プロフィール
| 出身 | 島根県松江市 |
|---|---|
| 生年月日 | 1987年6月2日 |
| 身長・体重 | 180cm、88kg |
| 投球・打撃 | 右投左打 |
| 守備位置 | 外野手、内野手 |
| プロ入り | 2006年高校生ドラフト3位 |
| 所属 | 横浜ベイスターズ・横浜DeNAベイスターズ(2007～2020)⇒読売ジャイアンツ(2021～) |
経歴
開星高校では1年時からレギュラーを務め、3年夏に甲子園出場。
2006年高校生ドラフト3位で横浜ベイスターズに指名され入団した。主な同期入団選手は高崎健太郎、北篤、下園辰哉。
プロ入り後2年間は二軍で鍛えられ、3年目の2009年に一軍デビュー。この年は22試合に出場して打率.128と振るわなかったが、ここで初本塁打をマークする。2010年はイースタン・リーグ盗塁王を獲得した。
球団名が変わった2012年からは機動力野球を掲げるチームの中で積極起用される機会が増えた。しかし2013年では内野の守備でやらかすことが多く2014年は外野手に転向、背番号が3に変更された。すると守備が見違えるようにうまくなり142試合に出場し、盗塁王のタイトルを獲得。一方で2018・2019年は右肩の状態が思わしくなく手術を受けた影響で共に41試合の出場にとどまった。
2020年は1番打者として名を連ねたことを皮切りに、シーズンを通して高い打率をキープ。リーグ2位の打率.323、19本塁打、53打点というキャリアハイの成績を残した。シーズン88得点もリーグ最高記録。シーズン終了後FA宣言を行い、読売ジャイアンツへ移籍。
梶谷隆幸の消失
上記の通り2013年では、内野の守備や走塁でそのタイミングでいるべき場所にいないというやらかしが多く、一連のやらかしは某ラノベにちなんで梶谷隆幸の消失とか梶谷隆幸の暴走と呼ばれた。
- 2013年4月9日の広島東洋カープ戦。3回表二死満塁の大竹寛の当たりはショートゴロという討ち取ったあたりだったのだが、ゴロの処理にあたった石川雄洋がセカンドに投げようとしたところセカンドの梶谷隆幸が何故か二塁におらず、石川は慌てて一塁に変更したがこの隙が仇となり大竹はセーフ。この間に二人本塁に到達し攻守交替のハズが2点も献上してしまう。
- 2013年4月21日中日戦。7回表無死1・2塁の場面で大島洋平が三塁方向へバントし、大原慎司が捕球したが、サードの梶谷も前進しすぎた為三塁フォースアウトが成立せず中日に同点においつくチャンスを与えてしまう。
- 2013年6月3日北海道日本ハムファイターズ戦。6回表無死満塁のチャンスでトニ・ブランコはライトへの犠牲フライを打ち上げ、ライトの佐藤賢治が捕球した直後三塁走者の金城龍彦はセオリー通り一度タッチアップのスタートを切ってから三塁ベースに戻った。ところが二塁走者の梶谷が何故かタッチアップで暴走してしまい、二・三塁間で挟まれてしまう。このため金城はやむを得ず三塁から飛び出し本塁へ向かったが当然タッチアウト。一死満塁で続くはずだったチャンスが二死2・3塁になり、後続も凡退したためこの回は1点止まり。試合も負けてしまい中畑監督も呆れてしまう。
- 2013年8月3日中日戦。9回表二死一塁の時に走者の大島洋平が盗塁をしかけ、捕手の鶴岡一成は二塁に送球したが、ショート梶谷・セカンド石川のいずれもベースカバーに入っておらず、ボールはセンターへと転々。大島は三塁まで進塁し、理不尽にも鶴岡に悪送球が記録された。
- その後、2014年からは外野に転向し、前年のやらかしが嘘のように攻守で活躍するようになる。が、今度は気を付けていた本人も予想外の珍事が発生する。
- 2015年8月18日の東京ヤクルト戦、五回に雄平のライトフェンス際への打球をジャンピングキャッチで捕捉するも着地地点近くの”介護のツクイ”の文字が書かれたフェンスの扉に施錠がされておらず（先日のゆずのライブのあとのスタッフの施錠し忘れ）、衝撃で扉が開いてしまいそのまま通路に倒れこんでしまう。幸い本人にはけがもなく打球もこぼさなかったため抜ければ二塁打以上になりかねなかったアタリをアウトにすることができた。この件に関しては梶谷に落ち度がないどころか敵のチャンスを見事に阻止した見事なファインプレーなのだが、予想外の珍事に観客や実況どころか梶谷本人も苦笑いしていた。
- 同じ試合の八回裏では梶谷がライトに向けて場外ホームランを叩き込み、球場から球を消した。
- 2020年にはFAを行使、巨人に移籍。横浜から消える。巨人の規則で髭も剃りトレードマークの髭も消える。ちなみに何の因果か消失案件一番目の大竹と一年限りだがチームメイトとなった。
