「勝って さんがく!!」
「この1年のさんがくを 私はずっと 見てきたから」
プロフィール
人物
弱虫ペダルに登場する女性キャラクターで、箱根学園の一年→二年生。真波山岳とは家が隣同士の幼馴染み。
真ん中に分けた髪を二つにまとめたおさげのヘアースタイルにアンダーリムの眼鏡をかけている。真波から委員長と呼ばれており、反対に真波のことを「さんがく」(原作では平仮名表記)と呼んでいる。
概要
原作では65話、アニメでは1期20話が初登場。
暫くの間本名は「宮原」という苗字以外は明かされていなく、ファンブック68.5巻にてフルネームが「宮原すずこ」と判明した。ちなみに単行本61巻527話の自室デスクに置いてあったペンケースに「SUZUKO」の文字が入っていた。
長らく「委員長」と呼ばれていたことから、「委員長」自体が名前ではないかとの説もあった。
公式ファンブック(27.5巻)では「三角メガネの委員長・宮原」と表記されていたほか、アニメ・ドラマのエンドクレジットは「宮原」(~アニメ2期)、「宮原委員長」(アニメ劇場版以降)、「委員長(宮原)」(ドラマ版)と表記されたのち、アニメ5期「LIMIT BREAK」では初めてフルネームで表記された。
性格は委員長というあだ名でわかる通り真面目なしっかり者。片思いの相手である真波に対してはわりとツンデレ。
子供の頃から病弱で学校も休みがち、自分が生きている実感すらなかった真波に(意図したことではないが)自転車という生きがいを与えた人物であり、何気に重要人物と言っていいだろう。
現在も遅刻魔で課題もサボりがちな真波の面倒を見ている。
そして真波にとっては自転車で唯一勝ったことのないという相手でもある(ただしそれは幼少時代の話であり、もし今勝負したら2秒で置いて行かれるとのこと)。
自室は真波の部屋の向かい側にあり、真波の部屋の中が見える場所に位置する、小鳥(じゅうしまつ)を飼っていて、世話をするのが日課となっている。
真波とは家がお隣同士の幼馴染ではあるが、あくまでも恋人同士ではない。これは作者の渡辺の「作品にあまり恋愛要素を入れたくない」という考えから来ているものである。現状は委員長の片思いで留まっている模様。
坂道母との関係
IH神奈川大会最終日に応援に駆け付けた時に、偶々バス車内で隣の席に座ってたことから小野田坂道の母親とも面識があり最終日のゴール手前で一緒に応援する。以後は坂道母のことを「おばさま」と呼び、反対に「学生さん」と呼ばれている。その坂道母から応援していた真波の対戦相手が息子(坂道)であることを聞いたときには驚きを隠さなかった(坂道母ですら坂道のことを最初は同姓同名の別人と思っていた程)。
翌年のIH栃木大会でも真波から預かったバッグに入ってた帽子を被っていたところを見た坂道母と再会し(その帽子は本来は総北の選手向けに買ってきたものだが、坂道の宿泊する旅館に向かう途中で道案内をした真波へ一つあげている)、会話の中で息子がたくましくなったけど遠くへ行っちゃう寂しさを感じている坂道母に、前年IH以後の真波を追いかけた1年間を思い出していた(この時の回想の中で、冬の雪の降る日に東堂尽八に呼び出されて誰かとレースをしたと真波が話していたことを思い出していたが、その相手が坂道だったことまでは知らなかった模様)。
その後の応援は別々にしていた模様だが、坂道母が買ったばかりというスマートフォンのカメラの使い方を教えている。
なお坂道自身のことについてはレースでその姿を見ることはあるものの、現時点で直接の面識はまだない(一応坂道も真波を通して彼女のことをよく聞いていることから、その存在は認識している模様。ただし母親と面識があることは知らない)。
余談
アニメ1期3クール目と2期2クール目のエンドイラストに寒咲幹と橘綾と共にスク水姿で登場している。
彼女の作品は彼女単体よりも真波とのカップリング(まなんちょ)作品のほうが多いため、そちらも検索。近年はこちらのタグ作品も増え始めている
公式ファンブックⅢでは初めてフルネームが明かされたと同時に、女性キャラとしては初めてカラーページのキャラクター紹介に登場した(同時にMTB編の吉丸鈴音も登場している)。
関連タグ
高田城礼：同じ箱学の同級生。彼もまた長らく下の名前が不明だった時期が長く、判明するまでに約9年かかっている。
