そして第25号「学級兵長講和会議」では「だったら、体力勝負と暴力行為の禁止。あちしのクラスほぼ半数が飛び級だから。」と戦うことが前提の要望をする。この時にC組のほとんどのクラスメイトが飛び級であること、一人称が「あちし」であることが判明する。かなり濃いキャラ設定である。「学級兵長講和会議」にて育雛醇乎から出題された『アラクネアリアドネ』では③を選び、B組と対戦する結果となる。

第29号にてA組vs.E組を観戦していたのがB組だったため、彼女率いるC組は敗れたと思われていたが、第31号にて雁音嚇音からB組と同盟を組んだことが判明した。

学年大将念々対戦決勝戦『三竦み捕物帖』では、B組と組み、3:3の割合で参加するはずがC組からは彼女だけ選抜されるという結果となっている。そして対戦前にいろは坂いろはに足枷をつけ、対戦前から彼女のフィジカルをいろは坂いろはに見せた。このことから東洲斎享楽からは「連合と言いながら、C組からは1人しか参戦してないことと言い、講和会議の時点からあの子はこの戦況を企んでたってことよ」と言われていたが、いろは坂いろはは「夜鳴鶯…？まさか…ね」と心当たりがある様子だった。そして第35号の扉絵では濃姫家雪に敗北し、自軍のアジトに戻ろうとしているD組の面々、柘榴口接吻、亜鉛亜鈴、骸骨雀メタンガスを狙い撃とうとしている様子が描かれていた。その後第36号にていろは坂いろは、匿名希望の前に、亜鉛亜鈴と骸骨雀メタンガスを捕らえて連行している姿で登場。それを見たいろはらは「獲物を捕らえる」か「捕食者を減らす」かの2択に迫られることになった。が第37号では彼女はD組2人を自分のアジトに連行したため、いろはは「捕食者を減らす」という選択を取ったことが明らかになった。

彼女は「1年C組はテレパシーや予知や透視や千里眼。いわゆるエスパーを暗号兵に育成することが目的で、飛び級の生徒が多いのはそれが理由です。」と語った。ちなみに彼女の生存能力は「他人の視線に異常に敏感」であり、そのためいろはがあの場に潜んでいたことがわかっていた。そこからいろはと彼女は鬼ごっこを行い、彼女は敗れることになり、いろはに「いろはにしか解けないような暗号」を出題するも、解答され敗北。その結果、彼女らB C連合軍は敗北することになる。

そこから第38号では、いろはから「キャプテンの話はまた後日…」と言われる。バウムクーヘンパーティーでは骸骨雀メタンガスと仲良くしている様子が見られた。

その後第40号では、骸骨雀メタンガスにいろは坂いろはへ渡すようにと暗号で書かれた手紙を送る。その実情は、陸繋島とんぼと共にいろはに「命の恩人の現在」か「戦場の踊り子の所在地」か、という2択の選択肢を迫らせることが目的だった。

そして同話40号にていろは坂いろはの命の恩人である夜鳴鶯アンヴィシャスとは姉妹の関係に当たることが判明する。

メタバース暗号学園にも彼女は遂七不思議ピケと共に参加しており、地下140階スタートとなった。第45号にて地下200階で行われた夕方多夕VS縊梨慕が開戦されるも、彼女の登場によりその結果は引き分けとなった。つまり彼女は60階分をとんでもないスピードで降りてきたことがわかった。そこからは第49号で東洲斎享楽が地下250階（法廷フロア）にて被告人として裁判を行われ、夕方多夕、縊梨慕、彼女の3人は弁護人として裁判に参加する形となった。この時に夕方多夕から「…今の『友人』って暗にアタシのことを仄めかしたんだと思う？」と聞かれ、彼女は困惑した様子で「え？どうなんでしょう。絶対違うんじゃないですかね…」と返したことは有名である。

ここからは単行本未収録の部分です。

その後は第53号にて縊梨慕と共に行動をしている様子が明らかになる。第54号では地下499階まで到達していた。同話第54号で、クラスメイトである遂七不思議ピケからメタバース暗号学園に参加した暗号兵らの名前が書かれている傘連判状を絣縁沙に渡させた。この意図は、いろは坂いろはが地下250階（法廷フロア）で被告人となった場合を想定してのことであった。その後第55号『円卓電卓フラッシュ暗算』では脱落。そこからはメタバース暗号学園を観戦する形となった。