徳島線
とくしません
路線名 | 徳島線 |
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路線区間 |
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路線愛称 | よしの川ブルーライン |
路線記号 | B |
ラインカラー | 藍 |
路線距離 | 67.5km |
軌間 | 1,067mm |
駅数 |
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最高速度 | 110km/h |
非電化区間 | 全線 |
単線区間 | 全線 |
閉塞方式 |
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保安装置 | ATS-SS |
運転指令所 | 高松CTC指令室 |
第一種鉄道事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
佃駅(徳島県三好市)と佐古駅(徳島市を結ぶ四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線で、地方交通線。徳島県の東西を結ぶ。
佃駅を経由する全列車が土讃線阿波池田駅(三好市)、佐古駅を経由する全列車が徳島駅(徳島市)を経由し、列車運行上は阿波池田駅方面を下り・徳島駅方面を上りとして扱う為、運行系統上の区間は徳島駅〜阿波池田駅間として扱われる。この為徳島線の0キロポストは徳島駅1番線に記されている。
なお本記事でも実態に合わせ、以降は徳島駅を起点として記載する。
日本国有鉄道(国鉄)時代は徳島本線と名乗っていたが、国鉄民営化後のJR四国は「本線」の呼称を廃止した為徳島本線も徳島線と改称された。
1899年(明治32年)2月16日に徳島鉄道によって徳島駅〜鴨島駅間が開業した事を始まりとする。その後延伸を繰り返すが、1907年(明治40年)9月1日に国有化された。
1909年(明治42年)10月12日に国有鉄道線路名称制定により徳島線と命名され、1913年(大正2年4月20日に徳島本線に改称された。
1914年(大正3年)3月25日に川田駅(2代目)〜阿波池田駅間が延伸され、現在の区間が全線開通した。なおこの時に国有化時点での開業区間である初代川田駅〜船戸駅間が廃止されている。
その後1931年(昭和6年)9月19日に現在の土讃線区間である阿波池田駅〜三繩駅間が延伸されるが、1935年(昭和10年)11月28日に土讃線に編入され、再び阿波池田駅までの路線となった。
1962年(昭和37年)7月18日に徳島本線の列車が佃駅への退社を開始したことに伴い、阿波池田駅の所属が土讃線に変更。併せて徳島本線の起点が佃駅になった。
国鉄末期の1986年(昭和61年)11月1日に貨物営業が廃止され、翌1987年4月1日の国鉄分割民営化に伴いJR四国が第一種鉄道事業者として継承した。この時に高徳本線との二重戸籍区間だった佐古駅〜徳島駅が高徳本線の路線となり、徳島本線の終点が佐古駅に変更された。
特急「剣山」
徳島駅〜阿波池田駅間で下り6本・上り5本運行されている特急列車。徳島県に聳える同名の山が由来。
1996年(平成8年)3月16日ダイヤ改正で急行「よしの川」の一部を格上げする形で運行開始。当初は土讃線高知駅・窪川駅発着の列車や、1998年(平成10年)3月14日以降は牟岐線・阿佐海岸鉄道阿佐東線直通列車、2005年(平成17年)3月1日以降は徳島駅〜穴吹駅間の区間列車も設定されていたが、いずれも廃止されている。
なお牟岐線直通列車は徳島駅での誤乗防止の為、末期は徳島線から牟岐線に向かう列車が牟岐線特急の愛称「むろと」、逆が徳島線特急の愛称「剣山」を名乗っていた。
普通
全線を走破する列車の他に徳島駅〜阿波川島駅・穴吹駅間、穴吹発阿波池田行区間列車が設定されている。
また牟岐線直通列車も設定されており、阿南駅・牟岐駅・阿波海南駅発着の列車が存在する。
パターンダイヤ導入後は日中は徳島駅〜阿波川島駅間は毎時2本、阿波川島駅〜穴吹駅間は毎時1本が確保されている。
穴吹駅〜阿波池田駅間は本数が減り1〜3時間に1本程度の運行頻度となる。
藍よしのがわトロッコ
特定の土休日に徳島駅〜阿波池田駅間で1往復設定されている観光列車。2020年(令和2年)10月10日に運行を開始した。
下り列車には「さとめぐみの風」、上り列車には「かちどきの風」の愛称が付けられている。
高徳線徳島駅〜佐古駅間及び土讃線佃駅〜阿波池田駅間も記載。
●:停車 ▲:一部停車 レ:通過
現在の使用車両
自社車両
高松車両所所属の特急形気動車。
現在は特急「剣山」及びトロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」(キハ185-20)で運用中。
過去には臨時特急「あい」、急行「よしの川」で使用されていた。
上記イラストは現在、メインイラストは「剣山」登場時の塗装。
徳島車両所所属の一般形気動車。徳島線の普通列車として運用されている。
高松運転所所属のトロッコ車両。
キクハ32-501が「藍よしのがわトロッコ」として運用されている。
JR西日本所属
吹田総合車両所京都支所所属の事業用気動車(検測車)。後述のキヤ191系を置き換える目的で導入された為、下関総合車両所新山口支所に常駐する。
JR四国は自社保有の検測車が存在しない為、JR西日本所属の検測車が使用される。