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概要

ぼっち・ざ・ろっくの主人公である後藤ひとりは、ライブハウス『STARRY』を拠点として、結束バンドのギターとして活躍するバンド少女である。

そんな後藤ひとりだが、スタイルと顔の良い美少女であり、要素だけを抜き出すとヤンキーそのものであることから、本物後藤ひとりと呼ばれるキャラクターがネット上で囁かれるようになった。


本物後藤ひとり


  • 学校指定でもないジャージを着て登校する。

  • ライブハウスに入り浸る。

  • 学校にギターやロックバンドのCDやグッズを持ち込む。

  • 成績は不良だが、ギターテクニックは一流。

以上の要素から、要素だけならばヤンキー少女だとして話題になった。


実際は?

では、実際の後藤ひとりの人物像はと言うと、コミュ症であるが故に小中高と学校生活の殆どを一人で過ごしている。

そんな自分でも皆んなからチヤホヤされたい。と言う思いから、一人で一日八時間のギター練習に打ち込み、バンドを結成しようと思うものの、そのコミュ症ぶりからバンドを組む事も出来なかったほどである。

その上、コミュ症を拗らせた余りに、高校は自分のことを知らない人間のいる学校に通う為に片道二時間の距離にある高校を選んだり、段ボールを被ってライブに出演する等の奇行が目立つ女の子である。

それどころか、人間とは思えない挙動を見せたり、作画崩壊もかくやと言わんばかりの変顔を見せ、作者から人間じゃない。とまで言われたりしている。


その後、高校に入学して、運良くバンドを組む事ができたが、その際にバンドメンバーに付けられたあだ名が、ぼっちちゃんである.


しかしてその秘めたギターの才能は本来「彼女を孤独から救い出した恩人」として扱われるべきバンドメンバー達が「(ひとりのギター以外)なんの魅力もない木端バンドに後藤ひとりという世界レベルの傑物を恩を盾に縛り付けているに等しい」「後藤ひとりという才能を世に出したところまでが功績、以降碌な才能もないのに厚かましくもバンドメンバーぶっていること自体が罪」と(あくまで後藤ひとりの才能だけに着目し、人間関係等を完全に度外視した場合の評価として)評されるレベルの大天才である。


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