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概要

ウルトラマンオーブおよびウルトラマンR/Bウルトラマンタイガの外伝作品に登場する星間政府機関。

惑星O-50のある宇宙の治安を守る警察組織であり、星間紛争の調停、宇宙犯罪者や危険人物の逮捕や拘束、傘下惑星に出現した怪獣の討伐、未開拓惑星の近代化を行っている。


…というのは表向きかつごく一部の活動であり、その実態は場合によっては自身らが取り締まっている犯罪行為にさえも手を貸す、形だけの『正義』の組織

なまじ警察という体をなしているため非常にタチの悪い存在なのだが、これでも少なからず真っ当な『正義』の活動を行なっているだけO-50の宇宙ではマシな部類である。


各シリーズでの動き

ウルトラマンオーブ

初登場は第二章第一幕からで、クレナイ・ガイの活躍で宝石惑星コボルの資産横取りを狙っていた天文学者ジグル博士を逮捕する。


第三幕でもガイの活躍で火山惑星ガヌン・アピで保険金詐欺を企てていたオルロック伯爵と、指名手配犯ジャグラスジャグラーを逮捕。監獄惑星484に収監したが、ジャグラーは484に拘束されていたビランキと組んで484を乗っ取り、さらには重量制御装置のコアとなっていた幼体のバルンガからバルンガボムを作ってしまう。この銀河消滅の危機に議長がジャグラーからの要求を飲み、ガイを指名して交渉の場に送った。


結果的に銀河消滅の危機は去ったが、484は崩壊し大量の囚人が脱獄することになってしまった。


ウルトラマンR/B

『正義や平和は犠牲の上に成り立つ だがその正義や平和は人々に恩恵をもたらしてもいる』

『黒い猫だろうと白い猫だろうとネズミを捕る猫が一番偉い』


外伝作品『蒼い瞳の少女は灰色と名乗った』に登場。こちらでも治安維持のために活動をしており、実業家のラルゴを通して惑星ドンタクの近代化と怪獣ネーロ討伐、惑星ギオンをエゴン星人シーレから防衛する任務をグリージョたちに与えていた。


だがその一方で強権を振りかざして弱者を踏みつけにするという負の側面も見せている。

具体的には

  • 未開拓惑星をラルゴを初めとした実業家を利用して原住民もろとも焼き払い、鉱物資源を取りつくした末に安く買い叩いて物資転送都市を建造。
  • 認可施設「バクバーバの家」の養母バクバーバがグリージョに殺され、グリージョたちがギャング組織を壊滅させるとロッソ/ブルグルジオボーンを戦力として確保するためにバクバーバ殺害事件の隠蔽
  • 手に負えない凶悪犯をあろうことか別宇宙に放逐

等、かなりの腐敗が横行していた。


だが逆に言えば、そのような強硬手段を取らなければO-50のある宇宙は危険人物が闊歩する無法地帯である事や、魔王獣を倒すために別の地球に向かったオーブルーゴサイトとの戦いの最中別の地球で散ったロッソとブルなどこの宇宙を守るウルトラマンは皆無であり、住民たちは連盟に頼らなければならない状態にある。

O-50の光の輪の判断にもあるように、少数の犠牲によりこの宇宙の平和は保たれているのだ。


ウルトラマンタイガ

ボイスドラマ『負け犬の子』に登場。

連盟の重役の子息が、宇宙の平和のために力を手にしようとO-50の戦士の頂に向かった途中怪物と遭遇して怖気づいて逃走したため、怪物の退治をフーマに依頼した。

しかしそれは、重役の子息に恥をかかせたゲルグへの意趣返しの側面が大きく、怪物どころかフーマさえもまとめて抹殺しようとした。


超全集収録の小説『トレギア物語/青い影』ではゴミ捨て場となっている惑星チュッオラに大量のごみを持ち込んでトレギアの友であったスナークを暴走させる原因を作っている。


ウルトラマンZ

超全集収録の小説『ジャの道は蛇』に登場。

新興軍事惑星〈イムバット連邦〉と軍事衝突寸前となっている。

惑星カノンで捕らえたジャグラーに司法取引を持ち掛け、〈いのちの種〉の兵器化を企てる牡牛のファラリスの討伐に向かわせた。


また過去に内部抗争で特殊部隊を壊滅させ、その存在自体を抹消しグルジオライデンが誕生する遠因であったことが判明した。


関連人物

  • ガイ、ジャグラスジャグラー

戦士の頂に挑戦する以前は星間連盟の兵士だった。


  • 議長

オーブクロニクルに登場した連盟を束ねる議長。

ジャグラスジャグラーが監獄惑星484を乗っ取った際に、ジャグラーがガイを交渉役に指名した要求を呑んでそのことをガイに告げ、484行の宇宙船を手配した。


  • ラルゴ

『蒼い瞳の少女は灰色と名乗った』に登場する宇宙の実業家であり、連盟にも顔が利くほどの名士。

グリージョ、ロッソ、ブルの3人に未開拓の地である惑星ドンタクに生息する怪獣ネーロ討伐ミッションを持ち込んだ。


  • エージェント

CV:大谷美紀

『負け犬の子』に登場する星間連盟からの使者。 声の感じから恐らく女性だが、口調は男性的かつ淡白。

フーマに怪物の討伐を依頼した。

ちなみに連盟関連のキャラクターで初めて声が付いたキャラクターである。


  • レベシエ

『ジャの道は蛇』に登場する星間連盟カノン執政省執政官。

ジャグラーを捕らえ司法取引を行う。


  • サジタリ

『ジャの道は蛇』に登場する元特殊部隊員の女スナイパー。

連盟に裏切られ戦友を失った無力から戦士の頂に登りグルジオへの変身能力を獲得。復讐のために活動していた。


関連惑星

  • 監獄惑星484

連盟が逮捕した宇宙犯罪者や危険人物を収監する惑星。環境は極寒。

内部は迷路のように入り組んでおり、頑丈な防壁と重力制御装置のコアとなっている幼体バルンガの力で守られている。


  • バクバーバの家

クモに似たエイリアンのバクバーバが孤児を育成し、適性に合った仕事を見つけて派遣する孤児院。

当初は民間組織だったが、ウルトラマンとグルジオボーンの力を確保しておきたい連盟によって公認組織となった。


  • 惑星ドンタク

森の惑星。未開の地であり、植物怪獣ネーロが生息する。


  • 首都惑星キンマモン

連盟の中枢と思われる惑星。


  • 惑星カノン

かつては王立惑星だったが連盟の傘下となり、連盟の執政官が政権を握る。


関連項目

ウルトラマンオーブ ウルトラマンR/B ウルトラマンタイガ


必要悪:ただし、こう言い切るには星間連盟はかなりグレーゾーン寄りではある。


宇宙警備隊(ウルトラシリーズ):星間連盟はある意味彼らと対になる存在とも言える。


デラシオン:星間連盟同様に宇宙の平和を守る存在にしてウルトラ戦士の上司であり、行動原理が似ているが、こちらは「下手な仏心を出したせいで更なる災厄をもたらしてしまった事」への悔恨故である。


星間連合:漫画『ウルトラマンSTORY0』に登場する似た名前の組織。こちらは(昭和シリーズの)宇宙人侵略者達が結成した純100%の悪の組織であり、構成員の同族も新世代ヒーローズと度々敵対している。


エボルト:仮面ライダービルドの巨悪にして黒幕、放送当時ウルトラマンレベルでないと敵わないと言わしめた最凶の力を持つ宇宙からの侵略者。しかしそれ以上に恐ろしいのが、他者の愚かさを煽り破滅へ誘導する手段を好む謀略家の面を持つ事で、作中に登場した悪意持つ組織をこのやり方で利用し尽くした後壊滅に追いやっている。

自分達の正義の為に弱者を切り捨てる等の愚行を積み続ける星間連盟はエボルトが好きそうな連中であり、エボルトがO-50のある宇宙を侵略した際にまんまと利用され、“オモチャ”として玩ばれ尽される展開がありありと想像出来る。

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