大地の力を得た悪魔に敵は無い
効果
| 大地と悪魔の神域 |
| P 闇/自然文明 コスト10 |
| 呪文 |
| バトルゾーンにある自分のクリーチャーをすべて、マナゾーンに置く。その後、進化ではないデーモン・コマンドと進化デーモン・コマンドを1体ずつ、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。 |
概要
『マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神』にて登場した呪文。
コスト10と重く、かつ多色故に序盤にマナにしても扱いにくいが、唱える事ができれば一発逆転も不可能でないカード。
効果は自分クリーチャー全てをマナ化し、そこからデーモン・コマンドの進化クリーチャーをノーコストで展開する、という豪快な内容。
デーモン・コマンドなら文明を問わない為、様々な選択肢があるが、まず考えるのは悪魔神バロム系列。
自分の盤面を一度更地にしてしまうが、見方を変えればバロムの効果で自分クリーチャーを巻き込まないで済む。
しかし普通に使うにはやはり重い為、自然のマナ加速との併用が考えられるが、出すのが悪魔神ドルバロムだとマナへの打撃も酷くなる。もっとも、そのターンに畳み掛けるならある程度の損失は無視しても良いだろう。
マナ化したのが闇のクリーチャーなら、手札から更なる展開も一応可能となる。
このカードでバロムを呼び出すなら、邪霊神官バーロウと悪魔神バロム・クエイクの組み合わせが強力。
バーロウは墓地から進化クリーチャーのバロムを呼び出し、バロム・クエイクはマナ進化の為マナゾーンのデーモン・コマンドを進化元とするので、一度に2体のバロムが並ぶ。
それ以外なら文明も共通する月の死神ベル・ヘル・デ・スカルが優秀で、マナか墓地からカードを回収できる為、大地と悪魔の神域を回収して使える。
終焉の禁断ドルマゲドンXを採用したデッキでも一応使える。
コスト5以上の火・闇のコマンドをメインとする為、デーモン・コマンドやデーモン・コマンド・ドラゴンを多く採用可能。
百鬼の邪王門を採用する場合、鬼ヶ英悪ジャオウガOGはシールド0の状況で一気に仕掛けられる為相性が良く、非進化のデーモン・コマンドとして使える。
肝心のバロムはバロム・クエイクでもよく、デーモン・コマンド以外を破壊する為、下手をするとドルマゲドンも破壊してしまうが、破壊耐性で持ちこたえつつ、バロム・クエイクの踏み倒しメタで手札からのカウンターを封じれる。
活躍
アニメ「VSRF」での佐々木コジローVS切札勝太戦でコジローが使用。
自分クリーチャーを全てマナゾーンに送り、マナからD2Kジゴクシヴァクを進化元に悪魔神ドルバロムを踏み倒した。
その効果で勝太の場とマナを破壊し尽くすも、革命0トリガーの龍帝の紋章が4枚手札にあった為、ダイレクトアタックを防ぎつつ次のターンには5マナに到達し、そこから蒼き団長ドギラゴン剣の革命チェンジを許してしまい、ファイナル革命によって逆転負けとなった。
