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東京BABYLON

とうきょうばびろん

CLAMPによる長編漫画。陰陽師を題材とし、東京の街がメイン舞台となっている。
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概要

ウィングスコミックス(新書館)で掲載されたオムニバス形式の長編漫画。皇昴流を主人公とした短編連作ストーリーで、主人公以外の主要キャラとして桜塚星史郎皇北都が登場する。
CLAMPの代表作の一つでCLAMPの最高傑作にこの作品を挙げるファンも多い(公式雑誌より)。
メイン舞台として東京の街を描いており、1980年代東京の雰囲気をまとっている。最終話の一話前がENDで最後がSTARTとなっている。伝奇ファンタジーであったが、人々の持つ悩みや問題をテーマに置いた社会派作品でもあった。主人公たちがぶつかる問題は連載当時の社会問題に付随して描かれており、老人介護臓器の移植問題などを主人公の目線を通して問題の重要さや残酷さを読者に伝えていた。今もファンに根強い人気があり、皇昴流と桜塚星史郎はCLAMPの他作品『X』や『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』にも登場する。

ストーリー

陰陽師である皇昴流は、東京で起こるさまざまな怪奇な現象と関わりながら、自称・「将来の結婚相手」桜塚星史郎の正体に気づいていく。
作中では桜塚星史郎皇昴流皇北都は仲良く日々を暮らしていくが、やがて徐々に明らかになっていく星史郎の裏の顔と昴流との深まる関係の進展がじっくりと描かれていく。昴流が星史郎への思いを確信したとき、謎がすべて明らかになる。
主人公の特殊な陰陽術でも解決できない社会問題などが度々登場し、多くの読者が社会問題を考えさせられた。ちなみにCLAMPメンバーで思い出深い作品にこの作品も上げており、メンバーの猫井椿もこなはバナナの話が特に思い入れ深く該当話数を執筆中涙ぐみながら仕上げたという。いがらし寒月いじめ宗教問題、大川は腎臓移植が特に記憶に残っていると発言している。

最終回(『X』のネタバレ有り)

この作品は完結はしているが、すっきりとした終わり方ではなくその後の展開を匂わせるような形で締めくくられている。衝撃的クライマックスやるせないラストは当時のファンの間に大きな物議を引き起こした。
最終巻である7巻の最後には大人に成長した昴流の姿があり、同作者による漫画『X』にも昴流と星史郎が主要キャラクターとして登場している。
とは言え、大川は『X』の2人について「何度も言ってるんですが、『東京BABYLON』は『東京BABYLON』で終わっていて、まったく続きはありません。昴流の話はあそこで終わっています」と『CLAMP学園放送部』で発言している。この為、『X』の昴流と星史郎の物語は『東京BABYLON』の正当な続編ではなく、『東京BABYLON』を元にしたパラレルだと解釈するのが適切だと言える。

『X』で星史郎が最期に昴流の耳元で何かを囁いているが、その内容は明らかにされていない。ファンの間でも多くの憶測がなされたが、CLAMPはこれに関して「何をしゃべったのかは明らかにするつもりはない」と公式で発表している。
星史郎の囁きを聞いた昴流は「貴方はいつも、僕の予想したとおりの言葉は言ってくれないんですね……」と言って号泣した。
余談だが、『X』のアニメ版でのこのシーンは、一瞬キスをしているように見えたため、一部のお姉さん方からは黄色い叫び声が上がった。

その他

この『東京BABYLON』はアニメ化もされ、OVAが2本出ている。内容は原作通りではなく、アニメオリジナルストーリー。主人公・昴流の声は山口勝平、北都は伊藤美紀、星史郎は子安武人が担当している。
実写版も制作されており8月17日に原作が衝撃的な最終回で終わりファンの間でも物議が収まらない中、4日後の8月21日に実写版の発表がされた。この実写版は『東京BABYLON』の5年後の設定で作られた。監督飯田譲治。これはCLAMPが「東京BABYLONを実写化するなら飯田監督で!!」と願い続け、やっと実現にこぎつけたというもの。ちなみに制作費がかなりかかったという。

関連項目

CLAMP X(漫画)

陰陽師 双子 / 双生児 暗殺者
スターシステム クロスオーバー
異能バトルもの 和風ファンタジー

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