…。

終幕:カオス・アラジンはふたたびランプの精で回復しようとするが、ジンニーの妨害により、それもできなくなっていた。そしてシェヘラザードとブドゥール姫の説得により、カオス・アラジンは自分を取り戻し、アラジンの姿に戻る。かつてのアラジンを思い返し一行は感慨にふけるも、すぐにモリガンたちのあとを追うことに。

定められた結末

開幕:砂漠のオアシスにて、モリガンは月に問いかける。そこへシェイクスピアとカーリーが現れた。自分の出自を問いかけるカーリーに、モリガンは静かに答える。

同じ頃、オアシスに到着した一行の前にやはりヴィランたちが立ちはだかる。ヴィランを倒し、前進しようとする一行だったが…。

終幕:モリガンはカオステラーを生み出す力を持った者たちを自分の「駒」と呼び、カーリーを「失敗作」と断ずる。『教団』にとってカーリーは不要な存在になっていたのだ。怒りに燃えるカーリーは自分の力を解放し、モリガンに戦いを挑む。そしてシェイクスピアも近づいている限界を察しながら、イマジンを召喚する。モリガンが覗き見た未来のとおりに…。

過去の幻影たち

開幕:ヴィランを倒した一行の前にカオス・ドニアザードが現れる。シェヘラザードのために想区を作り変えたと語るカオス・ドニアザードだが、ファムはモリガンの真の目的に気づく。それはカーリーたちの目的にも反する、恐ろしい計画だった。しかしカオス・ドニアザードは一行の言葉に耳を貸さず、ジンを繰り出し、幻影を見せる。それはモリガンが予言したとおりの光景だった。エクスたちは必死に抗おうとするのだが…。

終幕:モリガンの前にカーリー、シェイクスピアは敗れ、エクスたちもまた幻影に翻弄される。ファムは現れたシンデレラの幻影に過去を糾弾され、絶望するが、エクスはファムをかばいながら、命がけでファムを守ると宣言する。モリガンはシェイクスピアにトドメを刺そうとするが、その瞬間、ある男が割って入る。カーリーとシェイクスピアを助けた男、それはストーリーテラー、ルイス・キャロルだった。

不思議な助っ人

開幕:ルイス・キャロルの登場により、モリガンの予言の前提が覆される。それでもモリガンは想区からの退却を拒むが、そこでルイス・キャロルはとある取引を持ちかける。

一方、エクスたちは突如現れたアリスたちの介入により幻影から解放される。そしてシェヘラザードを連れ去ったカオス・ドニアザードのあとを追いかけるのだったが…。

終幕:ルイス・キャロルの申し出を受け入れたモリガンは想区から撤退する。グリムノーツの仲間であるシェイクスピアとルイス・キャロルは久しぶりに言葉を交わす。そしてルイス・キャロルは、シェイクスピアにカーリーを連れてある場所へ行って休むように助言する。そしてこの想区の後始末を『調律の巫女』一行に託す。

そして夜が明ける

開幕:シェヘラザードを連れ去ったカオス・ドニアザードは新しい千夜一夜物語を語るように懇願するが、シェヘラザードはそれを拒む。千夜一夜物語の意義を語るシェヘラザードはさらにアラジンやブドゥール姫も召喚し、カオス・ドニアザードの言葉を否定する。一行も到着し、長かった夜を終わらせる最後の戦いが始まる。

終幕:一行はついにカオス・ドニアザードを食い止める。シェヘラザードから“万象大全”の頁を託されたレイナたちはアラジン、ブドゥール姫を始めとするシェヘラザードのイマジンたちに見送られながら、『調律』を開始する。想区を出発した一行だが、そこへルイス・キャロルが現れるのだった。一方、モリガンは“万象大全”の原本がある想区へと向かう。その想区にいる人物――ヤーコプ・グリムとの出会いを待ちわびながら…。


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