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桜花

おうか

桜の花。または兵器、キャラクター名など。
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曖昧さ回避

  1. 大日本帝国海軍の特攻兵器。
  2. 初音ミクProjectDIVA千本桜のモジュールの一つ→壱ノ桜・桜花参照。
  3. パッパラ隊の登場人物。
  4. 小峰シロの変身フォームの一つ。→小峰シロ参照。
  5. 黒子のバスケ桜井花宮の腐向けカップリングタグ。
  6. ゲーム「討鬼伝」のキャラクター。→桜花(討鬼伝)参照。
  7. ソーシャルゲーム「夢王国と眠れる100人の王子様」の登場キャラクター。

本項では2について解説する。

特攻兵器「桜花」

神雷部隊、桜花


桜花(おうか)とは、大日本帝国海軍が太平洋戦争中の昭和19年(1944年)に開発した特攻兵器である。昭和20年(1945年)より実戦に投入された。専門に開発、実用化、量産された航空特攻兵器としては世界唯一の存在である。

概要

桜花は、先端部分に大型の爆弾を取り付けた特攻兵器であり、敵の対空砲などをくぐり抜ける目的で開発された。自力では離陸することができないので、一式陸攻をはじめとした大型機で目標地点まで運んで、目標に接近すると切り離される。その後は特攻隊員の操縦で目標に体当たりをする。
初期のタイプは切り離された後に火薬ロケットで推進していたが、これでは航続距離が短く、目標接近前に母機もろとも撃ち落とされるケースがあったために、改良版ではモータージェットへと改造されている。
兵器としては、類を見ない有人式のミサイルであったため、「人間爆弾」などと言われた。また、アメリカをはじめとした連合国は、その発想の突飛さとバカらしさに「BAKA BOMB」つまり「馬鹿爆弾」というコードネームを付けていた。

実用化

特攻兵器であるため銅やジュラルミンなどの金属を消費しないように、素材は鉄と木材を使用し、時間短縮のために構造をシンプルなものとした。

運用

前述した通り、桜花は自力での離陸ができなかったために、一式陸上攻撃機一式陸攻)を改造した専用の母機に吊るされて離陸し、アメリカ艦隊の集結している海域近くまで近づくと切り離され、そこから推進する方法を取った。だが、最大搭載量800kgで設計された一式陸攻にとって、全備重量2.3トン弱の桜花は非常に重く、限界ギリギリの重量となっており、離陸後の最高速度は300km/h以下に落ちたといわれている。(通常時の一式陸攻の最高速度は約400km/h前後だった)また、一式陸攻自体、連合国から「ワンショットライター」と言われるほどに防弾性能が低く、速度も遅いため、母機もろとも撃墜されることが多かった。つまり、桜花を積んだ一式陸攻の搭乗員は桜花乗組員と共にむざむざ死にに行くようなものであった。このあまりの惨状に、神雷部隊の指揮官であった野中五郎少佐は「この槍、使い難し」と嘆いた。

戦果

特攻兵器として開発された桜花であったが、合計10度に渡る出撃の結果、桜花パイロット55名、一式陸攻などの母機の搭乗員に368名の戦死者を出した。
また、出撃するも米艦隊を捕捉できず、桜花のみ空中投棄して帰投する機も多かった。しかし、合計10度に渡る出撃の結果、関係者に400人を超える死者を出しながらの戦果は、沖縄戦においてアメリカ海軍の駆逐艦マナート・L・エベール(USS Mannert L. Abele、DD-733)撃沈1隻、その他連合国の駆逐艦以下の数隻に損傷を与えるにとどまった。マナート・L・エベールの場合は、艦体中央部に命中した瞬間、爆発して真っ二つに折れ、一瞬で沈没させる事が出来たが、後者の中には駆逐艦に命中したものの、幅の薄い艦首部だったために機体が炸裂せず貫通、そのまま海に突っ込んでから爆発したという例もあるという、あまりにも犠牲に見合わない戦果であったとされている。

バリエーション

軍部はその成功率の低さとは裏腹に、さらなる改造と量産を進めていた。
21型 
作戦の成功率を高めるため母機を銀河に変更したもの。自重の軽減のため、爆弾の搭載量を減らしている。(1200kg→800kg)
試験段階で終戦を迎えたため、実戦には参加していない。      

22型
発進後の飛行距離の増大を目指して、エンジンを改造したもの。
21型と同じく試験段階で終戦を迎えたため、実戦には参加していない。

33型
母機をさらにパワーのある連山に変更したもの。また、桜花のエンジン自体も改良されたが、こちらは、連山自体増備されなかったため、量産されなかった。

43型
ジェットエンジンを搭載し、200km近い航続距離を得たタイプ。陸上にある専用カタパルトから、発進する予定で開発された。エンジンや燃料タンク設置のために、爆薬は600kgに減らされた。練習型および多くの発進基地は完成しており、実戦機も大量生産への秒読み段階にあった。とされている。

音速雷撃隊

漫画銀河鉄道999』でおなじみの、漫画家松本零士は『戦場まんがシリーズ』において『音速雷撃隊』という作品を出している。後に『ザ・コクピット』のタイトルでOVA化もされた。

関連イラスト

桜花
神風特別攻撃機 櫻花


関連タグ

特攻 大日本帝国海軍 太平洋戦争 爆弾 自爆

龍鳳:戦争末期に桜花の輸送艦として使用されていた航空母艦。

雲龍:航空母艦として建造されたが、パイロットや艦載機が払底していた為に本来の役目を果たすことはできず、桜花の輸送任務中に潜水艦の雷撃に遭い、誘爆を引き起こして沈没している。なお、雲龍の出撃はこれが最初で最後である。

  • なお、回天の実装が艦隊これくしょん』の運営側から否定されている以上、こちらもおそらく実装はなされないと思われる。

オウカオー:『リーンの翼』に登場するオーラバトラー。桜花が名前のモデルであり、更に搭乗者自身もかつて桜花に乗っていたという設定を持つ。
紺碧の艦隊:同名の航空機が登場するが、こちらは戦時増産型噴式迎撃戦闘機(名の由来は同一、もしくは上記の特攻機からと思われる)。初戦で本土空襲を狙ったナチスドイツ軍の爆撃機10機を、5機で全機撃墜する戦果を挙げた。

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