概要
「女の敵」といえば大抵男性のことを指すが、時にはその女の敵が女性であることもある。
語源は、ある女性が他の女性を強くライバル視することであり、男性には優しく接するが、女性には厳しく接する傾向もある。
または、男性や世論などと戦うよりも隣や近くにいる女性の相手の足を引っ張るなりして、ライバルを減らして既得権益から自分の取り分を増やしに行く方が楽で確実と捉えることもあるため。
女性の女性(稀に男性や動物)に対する精神攻撃は時には男性の性的搾取、肉体の暴力、数の暴力並に他人を傷付け、女性も男性と同様に普段目上や気の強い人(無敵の人)に頭を下げてばかりの人物が同性に絡んで鬱憤晴らしをすべくマウントを取ることがある。
一例
- 容姿の悪口
- 趣味の悪口
- 自慢と否定しかしない
- 親しくもない人間の恋愛関係の根掘り葉掘り捜査
- 他人の失敗談で笑いを取ろうとする(相手が受けなかったら逆ギレする)
- 思いの籠っていない他人の噂話の承認欲求の手段化(相手が受けなかったら逆ギレする)
- フィクションで優しい人物・常識人のみを描いていると見せかけてブサメン・ブスを問答無用でオミットし、好きなキャラを外見的に美しく見せるために解像度の低い引き立て役を置き、恋愛であっても嫌いな性癖は「ない」ものとしてオミットし、時には「棲み分け」すらさせない
- フィクションで容姿と恋愛の話だけをして、肉体の作り方や健康にいい食事の作り方や汚れのでき方・取り方を描かない(悪役令嬢・バカ息子に甘い母親と並んで、チー牛を間接的に増やしている噂がある)
- 八の字眉、年収低すぎポーズ、かわいそうハラスメント、毒舌サバサバ、毒マロを使っての同性煽り(お転婆のほうが見た目的に嫌われない)
- 村八分(男性もするが、主にママ友界隈特有の苛めや、自分が嫌いなものを万人が嫌って然るものとする怨嗟の絡んだ苛め)
※男性が近い苛めをすることもある
気が合わない女性には冷たいが感性が近い親友の女性には優しい、異性には性愛対象として優しいのではなく単にグループ外で相手にしないだけ、同じ男性を好きな女性同士が最も仲が悪いと思われがちなようで同じ男性を好きでもない癖に敵視してくる女性はそれより更に女性に嫌われる、等々、男性と同様の傾向も見られる。
誤用
- 「いいとこなしの女子が非の打ち所がない美人を妬んで嫌っているシチュが面白いから女子同士で結束して仲良くしてはいけない」という主観や「女子は優しいのが普通だから男子と違って同性を嫌ったり戦ったりしてはいけず、掟を破ったら人格否定していい」という主観。
- 『先生を流産させる会』のように男子が女子に対して起こした事件を女子が女子に対して起こした事件に改変することへのバッシング(例の作品はノンフィクションを元にしたフィクションなため、賛否両論)。
関連タグ
マイメロママ:「女の敵はいつだって女なのよ」と発言している。彼女の台詞を集めたグッズが発売中止に追い込まれた。
叙述トリック:最初にこの台詞を言った人は「蛙の子は蛙」「駄目な男を止めたかったら駄目な男を許す女を咎めなさい」「男の戦いと同じようにしなさい」「女同士に戦って欲しい男は矛盾した行動を取らないようにしなさい」「人間の敵は人間であってヒトモドキではない」的な意味でこの台詞を発したのかもしれない。