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概要

後醍醐天皇が統べる朝廷において新しく国司に任じられた人物。白粉で化粧し、眉を描いた典型的な麻呂顔が特徴的。一人称も「麻呂」である。

京より信濃に下向後、旧幕府が定めた税法を無視して私腹を肥やして信濃を「麻呂世界」と呼ぶ自身の理想郷とし、民を虐げ殺害することも厭わない性格をした独裁者同然の国司である。


武力19蛮性70
知力80忠義37
政治39混沌46
統率20革新86
魅力4逃隠21

技能:公家の武弓術10%上昇
技能:気概(乙)確率で行動力を減らさず行動できる
備考:国司の酷使民忠誠度と引き換えに税収を倍にできる
備考:早すぎた才戦闘御輿と戦車を生産できる また、長く生きるほど新しい兵器、建築物を発明出来る
マーキング・パターン扇に桜

お飾りの役職とはいえ、名目上は信濃守護職となった小笠原貞宗の上司であることから、先の強引な徴税に関して具申しようとした貞宗を黙らせた挙げ句におちょくって困惑させており、そして彼による圧政に耐えかねて激怒した北信濃の豪族・保科弥三郎、四宮左衛門太郎らに反乱を起こされてしまう。


モデルは建武政権が任命した公家の国司「清原真人某」(実名は伝わっていない)であると思われる。


部下からは無能国司と陰で扱き下ろされ、自ら戦場に赴いては味方の足を引っ張りまくったりと絵に描いたような無能であるが、時代を変えようとする気概や野心は人一倍であり、また建築においては飛び抜けて優れた才覚を有している。生まれた時代や立場が違えば一角の人間として地位を得られたであろうと評価されている。


信濃で反乱が起きた際は圧倒的な物量差で楽勝な戦いであったにもかかわらず、自らの慢心と采配の誤りで敵を大勢逃すという痴態を晒し、「自分が信濃を統治するのは無理。元々下級貴族の出なので国司になれる家柄でも器でもない。(意訳)」と京へ逃げ帰るが、鎌倉の時代からその気概を買っていたと後醍醐天皇の激励を受け、自分のための「麻呂世界」ではなく後醍醐天皇こと帝のための「帝世界」を作ると決意。信濃へと舞い戻る。

中先代の乱における前哨戦では強固な戦闘神輿を考案。自らが乗り込んで戦い、常識外れの戦術で保科党を翻弄するが、弱点を突かれ敗北。瘴奸の奇襲によって何とか命は助かったもののまたもや心が折れてしまい、京へ逃げ帰って再び後醍醐天皇に会おうとするが、門前払いを食らってしまう。

しかしそこで足利尊氏と出会ってしまい、「もう戦は嫌でごじゃるぅ」と泣きじゃくりながら想いを打ち明け、尊氏の笑顔に気を許してしまったが最後、悪しき神力と呼ぶべき物を注入されて洗脳されてしまう。再度信濃へ戻るが、その姿はまるで悪霊に取り憑かれたかのようであった…


そして中先代の乱ではこの時代では到底考えられない大量の弩を装備した巨大な戦車を様々な構造物を流用する事で僅か三日で作り出し、自らが乗り込んで火車鬼 清原信濃守として三度時行達の前に立ち塞がる。戦車で戦場を蹂躙し、保科領の領民を攫い盾とする、その様子はまさに鬼。によると「生まれた時代と生まれた身分と、信じる相手を間違ってしまったひと」「あれはもう元に戻れない」とのこと。

信濃の戦を終わらせるべく、彼を楽にさせるべく、頼重と時行は軍を率いて突撃する。

信濃守自身は巨大戦車先端にある櫓に籠り、安全圏から攻撃を続けるも巨大戦車を駆け上がってきた時行が放った神力が込められた黒曜石の破魔矢で傷つけられた事で内の悪しき神力を焼き払われ、苦しみ悶えて櫓から首を出してしまう。そこを四宮に狙われ、襟を矢で固定されてしまい、保科弥三郎に首を斬られた。

死の間際「麻呂はただ…世界を作りたかっただけなのに」と自身の行いを振り返るが、一体誰の為の世界を作りたかったのか最早分からず、「尊氏あぁぁぁぁ」と尊氏の名を叫びながら絶命した。


生まれた時代と、出会った人物が違えば、彼は歴史に名を残す名君となれただろう……


関連タグ

逃げ上手の若君 小笠原貞宗(逃げ上手の若君)


関連キャラクター

バレンドス親衛隊長…アニメ映画UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガーの登場人物で、コミカライズ版では清原同様に「巨大戦力に拉致した捕虜を括り付けて人間の盾として使い主人公陣営を追い詰めるも、直接の被害者による怒りの刃で引導を渡される」と言う同様の末路を辿った。

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